実際のところは、気分は体調によってひどく左右されます。ところが、現代人の切ないところは、特に身体をしっかり動かす習慣が仕事にあまりない人の切ないところは、「身体の声が聴けないところ」です。気づくのは症状がけっこう進んでしまってから、ということが多いようです。
鼻水が出てきた、熱が出てきた、食欲がない、などなど、重篤まで行かずとも、普段通りではないCapacity内を少し超えてしまった状態になることが多くなってしまいます。
身体の声が聴けると、気分が高まらない理由に、「体調が少しズレてる⇒戻そう」となるんですが、その段階がないまま、なんとなく気分が重い、億劫だ、やりたくない、などという範囲で、まだまだ体調は崩れていないように見えることが多いようです。
高まらないときには何をしたらいいのか?
1.やらない
緊急性がさほど高くはない場合、先延ばしにしてもギリギリセーフな場合は、やろうと努力したり、焦るのをやめてください。<(_ _)> まだ機が熟していないのです。が、ヒトは覚醒しているときは、何かをしているものなのです。TVを観たり、本を読んだり、ネットサーフィンをしたり、まぁ、何かはやっています。それらがバカらしくなるほどやってみて、あとでうんと後悔してみたらいいです。二度とこんな時間の使い方はしたくないと思うのか、それとも「うわー、ああ、せいせいした!」と思うのかの違いです。後者でない場合は、気分が乗らない、というのは言い訳だと自覚してみてください。
2.掃除をする
一挙両得なので、掃除をしてしまいませう。運動に出かけるのは億劫でも、掃除をしたほうがいい箇所は、きっと家の中に見つかります。なければ、鍋・フライパンなどを磨いてみたり、食品庫の整理をしたり、買い物リストを作ったりもできます。そうなると、関連したことをやりたくなり、いろいろやっていくうちに、「あれ?何でこんなことしているんだろう?何かやることがあったんじゃないか?」と思い出したりします。そういう道のりは道のりでいいものです(^^♪ だって、きれいになるんですからねぇ。
3.お風呂に入る
家を掃除するのが苦手すぎる人は、自分をきれいにしてください(笑)。いつもはやらないトリートメントや顔パックや手足の手入れなども含め、とことんやってみてください。気分が上がります。疲れたら寝てしまえばいいです。寝て起きたあとは、きっと気力は充実している確率が高いです。
4.運動をする
家の中でできる運動を知っている人はぜひとも、無理であれば外に散歩くらいの気持ちで出るのはいいです。スマホについている万歩計が成果を教えてくれます。草木を観て、空を眺めて、いつもの町中が違うように見えたら、きっと気力は充実し始めています!
5.気分が高まらない邪魔な原因ととことん向き合う
気分を下げている原因を知っている場合は、ここを対策してしまったほうが早道です。人間関係でも、自分の認知(考え方・世界の捉え方や価値観)が歪んでしまっているかもしれないし、自分とは合わない人とおつきあいしているゆえに起きたことなのかもしれません。能力についてウダウダ考えている前に、「あれ、やっちゃったほうが早いかも・・・」と思ったらシメタものです。
6.いつもと違うことに手をつけてみる
いつもだったらやらないことをやるいいチャンスです。気分が乗らないんだから、高まってくれないんだから、という理由を大上段に振りかざして、花を買ってみたり、ジャンクフードに囲まれてみたり、それらが自分の気持ちにとってプラス:ポジティブになるのか、マイナス:ネガティブになるのか、あとで大笑いできたら、もう気力は充実しているはずです。
7.単純に寝る
私はこれすぐにやっちゃうんですが、けっこう疲れていると寝ちゃえます(笑)。ネコがそばにいてくーくーと音がするとさらにいい感じに眠れて、起きるとやる気に満ちています。夢も見られるので、それがブーストしてくれることも多いです。
8.単純作業を続ける
ぬり絵・パズル・漢字書き取りなどなど、内職セットは持っていないとは思いますが、単純作業を続けていくと、それに疲れてきます。もっと複雑なことがしたくなるはずです(笑)。
9.何もしないにトライ
たぶんできないと思います(笑)。
いかがでしょうか?きっとこれらを繰り返すと、気分が乗らないんだよねぇ、とは言えなくなっている自分に気づき、自分で気分が乗っているときに複雑な仕事をして、フツー・中立のときに難易度中の仕事をして、乗らないなぁと思うときに、割と簡単なことをしているのに気づきます。
これが人生のコツだったりします(^^♪
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