子育てのスタイル:Parenting styleというのは大まかに分けて4つあるとされており、この基本的な4つのスタイルをどんどん細分類化したものが、現代の私たちには提供されています。昨今では ”helicopter parent” などと呼ばれるものがあり、それがどのカテゴリーから派生したものかわからない人が多いです。日本語でも毒親などと言われていますが、この基本の4つのどこに当たるのか?は、示されていないことが多いため、単に「毒親」という言葉がどんどん前面に出てきます。
褒める子育てが流行したり、教育を外注するのにその塾や習い事の態度をどのように捉えるのかを議論しなかったり、困ったことがけっこう起きています。親御さんたちも混乱じゃないでしょうか?(・・;)
歴史的には、日本の子育てはどうだったか?ということもあまりわかっていない人が多いです。その人たちが大人になり、自分が子育てされたことを繰り返す確率が8割。違いを模索する人が2割くらいなのが、パレート法と呼ばれるものです。
ところが現状、子育てに悩んだことがない人はかなり少ない。うーん、たぶん親になる準備ができていない人が親になった場合、悩まないかもしれません。親権を放棄できたり、誰かに押し付けたり、という事例もあります。昔は経済的な理由や疾病による理由だったものが、精神的な成熟によるもの、薬物や犯罪に関与したために親権に疑いがあるもの、親同士の婚姻破綻によるものなど、原因も多様的に細分類化してきているのが現状です。
ということは・・・、大人こそがそろそろ大人としての成熟について、子どもをどのように育てるほうがいいのか?を真摯に学ぶことしかチョイスは残されていないのではないでしょうか?
漠然と、「子どもは未来の宝!」と胸を張って言えることはステキです。とはいえ、それを実践しているかどうか?が問われていることに気づいているでしょうか?
そもそも、ヒトとしての成り立ちや、人として成熟するとはどういうことなのか?ということに、これまであまり注目してこなかったこと、教育がなされていないことが、ボタンの掛け違えが始まった過ちの起点になります。社会に合わせていればいい、という考え方も、日本の文化で、それにはいいところもあれば悪いところもある。
「みんな」「ふつう」という平均や多数について、よし・合格点と思うメンタルから、さまざまな選択肢に影響があることについて、多くの人々はわかっていません。
危ういのは、自分の見ている世界観や価値観が正しいからと、子どもたちにも押し付けていくことで、それを正当化するために、多数を使ったり、権威や権力の傘の下でそれを敢行することです。
子どもたちの心は鳥のように自由で、これまで書いてきた心理Blogの通り、可能性をたくさん秘めています。それを早期に摘んでしまい、芽や種を奥の奥の奥においやってしまうことがあると、そのあとのその子の人生がどうなってしまうのか?という結果を遠く想像することができないまま、「この子のために」という愛の名の下に、かなりなムリを強いてしまうんですよね。
虐待や放置じゃないからいいじゃないか!という意見もあるかもしれません。けれども、その子に依っては虐待や放置のほうがいい場合だってゼロなわけじゃないのです。そうした意味では、日々、試されている日々が続きます。
親になるのをライセンス制度にしたほうがいい!と、私は極論めいた意見をもう25年くらい前から掲げています(笑)。それがしっかりと固まった頃、私は親にならないことを決断しました。
では、本日はご自分がどのジャンルの子育てで育てられたかご確認ください。
4つのカテゴリーはこれ:
シリーズでこの4つの子育てスタイルを解説していきます!
オンライン
グループレッスン
期間限定 キャンペーン!
12月末締め切り
1月スタート
英語基礎コース 全42レッスン
土曜日 8-10時コース
日曜日 10-12時コース
どちらかをお選びください。グループ上限は8名とします。
グループChatworkで「添削・質問・相談」ただし、相談は期間中個別でも受け付けます
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独学教材 260単元 動画+テキスト+ドリル つき
42レッスン終了後も1年間は毎週連続してレッスンを展開:内容は生徒さんの希望により たとえばTOEICや演習など
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