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捨てる習慣

モノをたくさん買いすぎることやそれが行き過ぎてゴミ屋敷になってしまうことは、精神疾患のひとつであることはこれまでも心理Blogで取り上げてきました。では、どうすればいいのか?やはり思い切って捨てることです。その前に、まずやらねばならぬのは、買うことを控えることですが、その次が捨てること。

買うのを完全に止めることはムリなので、段階的に変えていきます。

  1. 確実に消耗品だとみなせるものだけは買っていい
  2. 捨てると決めたものがあればその代わりに買っていい
  3. いくつか、あるいはたくさん捨てたご褒美として買っていい

などと、ルールを決めていくと、買う個数やそれに掛かる経済的負担も軽くなっていくことでしょう。

この次に捨てるという行為そのものに取り掛かります。

まずは数が多いアイテムの洗い出しをしてみてください。化粧品類・衣類もジャンル分け・キッチンアイテム・洗面所道具・文具・書籍などなど、それぞれのアイテムの分類をしたあと、可視化できる状態にします。

たとえば、収納しきれていないものはおそらく数が多く、自分の習慣化できている管理下には置けていないものです。

例ですが、たとえば下着をブラとパンツと補正下着などと分けたあと、それぞれの項目を可視化できる状態になっているか(抽斗などで)見てみたあと、数のReasoning 論理立てをしてみます。

  • 実際に使っているもの・たまに使うもの→では用途は?
  • しばらく身に着けていないもの→どのくらい?などと分けていき、本当に使うものだけを残す
  • 傷んでいるものをまず捨てる
  • 使わないものに対しても具体的に使う用途が思いつかなければ「次は捨てる」の場所に移動
  • よく使うものを手前にして、使わないものは見えるところには置くのだけれども、分類した感をしっかり出す

さらに、もうひとつの危険ジャンルは、「まだおろしていない新品」です。これがたくさんある場合、無駄に買い物をしていることは、どうしても意識化してほしいです。いつ使うようになるのか?ふだん使いサイクルにいつ入るのか?がわかればいいですが、まだおろしていない新品なので、売ったり上げたりすることを考えてみてください。

この理由も心情的にはわからないでもないのです。

痩せたら着る・春になったら着るなど、いろいろ言い訳はできてしまうことでしょう。が、ここは心を鬼にしてまだおろしていないものを買っただけで使わないことを、反省会を開いていただけたらと思います。

もうひとつの危険ジャンルは、「思い入れの強いもの」ですが、ときめき整理術などでは、「ときめくもの」と非常に曖昧なので、実際に受講してみないとわからないんじゃないかと想像します。だって、言い訳が通用するジャンルじゃーないですか(笑)。たとえば写真。もうデジタル化して残せるので、物体として残すのはいつも見ているものだけでいいですよね。しかも、デジタル化すれば写真立てにして、クルクルといつも見られます。他にも、小物類は無駄に保管していませんか?化粧品のおまけの試供品やら小筆やらその他、けっこう要らないものはたくさんあるはずなので、1週間に7つ捨てるくらいの気合いで行ってほしいところです。

引っ越しなどがない限り、多くを捨てることは無理なので、ぜひとも1日1個計算で、ギリギリまですっきりさせてみると、生活は確実に変わります。

我が家の場合は、母が無意味に保管していたタオル類をきちんと分類しました(笑)。アメリカから持って来た大判すぎるバスタオルは、母が「次に入院した時に使う」などという不思議な分類をしていたのです(笑)。なぜそんな不幸を想定するのか・・・。わからん・・・。(・・;) ですので、バスローブがちょうど古くなっていたので、バスローブを捨て、私がすでに下しているものから使い始めました。キッチン関連のふきんやその他の布類もなぜか50枚ほどあったので、それも雑巾にするものを分類し、実際に猫用におろしたり、掃除用として使い始め、半分になりました。せっかくの消耗品は使わないとね♬

生活を軽いステップで送るために、ぜひともこそぎ取れるものは捨ててくださいね!

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