一時の感情で物事や他者を振り回している自分に気づけますか?ゆとりがないと客観的自己が姿をすっかり隠してしまいます。心理学では、Self-awareness:自己認識が、客観的なのか、主観的なのか?(外側から観察した自分の集合体か、心の裡側に向かって問いかける形か)という分野でこの自己の見方を測ります。
子どもが発達していく中、実は自己を認識できるようになって以降(個体差がありますが、15ヶ月くらい)から、どんなプロセスで、この客観的自己が認知でき、世界が広がるか?ということを研究してくれている学者がけっこういます。本当にありがたい♪世界が広がり、自分以外のいろいろな考え方を知り、狭い中でグルグル生きていく必要がなくなるって、なんだかとってもポジティブです。
気づいていますか?
― ケンカをしているときは主観がち
― 自己嫌悪に陥っているときは客観がちで、その後、たいへんに主観的になる
― 他者に好かれたいと思っているときは客観がち
などなどの自分を。
この偏りが社会動物の心の健全を左右します:
― 同時にバランスよく主観と客観を持てたほうがいい場合
― タイミングをズラしたほうがいい場合
― 物事によっては主観のみや客観のみで突っ走ったほうがいい場合
― バランスがどの程度の割合
がいいのかを正確に客観的に判断することで、結果がおのずと変わってきます。
もちろんコレらには個体差があります。
本当に何かを学んでいるときは、非常に客観的になれていることに気づけます。が、この際に少しだけ時間を割いて、主観とのカップリングをすることにより、学びは加速します。主観を研ぎ澄ますために、客観があり、客観だけでは単なる多数決の確認にしかならない可能性も高いわけです。ゆえになかなか独学が進まない、という事態が起きてしまうわけですね。ですので、自己から逃れられないヒトは、自分の主観を確かめながら、たくさんの事実や他者の主観とのハザマで生きている中、この場合やこの相手、このタイミングや場所では、などなどを統計学を自然と取り込んでいます。
この経験則を学ぶために、ぜひとも心理と英語をいっしょに学んでみて、他のことを学ぶときにもそれをバンバン応用してみてください。
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