小さい頃から私はコレに取り憑かれてきたと言っても過言ではないのだった・・・。とにかく、なぜ?どうして?を訊きまくる、たいへんにうっとうしい子どもだったに違いなく・・・。
お金がなかった我が家は、それなのにたいへんに無理をして、この私のためだけに、ブリタニカ百科事典全10巻を買ったのだ。当時はローンがなかった代わりに、「割賦」という制度があって、百科事典の営業マンが毎月決まった日にちに集金に来ていた記憶がある。
そのおじさんが、「うわぁ!すごく使ってるんだね」と、褒めてくれた場面すら思い浮かぶ・・・。第6巻が「動物・植物」だったのだけれども、まぁ、その巻はイチバン最初に手垢まみれになり、現代でいうところのBookoffには持っていけない状態になった。かなり早期に(笑)。
もう今は紙の大きな書籍は流行らないし、売っていないと思う・・・。メルカリとかにあるかな・・・。
でも、本当にブリタニカ百科事典は私の疑問を相当なレベル感で解決してくれた・・・。感謝感激雨あられなのだ。おばあさんになる前に、やっぱりDVDとかは購入しておきたいが、どうだろう?家は大きくしたくないので。モノもたくさん持ちたくないので。でもブリタニカ百科事典レベルのものが欲しい・・・。オンラインでいちいち調べる感じじゃなくて、揃っているやつ!
知りたいという欲を止められないのは、本当に10代はダメだったよね。人間関係が複雑になっていくと、誰が何をしているか、考えているか、どう理解しているか、など、必要以上に訊いてしまって、嫌われる結果になっていたと思うのだ。「なんでそんなこと訊くの?」というのは、よく言われた記憶が残っている・・・。たぶん、かなり奇異に見えたのだろうし、驚異的に圧迫感があったのだろうねぇ・・・。
イヤな子どもだったろうと、今ならば本気で振り返ることはできるんだけど、当時は本当に謎だったよね。なぜみんな知りたくないのだろう?開示できないんだろう?って・・・。
わからないままにしておけるというのはなぜなのか?といつも思っていて、授業を受けることを割と拒否していたのは、それを知ってどうする?と思っていたようなところがあったから・・・。それをどうやって応用させるのだ?と、割と小さい頃から思っていたような高飛車な子どもだったよなぁ・・・。
不思議なことに、脳はけっこうちゃんと育った様子で、子どもの頃の風景や出来事、かなり鮮明に記憶に留まっていることも多いし、後年、自分のためにけっこういいように解釈して改竄した部分も多いと思う(笑)。でも、確実に好奇心はキープできていて、未だに知りたい欲は萎えることない。でも、子どもの頃とは違って、確実に意味のあること、繋がりが自分にとって大切なMissing Linksについて興味が持てるようになって、誰かの頭の中や芸能人ゴシップやら知りたいと思わなくなってきて、面倒はどんどん減ってきているのが幸い。
エネルギー保存です(笑)。
そして、次々と問題は解決していくが、どうしても譲れないものは譲れないので、やっぱりそんなにお金持ちにはならないな(笑)。
コメントを投稿するにはログインしてください。