EQ: Emotonal Quotient 情緒・感情指数: 自分や他者の感情を正しく認識・理解し、適切にコントロール・活用する能力。IQ(知能指数)が論理的思考力や知識を指すのに対し、EQは人間関係の構築やストレス管理、目標達成に必須。
これがなければ成熟度はまったく上がらず・・・。なぜならばやはりヒトは感情を持つイキモノなので、同じ仕事でも気心知れて信用できる相手としたほうがずっと効率も上がるし、笑いながら仕事ができたほうがストレスもほぼなく、決断も正しいものになりやすいからです。人生がうまく行くためには、このEQを高くしていく土台を持っているかどうかで、かなりの差が生まれます。
具体的な向上方法は以下の通りです。
1. 自己認識・自己管理を高める方法(自分の感情を理解する)
- 感情の言語化(メモ・日記・記録): その日感じたイライラや喜びを具体的に日記に書く。感情のトリガー(引き金)が分かるようになる。
- 感情のパターン分析: どんな時にネガティブになり、どうすれば回復するかを記録し、冷静になる時間を設ける。
- 瞑想・マインドフルネス: 自分の感情を客観的に観察する力を養う。
- 感謝の記録: 毎日感謝していることを3つ書き出し、ポジティブな感情を育てる。
つい最近日本に上陸した学術論文で、毎日朝晩感謝を1-2個しているかどうかで、幸せ・満足度が劇的に違うというWell-beingに関与していることが発表されました。しかもこれには蛇足があり、もともとが不幸であったり、生まれや育ちに困難があるヒトのほうが感じやすいという結果が出ているということ。であれば、やはりことわざの「苦労は買ってでもしろ」だとか「逆境は人を育てる」は、あながち嘘じゃないことになりますね。希望が持てます。
2. 共感・社交スキルを高める方法(他者の感情を理解する)
- 傾聴の習慣: 相手の言葉だけでなく、感情や背景(行間)を理解しようとして聞く。
- 非言語情報の観察: 目線、声のトーン、表情、仕草から相手の真意を読み取る。
- 視点交換(ロールプレイング): 対立が起きた際、「もし自分があの人だったら」と視点を変えて考える。
- 良いところを見つける: 相手の行動の裏にある意図や、良いところを探す習慣をつける。
そして実際に交流できる範囲の人であれば、深い話ができるような状況になったときにはチャンス!です。自分が観察したことやRole-playingで想像したことが正解だったかどうかわかります。この質問がうまくできるかどうかでさらにEQは試されていきます。相手を怒らせてしまわないように、興味を持っているだけでなく、自分と同じように扱えるかどうかがさらに試されていきます。
3. 日常の意識的なトレーニング
- フィードバックを求める: 周囲に自分の感情的な対応について意見をもらう。
- 即座に反応しない: イライラした時、すぐに反応せず深呼吸をして冷静になってから対応する。
自分の傾向を知るために心理学者たちが開発した性格診断をしてみるといいかと思います。それにある欠点にもなる長所について、距離感の近い他者にフィードバックを求めることができます。こういう場面でこういうタイミングで感情的になる、ネガティブな印象があるということを率直に話してくれる人がいることに感謝してください。
EQは筋肉と同じで、日常の小さな地道な訓練(習慣化)によって中長期的に高めることが可能です。 それがイコール心理的な成熟です。面倒なのでやめてしまい停滞している大人も山ほどいます。けれども成熟し続けることで、自分も周囲ももっともっと倖せになれることを実感していけたら、もう成長をやめることはできません♬




