ブログ

現場の勢い

09/06/2008にアップした文章です。

語学校の金曜日と土曜日は、コントラストがすごい。私は、両方担当しているので、そのコントラストにいつもびっくりしているのです。金曜日は、実際問題、「オープンしている意味はあるか?」と思うほどなのですが、それでも「花の金曜日」の定石を忘れて、毎週通ってくる生徒さんはいます。彼らは、なべて真面目で、期間を決めている腹の括り具合が、見ていてとても気持ちよく、私はいつもサービス残業をしています(笑)。そして、土曜日の生徒さんは、混ざっている・・・。これは、どんな人口でも偏りは少ないのだよ、という正規分布を見ているようなのです。まぁ、大枚を支払っているので、それほど不真面目な生徒さんというのは、ごくごく少ないのですが・・・。



1ヶ月半前までは、青春を一時的にストップさせて、Pauseボタンを押していた、高校3年生の女の子を2コマ続けて、17時から見ていました。TOEFLから初めて、途中からTOEICに切り換えて、かなり伸びたはずではあるのですが、やはり10代というのは困ったことに、誘惑が多すぎることがあり、やっただけ伸びないのはなぜだ?とふと立ち止まることもありました。その子が、韓国に戻り、面接を含む受験をしているので、このコマはなくなり、たいていの場合は、18時半から21時半までなのですが、この4コマに来る人々というのは、とてもストイックで、とても追い詰められていて、とても真面目です。私は彼らがとにかく個人的にも感情移入してしまうほど好きで、かなり奉仕してしまうのでした(笑)。

 

現場の勢いというのは、不思議なもので、そこには損得勘定などは一切介在しなくなってしまい、時間が許す限り、どうもモノにできるものはモノにしてもらいたく・・・。常連さんはたいてい決まってはいるのですが、私は生徒さんに毎週定期的にプライベートレッスンを取ってもらうのは忍びなく、「隔週でもいいよ」などとユルイのです(笑)。なぜならば、40分で10000円も支払う羽目になってしまうわけで・・・。

 

他に、5つグループレッスンを持っているのですが、その中で、たまにプライベートを取れる予算がある人々というのは、わずかに2割。プライベート一辺倒な、Richなのか、追い込まれているのか、な生徒さんもいるのですが、ものすごい金額を支払っていることは予想できます。が、たいていの人々は、グループ中心で、どうしても、というときにだけプライベートを10万円分だけ申し込むというのが多いです。なので、それがフルに使えるように、しみこんだあと、実践をしてもらったあとに予約してくれればいいよ、と気軽なので、きっと私の使命は減らないのでしょう。もっとがっちりきっかり営業しろ、という空気が流れないでもないのですが(苦笑)、それをしたら私は人としてもやっていけないし、講師としてもやっていけないので、まぁ、これで許されているようなところがあります。暗黙のうち、という意味で。ただし、営業側の方々にはご迷惑を掛けているのでしょう。

 

金曜日には勢いに任せて、いろいろな範囲にまでコトが及ぶので、私のほうがむしろ感謝が多いセッションが多くなります。キャリアプランニングだとか、どんなことがわからないのか、など、本当に多岐に渡るので、私もまた学べるという楽しみがあるわけです。

 

土曜日は、やはり正規分布なので、「通っている自分が好きっ!」という生徒さんも、何割かはいます。が、週の中で、土曜日は最も生徒数が多く、のべで130から150くらいの来校があるのです。その中で、私がグループを3つと、プライベートを7コマほど持っているので、20人くらいを見ていることになるのかなぁ。

 

土曜日集中にして、土曜日の朝から晩まで、あるいは昼から晩まで学校に居続ける人はけっこういます。全体の3割くらいはいるのかなぁ。自習をするスペースは、大きな円形テーブルで8人。PCが3台。Listening用が3台。なので、早く来たもの勝ちなのです。そして、昼ごはんを食べに出かけるとなくなってしまう、ということはよくある。それにレッスンの時間には当然、席を明け渡さねばならぬので、椅子取りゲームのようなのだ(笑)。

 

クラスルームは、グループレッスン用のものが5つと、プライベート専用のものが2つで、土曜日は、私はその2つを行ったりきたりするのです。ところが、私が担当した生徒さんで、不真面目な生徒さんは、この1年でふたりいらっしゃり、No Show(いわゆる、予約はしているものの当日になると来ない)の常習犯になっているのです。私は支払ってもらえるのですが、いかんせん、することがない(笑)。そのため、添削やらファイル作りやら手書きでできることをするしかないわけです。もちろん、時間にゆとりができるのですから、フツーなら大歓迎なのでしょう。私も、タバコが吸いに行ける時間が確保できるのはとてもうれしいのですが・・・。いかんせん、時間が過ぎるのが遅く感じるのよ・・・(汗)。

 

そんなときには、自習をしている生徒さんの中で、私がグループレッスンで担当したことのある生徒さんを捕まえて、くっちゃべっているのですが、生徒さんのほうは、「無料でいろいろなTipsをもらってオトク♪」と思ってくださり、けっこういいです(笑)。私からしてみると、Time Killingなのですが・・・。でも、現場の勢いというのはけっこうな臨場感をもたらすもので、なぜかセミレッスンくらいはしてしまうことが多いです(笑)。無料でいいのか?と、廻りを眺めつつ、アドバイスくらいなら、という形態を保ちつつ、実際はいろいろ教えています(笑)。

 

添削用の提出ボックスがあるのですが、最近、私を指名して提出する生徒さんがいらっしゃいます。グループを受け持っていたことがある人たちの中の数名です。なので、私はひとりでけっこう忙しいことがあります(笑)。が、それほど大げさなものではないので、たいてい1枚10分以内には終わります。

 

現場で思うのは、こうして毎週の1日を献身していても、思うように伸びない場合、みなさんどう感じているのか?ということ。私は、目標請負人のサブタイトルを持っているので、目標があれば、プライベートであれば達成しますが、グループだといかんせん、ひとりひとりに目が届き難いのです。なので、グループのみなさんは、横繋がりを持ったほうがいい、といつも力説するのです。そうして、ごはんや飲みがあるのであれば、私を招待してくれればいいわけで・・・←結局飲みかよ(笑)。

 

そうして、現場ではいろいろなことを言いたい放題言っているのですが、家に戻ると、血は争えません。母もひとりでずっとうるさく話しているわけなのよ。今日などは、悪態をついて、「ひとりごとでも話していたほうがアルツハイマーにならないんだってよっ!」と怒られてしまいました(笑)。私は、家に戻ると仏頂面で、黙っていることが多く、PCに向っていたり、本を読んでいたり、ファイルを作ったり、添削をしていたり、とまぁ、忙しいのです。ネコたちのために時間はあるんですが、母はいろいろやることあるしさ・・・(笑)。

 

現場での勢いとは裏腹に、家ではゆっくりしたいって、やっぱりおっさんのメンタリティなのよね・・・(汗)。

 

が、こうした現場だからこそ、私は元気で居られて、ナマケモノにもならず、日々躍進を胸に、自分が怠惰にならぬよう、と心がけることができるのだと、とても感謝しています。校長センセのように、自律してプール通いをあんなにもできるか?と問われると、やっぱりできない・・・。ダラダラとやっていればいいパチンコですら、出たくないことがあるわけで(笑)。やっぱり勢いがある現場を確保しておくことは大切です。私ですらこうなのだから、子育てでブルーになるお母さんたちの気持ち、ものすごくよくわかります。

 

では、勢いを失わないよう、今日もまた仕事に行ってきます。