沈黙が気まずいのは日本人だけ?—「間」を楽しむ文化

誰しもそばに人がいるのに会話をしないとか交流がないままの状態が続くのは、やはり気まずいです。それは文化を超えても同じこと。ただ、沈黙をどのくらいどう捉えるかには、文化差・個人差が大きいです。

沈黙が気まずいと感じるのは日本人だけではなく、欧米諸国などでは沈黙は「気まずい(Awkward)」とされ、すぐに言葉で埋めようとする傾向があります。一方、日本文化では沈黙は必ずしもネガティブではなく、むしろ「間」や「余白」を大切にする文化的な背景が存在します。 

1. 沈黙への耐性は日本の方が高い 

調査によると、「沈黙が気まずく感じるまでの時間」の平均は世界全体で約6.8秒ですが、日本人は7.8秒と、世界平均よりも長く沈黙に耐えられる(気まずさを感じにくい)傾向にあります。 

この1秒がどのくらいの差なのか、わかりにくいとは思いますが、たぶん恋人や家族や親友で実験してみると相当な違いだということがわかると思います。

2. 日本の「間(ま)」と「静けさ」の文化

「語らずして伝える」文化: 日本は言葉以外の要素(文脈や背景)でコミュニケーションをとる「ハイコンテクスト文化」であり、言葉が少ない社会ほど沈黙にメッセージを読み取る能力が高いとされています。

「あえて残す」美学: 西洋が「形」や「音」で空間を満たすことを重視するのに対し、日本はあえて何もない「余白」を残すことで美しさや深さを表そうとします。 

3. 海外(欧米)の傾向

欧米のコミュニケーションでは、会話の沈黙は「会話が滞っている」または「気まずい」と見なされることが多いです。特にアメリカなどでは、沈黙を避けるために会話を続ける傾向があります。 

4. なぜ「気まずい」と感じるのか

現代では、日本でも「沈黙が気まずい」と敬遠されることも増えており、特に「空気を読もうとしすぎる」人は、沈黙を不安に感じやすい傾向があります。 

このように、日本には「間」を楽しむ文化的な土壌があるものの、現代においてはその感じ方も個人や状況によって異なるのが実情です。

古舘伊知郎氏がテレビ朝日を辞めて独立し、最初にインタビューをじっくり観たときに答えていたのが、彼がイチバン好きな歌が、ダウンタウンブギウギバンドの『身も心も』で、私とまったく同じだったのです。https://www.youtube.com/watch?v=w9sP-M3li0k すごくいい歌なので、お時間ある人は聴いてみてください。歌詞染みます。しかも奥様の阿木燿子作詞なのでいいですよー♬

なぜか?彼は「沈黙が怖いから話す人」だったんだけど、私は逆で、本当の静寂が死ぬほど好きで、小さい頃から無音とか無動がどこかにあるのかっていつも考えてきてたから(ないんだけどね・・・)(◎_◎;)。

なので、私は他のことについてはすごく日本人らしいわけじゃないんだけど、ここについては6.8秒以上、沈黙に耐えられちゃいます(笑)。いやいや、むしろ話さないでほしいと思うことも多いんだろうなと思う。

んまぁ、一言で片づければ、わがまま???(・・;)