前回 もう一度見直してみたいものを読書リストから抽出してみることを提案しました。 なぜならばもう一度繰り返し 読むことによって、自分のどこが成長したか、 どこが核となるものであって変わりがないか など見ることができるようになるという利点があるということもご理解していただいたかと思います。
では次は時間軸を未来に向けてみましょう。
自分がどうなりたいのか? 何を知りたいのか? 何が足りないと自覚していて 何に今興味を持っているのか?どんなことを制覇したいと思っているのか?世界をどのように見つめていて、何ができると将来的に身を助けるのか?などなど、時間軸を未来に向けてみてください。
そうすると、「なりたい自分」が見えてきます。
そのときにきついことではありますが、自分を客観視できるかどうか?世界をひいき目なしにまんべんなく広く見られるかどうか?で、成長のために知りたいと思うことが変わります。
とはいえ、読書で頭でっかちの方向にぐんとズレてしまうのではなく、行動も伴うようにしてもらいたいです。せっかく学んだことを行動にして、実際の成果を得る、という流れを作ってもらいたいです。
世界観として、「自分には関係ない」「自分などには到底できない」ことがないと思うために、子ども時代の絵本などは存在します。前回の「読み直したいもの」の中にたくさんの子ども心 Child-like mind をくすぐるものがあるといいです(^^♪
そして、次々と実際にやってみて、できるようになる自分を発見していく。
たとえ未だやらないとしても、「やればできる気がする」をどんどんと確信にしていく。うぬぼれじゃなくて、本当に、ですよ。なので、簡単でできることは次々にどんどんバリバリやってもらいたいのです。主人公が食べていたおいしそうなごはんを作るとか、昔の友人にコンタクトをとるとか、旅に出かけるとか、お墓参りをするとか、誰かに理解をシェアしてもらうために質問するとか・・・。
今読みたいものが、明日の自分を作っていくということを信じられるようになったらすごいです。youtube ではなく、映画やドラマではなく、本で映像を自分を主人公にして作ることができたら、もう万歳状態が出来上がります。
さらに、ここで温故知新を実践してもらいたいのです。古典を読む。
古典:
1 古い時代に書かれた書物。当代・現代からみて、古い時代に属する書物。
2 学問・芸術のある分野において、歴史的価値をもつとともに、後世の人の教養に資すると考えられるもの。多く、著述作品についていう。
3 芸能の世界で、近代に興った流派に対し、古い伝統に根ざしたもの。
4 古くからの定め。古代の儀式や法式。
なぜ大切なのか?人類有史の中でも淘汰されずに残ってきたものや、核となるもの、基本のキをどうしても学んで身に着けてもらいたいからです。これらは必ずあなたの生涯の教養の礎となります。
さて、さっそく何が読みたいか、考えてリスト化してみてくださいね(^^♪






