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日本では生涯未婚率が高くなっていますがなぜ?

 

経済的な理由がずしんと結果に反映されるいい例が、生涯未婚率でしょうねぇ。一言で言えば、「社会が悪いから」「結婚によさを認められない」で片づけたいところですが、ちょっと考えていきましょう。

 

経済的な男女差というのが少しずつ薄れてきた結果、必ずしも女性は結婚という職業を選ぶ必要性がなくなったことが第一に挙げられます。

 

1985年に制定されて、1986年から実施された男女雇用機会均等法により、女性の雇用機会が増えて、「腰かけ」「寿退社」などの現象が劇的に減りました。30年経ちましたので、女性が管理職に就くことも実現してきましたが、そのスピードは遅い、と私個人は感じています。まぁ、人員を丸ごと取り換えたり、意識を変革するのはけっこうな時間がかかるのですよねぇ。

 

他にも貧富の差がアメリカのように広がってきて、子どもを育てたり、生活していくことそのものが非常にたいへんな層の厚みが増えてきたことがあります。新カースト制度 このピラミッドを見ていただくと、中流以上で生活していくためには、昭和までの男性がBreadwinnerとして外で働き、女性は子育てと家事に専念する、という形では到底無理!という層の厚みが増えてきたのです。そうして、無理やりに二馬力で働いて、子どもを託児所に預けたり、高齢化社会になったために親世代に頼るという状態が、かなり「普通」になってきて、その四苦八苦ぶりを横目で見て、人々がどう感じてきたか?

 

おそらく、「夢に描いたような結婚生活などないに等しい」と思うようになっていると予測できてしまいます。イクメン・家事分担などが男性に伸し掛かってくるようになり、そもそも自由でいたい男性たちは、結婚に夢を抱かなくなっていくのは当然なのかもしれません。

 

女性側からしてみても、こんなにがんばっているのに誰も認めてくれない、という想いは増えることはあれ、減ることもない状態が、発言小町などで多く見られます(私個人は、週に1回ほど発言小町を見て、世相を学んでいるのでした)。

 

さらに、恋愛→結婚というコースのほうが、お見合いや紹介よりもずっと増えたことも一因としては挙げられます。昔は、適齢期なるものがあって(遠い目)、近所のおばさんやおじさん、親戚などなど、おせっかいな人々が段取ってくれたものだったのですが、イマドキは、核家族化も進み、どんどんと結婚は産業となってきています。結婚式をしない傾向も増えてきて(経済的な理由だけではなく、自由度の推進もあって)、その分、「いい出遭い」が重要だとアピールされていき、結婚で人生が左右されるようなことも、実際は今も昔も変わらないのかもしれません。だとしたら、結婚しないで左右されない方がいい!と思う人も増えますよねぇ (・・;)

 

とはいえ、淋しい&寂しい気持ちも増えていき、確信的に結婚しない、未婚でいる、という人々よりも、Ambivalentに結婚しない人も増えているのかなぁという感想にはなっております。

 

私は一度結婚して離婚したので、結婚はもういいです(笑)。社会が求めるようなことは今後ないことを祈りつつ、自由に暮らしていけたらと思います!