大きく悲しいことがなくなっているワタクシですが、細かく小さく悲しいことは毎日のようにあります。とはいえ、即効性が必要なほどに落ち込むわけでもなく、ケロケロしてしまうので、悲しいなんて感情、いつ感じているわけ!?と言われてしまうのがオチです。
この世のあらゆるもののほとんどは、Dichotomy/Polarity 2つの極にあるもので2つのラインになっており、真ん中が平均で、その細分化をしている人とそうではない人、そういう見方をしている人とそういう見方をしていない人に分かれるわけです。
悲しいというのも、ネガティブな感情のひとつではありますが、その強弱を考えてみないことには、どの程度?というのはわからず、自分の悲しみのキャパ全体を考えることがなくては、その瞬間に感じている悲しみも、実体はよくわからないままなのでした。
とはいえ、この心地悪い感情にずっと渦巻かれているのは忍びない・・・。
即効性求む!ですよね。
最も簡単なのは、逃げることか、向き合うこと。これもDichotomy/Polarityです。私は向き合うことを常にオススメしています。体力がない、タイミングが悪い、などの場合を除いてですけど。逃げてしまうと、再びや三度、似たようなことに陥る可能性が高くなるので、そっちはどうしてもオススメしたくはないのです。
向き合うには、おそらく痛すぎるとは思いますが、他者に話してしまうことですね。どんなに痛烈に批判・批評されても、それを飲む。一旦頭と心に浸透させた上で、二度とこんな想いはしたくない!と心に刻み、その作戦を立てるためにも身体に覚えておいてもらうわけです。
湖底まで、どん底まで落ちてしまい、その後、蹴りあげて登ってくるほうが、中途半端にグルグルしているよりは、ずっと未来が拓ける可能性が高いので、こちらをオススメしています。
もしも話す相手が見つからないのであれば、書き出してしまい、自分が少し冷静になれたら読み返すことですね。色や線や形をたくさん使って、分類したりいろいろ書き出してしまえば、きっと何かが見えてきます。
話す&書くの前に、さんざん泣いてしまうこともお忘れなく。できたら、抱きしめられるぬいぐるみや枕があると尚よし、です。もしそれがヒトだった場合には、まだ何も言わないようにお願いしておきましょう。気が済むレベルまで泣き終えてから、話を聴いてもらうことにしてください。でないと、新たな悲しみを背負うことになります。
走ったり、やけ食い・自棄飲みをしたり、なかったこととして買い物を爆発的にしたり、などは、いわゆる逃避なのでやめたほうがいいです。裡側にこもったあと、出しまくってしまい、もう出すものがない、くらい、吸える空気がないくらいにしてみると、悲しみは吹っ飛びます。
そこから、ピンクや黄色、オレンジなどの明るい色が見えてくること請け合いですので、ぜひともどん底まで♪で、即効性をお試しくださいませ。
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