こうタイトルをタイプしてみると、相当に漠然としている・・・。コレがそもそもいかんのかもしれない。語彙でも、広範囲をカバーする強い言葉と、細かい瑣末なことを表す言葉があるのだけれども、「環境」はたいへんにでかい・・・。それゆえに、たいへんに抽象的になりがちで、人々の心に浸透していかないのだろうなぁ・・・。英語でも同じだし、それはしょうがないことなのだけれども・・・。しかも、「問題」という言葉も同じで、どんどん縮めて範囲を特定するための形容詞や名詞を、頭にどんどんくっつけていかないと、親近感や臨場感が醸し出されない。だから、環境問題ってそもそもとっつきが悪いのね・・・。
コレが環境省のHP>http://www.env.go.jp/ すごくがんばっているのだけれども、これをいちいちクリックして真剣に読む人はいくばくほど存在するのか?私は読みます。活字中毒なので(笑)。教育再生審議会もこれくらいのことはしてほしいものである。できるんじゃないか、と思うのだ。もう、このリンクはすべて、情報の宝庫だよ。よそから引っ張ってこなくて大丈夫。
こんな公募にどのくらいの人が募集しているのか・・・。企業や科学者を相手にしているもの、として、ほぼみんな見ていないのだろうな・・・。http://www.env.go.jp/guide/kobo.html
このページは、家でできる、ひとりひとりが温暖化を防止することが書いてあるので、読まないとダメだ!あまり押し付けることは普段はしないのだけれども、コレは急務なのだ!地球が滅亡する時期を速めているのは確かで、人口が膨れ上がっているのも確か。なので、ひとりひとりの意識をこちらに向けるためだったら、これくらいの義務の遂行はお願いしたい。http://www.env.go.jp/earth/ondanka/kokumin/
薦められるままにチーム員になると、このページにたどり着きます。http://www.team-6.jp/ けっこうな人々がチーム員になっている。うれしいのだけれども、企業は本当に実践しているのかどうか?冷房病などに喘ぐ女性がいるうちはダメなんだろうね?
環境問題について、いろはから知りたい方は、こちらのページから>http://www.env.go.jp/kids/ この子どもの「知ろう!」というページに書かれていることくらいは、ぜひぜひ網羅していただきたいです。でないと、大人として、次世代の人々や動物や植物たちに地球をできるだけきれいな形で渡したい!という動機が確固たるものになりません。http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/kodomo/h18/index.html
さて、基本は網羅していただけたでしょうか?
数学ではなくて、算数程度の数字のセンスでいいのです。どんぶり勘定をしても、地球は膨れ上がっており、人口が増えて熱量も増えて、二酸化炭素がたくさん発生しています。かく言う私も、こうして呼吸をしているので、二酸化炭素を出しているのですが、自分の呼吸を止めることはできないので、最小限にするため、自分ができることはすべて行動に移しています。酸素も増やす努力はしています。徒歩で行ける場所には徒歩で・割り箸はなるべく使わない・お惣菜はプラスチック容器なので買わない・過剰包装をしている商品も買わないし、その会社のものは買わない・環境問題についての倫理観がない会社の製品は一切買わない・電気代のためにも冷暖房は節約し、衣類で調整する・無駄なTVやラジオはつけない(母が好きなのでちょっとケンカになることあり・爆)・ティッシュはトイレ以外で使わないし、新聞も購読しないし、印刷しなくていいものであればしない・シャワーは7分以内(できるからすごいでしょ?)・ごみも出さないよう持ち物チェックをコマメにする、などなど、できることはたくさんあるのだ。
ご自分の生活をチェックするのはこちらのページ>
http://www.eco-family.go.jp/practice/ecocheck_stage01.html
http://www.eco-family.go.jp/practice/ecocheck_stage02.html
http://www.eco-family.go.jp/practice/ecocheck_stage03.html
私は、アメリカに居た頃から、環境問題のためだけではなく、政治的意識もあり、ひとり不買運動をしていたのですが、共感してくれる日本人はとても少なかった。やはり、駐在の奥様たちは、日本にないものをうんと買える環境、しかもうんと安価で買える環境がうれしかったようだ・・・。行き着けのお鮨やさんが大好きだったのは、徹底した倹約や質素をしていたから。できる範囲でのディスプレイや盛り付けで充分だし、食べ物やの勝負は味でしょう・・・。そこが基本なのに、虚飾に走る商売人はとても多い。
車社会に生きていたので、ガソリンや車への意識は高く、買い物は1週間に一度しかしなかったし、ガソリン会社まで選んでいたのだ。アラスカ沖のタンカー事故やその処置などで、企業の倫理はわかる・・・。さらに、保険会社の態度やディーラーの態度もあり、お金ではなく、社会参加態度というのは、消費者として見させていただきましたよ・・・。金欲や暴利に走り、地球をダメにしている企業はとても多いのだ。なので、消費者としては、しっかりした態度で臨まなければいかんのです。
真空パックをする機械を使って、Bulk(お徳用パッケージ、量が多い)で買い物をして小分けしておくだとかも励行。一人暮らしになってからは、本当にこれをやるかやらないかで、食費も違うし、鮮度を保つために使う冷蔵庫やその他、うんと差が出るのだ。でも、日本ではこの真空パック機械は流行っていない・・・。弊社で売っても売れないだろうか?(爆)しかも、企業に儲けさせるばかりではいかんのだ。小さいパッケージだと包装にかかるお金は莫大だし、ごみも多くなるのである。そもそも、政府、環境省がそれを進めてくれれば、ゴミ処理場に数十億円も使わずともいいのに、と、ため息をつく素人なのだ・・・。
いやー、環境省は本当にがんばっているんだなぁ。相当にうれしい♪
ただし、上には上がいて、スウェーデンなどは、早くも、下水を運用してエネルギーを生むことを開発しているし、町の中にはぽつりぽつりとリサイクル用のボトルなどを回収するマシンがあり、人々はそこに持っていって、現金化するようになっているのである。それくらいがんばってほしいもんだ・・・。無理じゃないのだ。他の国ではできているのだから・・・。
アメリカはダメだよ。広大な土地を持っているから、リサイクルやゴミ処理やその他、まったく意識が低い。それについては、私はたいへんに怒りを覚えており、ひとり不買運動やらいろいろな努力は続いたのである。そもそも、靴を履いて家に入るな、という運動をしていたのだけれども(汚くするとごみは増えるし、衛生上もよくないし、それだけきれいにするのに水や洗剤を使うもんね)、取り入れてくれたアメリカ人はけっこういた・・・。うれしかった♪
というわけで、日々の生活にエコロジー心は入れてください。土下座してお願いしたいです。きれいな地球のほうが、「美しい国ニッポン」よりも大切なのだよ・・・。