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早寝早起きのススメ

12/12/2006 にアップした文章です。

 

18年半前、アメリカに渡ってものすごぉく驚いたことは、「うわぁ、アメリカって大半の人たちが朝型なんだなぁ」ということ。24時間のスーパーがあるにしろ、フリーウェイの込み具合や、TVのニュースの始まる時間などを見ると、そのかなりの数の人々は、朝かなり早く起きている。すごいっ!と思ったのです。

なぜに、朝早く起きて、夜はわりと早めに寝るのがいいのか?コレに正確に答えられる人は周りに今までいたでしょうか?

答えは、「体内時計は太陽の光のリズムに合わせるから」です。電気に頼って暮らすのが当たり前になった現代、こんなあったりまえのことも気づかない人間は増えていると思うのです。生命体のメカニズムである大きな法則性を破りながら生きているのは、寿命を縮めることに自らいそしんでいることになります。体内時計というのは、相当に大切な部門で、それにより全体のリズムを決めているのですから、他の司令塔も合わせないわけにはいかないわけです。地球の公転に合わせて、その体内時計も支配されています。地域や季節で日照時間が違うので、身体のリズムもそれに合わせなければうまく機能しないことになり、分泌物の量やタイミングもそれによって変化します。

1日が24時間なのは当たり前なのですが、実際の体内時計はきっちり24時間にはなっていません。少しずつですがズレています。それが季節や時差に合わせることのできるゆとりをもたらしていると言われています。最初はねずみで実験されたのですが、人間でも日照の強弱や長さなどを調節した実験が行われて、体内時計はかなりいろいろなところで感知されていることがわかっています。意外な場所では、足の膝の裏とかね(笑)。視神経だけではなく、皮膚でも、ということを証明したかったのでしょうが、選んだところがよりによって足の膝の裏とは・・・(爆)。私の大学のDr. Zuckerチームがやったのですが、その頃はたいへんに新鮮でした。

朝起きたばかりのときに、しっかりとお日様を浴びるだけで、その夜の睡眠が整うための準備をしている、と言えば、きちんとお日様に当たるよう意識が行くでしょうか?現代人には、睡眠障害をたとえ一時的にでも持つ人が多く、

・          ずっと眠り続けていられない

・          入眠がむずかしい

・          時間が足りない

などなどならば、誰でも経験したことがあるかと思うのです。高いお布団がバカ売れしだしたのは、人生の3分の1は寝ているというコマーシャルからだったようです。お日様に当たるだけで、睡眠障害が軽くなるならば、やってみてもいいよね?お金かからないし・・・。

『人形佐七捕り物帳』を読んでいてもわかるのは、貧乏な人々は、ろうそくも油もふんだんに使えず、やはり日が暮れた時間から2時間や3時間ほどを細々とした暗い灯りの下で過ごしたあと、相当に早い時間に寝ていたことがわかります。主人公の親分や下っ引きは事件に絡む探索で、外に夜中まで出ているとしても、市井の人々は質素だったよね・・・。大木戸が締まってしまう仕組みでもあったため、現代人のように好き勝手にどこかに行くこともできず、やはり早寝早起きだったんだろう・・・。しかも、銭湯は朝が主流だったっていうのもステキだよなぁ・・・。夜入る人たちもたくさんいたのですが、朝早く起きて銭湯に行く人が主流だったって、なんだかゆとりあるなぁ・・・。

さて、私もアメリカに行って、ニュースその他を見てびっくりしているばかりではなく、最初に通った英語学校も、朝の8時に集合し、8時30分にはすでに授業が始まるというスケジュールでした。夕方4時までびっしり授業で、金曜日まであったので、かなり勉強をした気持ちになっていました。2ヶ月目からは、午前中だけ授業を受け、午後は働いていたのですが、4時過ぎの視聴覚室での仕事で、みんながテープを聴いてListeningをしているのを管理しつつ、私もやっていたので、2時間の半分の1時間は勉強ができていたように思います。そのあと、バスを2本か3路線など乗り換えないとホームステイに帰れない学生たちを送り(有料だったんだよね・・・、がめつい私は・・・)、自分がいっしょに住んでいる学生たちといっしょに帰り、みんながゆったりしているところ、私は夕ご飯を作っていました。それが家賃を安くする労働だったので、文句は一切ありません。宿題を済ませて、翌日のお弁当(タッパーに容れたお弁当を売っていたため)の仕込みをしたら、私は相当疲れて眠っていたわけです。当時、入眠障害などカケラもありませんでした。11時に眠って6時に起きるパターンは固く守られていたわけです。

航空学校に行ってからも、西さんといっしょに住むようになってからも、早寝早起きは11時からズレることはあまりなく、朝も8時前には確実に起きる生活は保たれました。そのせいなのか、大学に戻ってからは、朝7時からの授業を取ることもあり(なぜかってやる気がある生徒が多いんで、先生も採点が細やかで指導もよかった・・・)、昼寝をするために一度家に戻り、夜の授業を受けることもありました(昼間ちゃんと労働している学生が通うので、この場合にはテストが簡単になる傾向がありました・爆)。けれども、昼寝らしい昼寝ができない私は、3時間(90分サイクルを2回)寝ちゃうんだよねぇ(笑)。そのときは、少し体調が左右された気もします。

PTSDのせいで、私の体内時計はかなり狂いましたが、復学したときにはまた、前のように早寝早起き型になりました。でないと脳みそがうまく働かないというのも実感できたし、読書などもスピードがまったく違う。週に600ページ読まねばならない場合には、スピードは相当問題なのです。睡眠を確保することと、その働きを鮮明にすることに、かなりな重きを置かねばならぬ・・・。

卒業したあとは、日本の時間に合わせて仕事の打ち合わせやスカイプをしていたので、夜中の2時くらいまでPCの前に座っており、起きる時間が8時から10時とバラけていたのです。あのときはけっこうつらかった・・・。映画やドキュメンタリーをつけっぱなしにしつつ、仕事をこなしたり、待ち時間を潰すのですが、やはり脳みそを含めた身体全体は早寝を希望していたに違いない・・・。

そして今ですよ、今。日本に戻ってきてから、しばらくは早寝早起きを励行していたのですが、宵っ張りの母を持つ私は、11時過ぎてからもTVがついていることを気にしなくなった・・・。そこで考えたのが、朝5時から8時の肉体労働のバイトなのですが、まだ明けてないじゃんね(爆)。お日様の光を浴びるうんぬんの話にはなっていないわけです。土日にはその肉体労働を11時やお昼くらいまで延長してやり、ほとほと疲れ果てて、昼寝を3時間以上している自分に気づき、これじゃーいかん、と思うわけなのです・・・。

組み立て等も好きなので、この年末年始、仕事がストップするあいだ、8時から4時くらいの仕事がないかなぁ、と、また軽い肉体労働を探してみようか、と思っているところです。私の考えの中心にあるのは、あくまで「脳みそを常に活性化させて使いたい」ということらしい・・・。なのに、酒を飲むと「我を忘れたい」になるのはなぜなのか?(爆)不思議です・・・。

 

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