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気前がいい

2006-03-28 にアップした文章です。

気前:(1) 物惜しみしない性質。金銭を惜しまずに使う性質。 (2) 気だて。気質。 

金遣いが荒いのか?とも思えますが、私はとにかく気前がいいです。なーんでもあげちゃいますし、お金もさばさば使います。捨てなければいけないものは悲しいとは思っても、「えいっ!」と捨てることができます。モノは所詮モノですし、お金はまた稼げばいいわけです。

商売を始めてから、これがサンプル配布に影響しています。サンプルを差し上げることは大切ですが、商売に繋がらない人々に配ってもしょうがない(笑)。どこかで繋がっていくのだよ、と自分に言い聞かせて配っています。

私の周りの人で、気前がよくない人は今はあまりいません。私はケチがどうしても気の毒でいっしょにいられないのです。若い頃はみな欲しいものがたくさんあり、あれこれやりくりしたり、優先順位を決めて買い物をし、いつも金欠だったので、友だちや知り合いがケチになる場面はたくさん見てきました。が、自立したあとに、ケチくさい人のそばにいるのは、とても居心地が悪かったのです。

見栄を張ってお金を払ったり、モノを配ったりすることはまったくありません。が、同様にお金がないことをアピールしすぎることも、やはり私にはどうしても解せないことでした。私は貧乏慣れしていましたが(笑)、それでもお金がないことは他人に必要以外は話しませんでした。今お金がなければ、稼げばいいわけですから、「バイトだから次の時に誘って」と簡単に言うことができました。遊園地に行くのにジェットコースターに乗れないまま、ベンチに座って他人が乗っているのを見ているようなことは、私にはできません。

ケチ:(1)金銭や品物を惜しがって出さないこと。また、そのようなさまや人。吝嗇(りんしよく)。 (2)貧弱で取るに足りないこと。くだらないこと。また、そのさま。 (3)こせこせして卑しいこと。気持ちのせまいこと。また、そのさま。

私の父は、どちらかというとケチな気質でした。きちんと小銭入れを持ち、その中にお札を折りたたみ入れていました。札入れは仕事場に行くスーツの中には入れていたようですが、私はめったに見ることがありませんでした。彼が、気前がよくなる場面は、お酒を飲んだときのみで、あとはとてもケチくさい人でした。貧乏だからそうなったのか?とも思えるのですが、同じ貧乏環境にいたのに母は違いましたね。後先なしにお金を使ってしまう、という説もありますが(爆)、彼女はぱぱっとお金を使うのです。今もとても楽しそうよ♪

自分の幼い頃の絵柄としてとても切ないのは、お菓子をみんなに配ってしまい、自分の取り分がものすごく少ない、というもの。私はいつもそうだったのです。なのにいつもおなかを空かせており、我慢していました。「配ってしまった自分が悪いんだ・・・」と。それでもうれしそうに手を広げているみんなの顔を見てしまうと、どうしても自分にちゃんと等分に来るようには配れない。そんな私はいつも給食当番では、パンを配りました(爆)。おかずはダメなのです。おかわり用を残せないバカモノだったからです・・・。班で合議をした結果、私はいつもパンだったな・・・。

パーティーをやるときに料理を作るときもそうです。必ず余る量を作ります。そしてその余ったものを何日もかけて自分で食べていく。ちょうどいい量を知っているつもりでも、余るように作る。でないと、お客様は「最後」に手をつけられないと思うからです。いろいろな文化で、「料理は必ず余るように作る」という風習があるのですが、私はその比較的原始的なエンターテイメントをカバーしています。つい最近も、博多風水炊きを3日かけて食べ終わりました(笑)。ひとり暮らしをしているので、たくさん作っておいて週末を友と楽しみ、そのあと余り物を水曜日くらいまでかけて食べるのは、私にとってはまったく苦ではありません。

日本から持ち帰ってきたおみやげ類もそうです。配るの大好きですね(笑)。文具もお新香もお菓子も乾物も、バンバン配ります。あとから自分で「ああああ、アレは私が味見もしてないやつだ。あげなければ食べられたな」と思うこともしばしばですが、懲りない私は、「次の帰国のときに買えばいいや」と気軽です。で、よく忘れています。特に執着していないのでしょう。

私の周りの経済的に自立している大人もまたみなケチではないです。本当に気前がいい。ビジネスパートナーは、1枚300ドルほどするアイスホッケーのジャージを、我が家に3枚だか4枚置いています。くれてしまったものだと思っているに違いありません。いや、ちゃんと返しますよ(笑)。彼はご馳走するのもかなり得意です。洋服は以前のエッセイに書いた通り、まとめ買いなので、かなりの金額になります。彼は本当に気前がいいです。

パートナーも同様で、生活費の細かいことをあれこれ言ったことは一度たりともありません。経費はすべて切り上げで考えて、ざくざくと行きます。私も同じなので、結果的にお金が余っていると、ふたりして「得したね♪」と歓んでいます←してないと思うんだけどね・・・(笑)。私は母とは違うので、黙って冷蔵庫やエアコンを買うことはありませんが、パートナーはそれらについても気前がいいです。「買えばいいじゃない」が得意なフレーズです。

私の親友も相当気前がいいです。彼女がLA近くから日本に引越しをするときは、100万以上相当の家具をくれました。いつもごはんを食べるときには、どちらが払うかで少しだけもめました。今は順番方式にしています(笑)。

そうなのよ、稼げばいいだけのことなのよ、と私はいつも思っています。これまでもそうしてきたし、これからもそうしていきます。モノはいつまでも残らないので、簡単にさよならできるほうがいいのです。

物事にはメリハリが大切です。私はたくさんの紳士に気前のいいことで授かる恩恵を見てきました。なので、私もそれを見習っていこうと思うのです。お金もモノも使うためにあるので、有効に使うようにしています。貯金がたくさんあるよりは、不動産に投資したほうがいいと思うのが私なので、会社もかなりの即断で起すことができました。

どうなるか楽しみです。気前がいいことが凶と出たら夢も希望もないですもんね。

 

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