多くの人たちが自分の欠点を直したいと願うのでしょうが、それは少し違う・・・。私はこの法則性を割と早期に発見してしまっていたのですが、それゆえに、かなりひとりをエンジョイしてきたのですが、私の核の部分は6歳から9歳くらいの頃の自分のままで、余計な欲や世間知のようなものはついてこなかったなぁと、つくづくよかったと思うのです。
Precious One English Schoolでは、心理レッスンを15ほど、42レッスンの中に組み込んでいるのですが、その中で自分を深く知り、世の中をどのように見るのか、学ぶための早道はどうしたらいいのか、などなど、いろいろと積み重ねていきます。その中に、欠点をどう捉えるか?というのもあります。
自分の欠点を見つめると、委縮してしまったり、哀しい気持ちになったり、とnegativeに支配されることが多いのでしょうが、実際は違う視点から見ることができるようになれば、謙虚さが過ぎることもなく、卑屈さや卑下に埋もれてしまうこともなく、安泰です。だって、欠点は同時に長所でもあるわけですから。
Time:タイミングや時期
Place:場所や立場
Opportunity:機会や場合
Person:ヒト、相手
によって、あなたの欠点は長所に変わります。
あるヒトは、「几帳面」かもしれませんが、この4つがズレていると「神経質」という見方になるだけで、丁寧に仕事をすることは悪くはない。ただ、この4つの要素にマッチした振る舞い、行動ができるようになるのが大切なわけです。
たまに間違って「神経質」に見えても、まだまだ練習中なので腐ることなくトレーニングです(笑)。
そしてしばらくして査定をします。どうしても4要素にマッチしたようにはできない、と判断したら、少しひっこめたり、マイルドにするための方法論を考える。
たとえば、私個人は、とっても感情的で考える前に動いてしまう子どもだったのです。まぁ、子どもはみんなそんなものだとは思うのだけれども、とにかく両親には怒られた・・・。(・・;) よく泣いてよく笑って、よく動いて破壊し、ヒトを不愉快にすることも日常で・・・。
そのじゃじゃ馬さ加減を、出していいタイミングや場所、場合や相手を、ものすごくいろいろと考えてトライしたつもりだったのに、20歳を過ぎるても、まぁ、よく失敗したものです。それでも少しずつ、心地のよい表現ができるようになり始めた頃、渡米して、とても自由になりました。この4つをものすごく注意せずとも大丈夫!という幅が増えたからです。他者を不愉快にしたり、迷惑を掛けることが減って、罪悪感も減って、非常にラクになりました。
そして、欠点と思われていたあれこれは、長所として受け止められることが多くなり、圧倒的に定着し、すごくラクになったのではあります。ところが、母の介護のために日本に戻ったあとは、やっぱりアジャストが必要で、髪が細くなるほどにまたもやストレスになりましたが・・・(笑)。
できることが増えたので、日本でも私を許してくれるタイミングや場所、機会やニンゲンが増えました。スキルをつけるのも大切ですね。とはいえ、自分の長所は芽を摘んでしまうことなく、出していけるように温存してください!
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