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母の老い

独楽鼠の母がどんどん認知症が進み、最悪の場合は、数分ほどで忘れてしまうことがあったりする状態になりました。ひょっとすると私は仕事をセーブして、家にいなければならないかもしれない時期が必要とされるかもしれず、ヘルパーさんを頼むのも制限されてしまうので、なんだか本当に見えない敵に立ち向かう引き締まった気持ちでいるのでした。

気分が萎えているわけではなく、笑って、「まずーい!」と言えるくらいで、そのために着々と前倒しでいろいろ準備せねばならぬところです。それはおそらく、もう何年ものあいだ、これに向かって来ていたからかと。とはいえ、途中誤算もたくさんありましたし、試行錯誤もありました。きっとこの先もあることでしょう。とはいえ、心が折れて戻らないということはなく、このまま進むしかないよね、という全部ひっくるめて受け止めた感しか残ってはおらず、そのためにもエネルギー保存の法則を使おうではないか!と思っているところです。

というわけで、私は車の免許が失効中なので、それを一発免許で取ろうとしていたり(9月末までが目標)、引越しをやはりマンションの平らなところへ、という準備していたり、荷物を一気に60%ほどに減らしたりしているところです。

母がしっかりしていた3年ちょっと前までは、家事分担はわずか10%ほどだったのが、現在、80%は私がやっております。彼女が問題なくできることは、洗濯のみ。ただ、畳んだあとに振り分けして仕舞うことは自分の分しかもうできません。さまざまな小さいものをさまざまな場所に置き、それですぐに忘れてしまうのです。なので、調理はちょっともう無理で、調味料などは探せないですし、出しっぱなしや置きっぱなし、放置が多くなったので、トレイやまとまりとして置いておき、ただ電子レンジを使うだけ、取り出すだけ、にしておきます。お風呂やシャワーは、まだひとりで入れるのですが、あと数か月から2年くらいで無理になるのかな、という足腰の弱り具合です。階段で訓練できると思ったのですが、まったくのところやる気がないですし、散歩も行きませんね・・・。しかも、靴下を脱がないと滑って転んでしまうので、もう階段がないところに引っ越そうと思った次第です。私が仕事に出ているときに転ぶようなことがあったら、骨折どころじゃ済まないかもしれないです。

狭い社会だけで生きてきて、学歴も教養も低いままで来た母は、今やることがまったくありません。脳トレゲームも、漢字ドリルも、何もしてくれないです。パズルもやらないし、当然、PCやスマホなどは興味の対象ですらありません。現在では、家の電話をわざわざつけている理由は、彼女が他に連絡の取りようがないからなのです。あの大きいプッシュしか使えないわけです。当然、FAXつきなど無理です。

趣味から実益になっていたもので洋裁があるのですが、目がさほど見えなくなってきたので、もうあまりやらないです。ミシンも4種類持っていたのが、2台に減り、今はその2台が稼働するのは月に1回もありません。直しながら着る洋服もなくなりました。編み物はそもそもあまりしなかったですし、彼女が目下、日中やっていることは、ラジオとTVだけなのです。しかも高額で購入した補聴器も使えず(壊したことを言えない模様・・・汗)、集音器を買いに行こうと誘っても要らないと言い、33などのボリュームで聴いてしまっています(平常、私は10とか11、近所がうるさいときでも13がMAXくらいのもの)。ラジオは音が割れていても気づけず、たぶんその音域は聴こえていないのでしょうね・・・。

楽しいことがなくて不憫すぎます。

助かるなーと思うのは、ごはんを食べたことは忘れないです(笑)。

健康ランドに連れていったりしても、すぐに疲れてしまうし、食べる量は減ったし、楽しくもない模様なのです。買い物はもう足が疲れるので、あまり行きたくなく、自分が食べるアイスや果物をたまーに、そうですねぇ、2-3週に1回ほど買い物に出るだけです。ただ、これも問題があって、あるものを買ってしまうことが増えたので、基本、自分のもの以外は買わない約束をしているのですが、買って被ってしまうことが多いです。

これよりもっとたいへんになるのは折り込み済み。あとは、仕事とのバランスをどうするか、作戦を立てつつ、みなさまの力を借りつつ、がんばるのみです。よっしゃー!

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