8 characteristics of authoritarian parenting
子どもに何が起きるか?authoritarian parenting
Autoritarian: 子供の意向や感情的ニーズに関わらず、有無を言わせず頭ごなしに子供を従わせるスタイル。従わない場合は、罰を持って接する。
他にも日本語解釈としては、「権威的・独裁的」とも捉えられます。
支配的で、自分たちが親として子どものことを考えていることが「悪いわけがない」と信じている子育てスタイルです。独裁的子育てスタイルで育つ子供は、一見行儀良く「いい子」に見えますが、社会的なスキルが欠けていたり、将来的にも、不安感やうつや自己評価の低さに悩むことが多いとされています。
このスタイルの悪いところは、賞罰スタイルなので、B. F. SkinnerというBehaviorism:行動修正派の心理学者が確立した Operant Conditioningをかなり頻繁に使って従わせようとする子育てですので、危険すぎます。なぜならば・・・;
- 賞罰がなければ動かなくなる
- 誰も見ていないときには、心が解放される行動を取りたくなる→裏表ができる
- 賞罰のご褒美を徐々に上げていかないと動かなくなる
- 罰を増やすと、ニンゲン的な成熟が遅れる
- 賞罰のタイミングや量・数はたいへんにむずかしく、親の独断がまかり通るようになる
- 親からの支持や罰の一方通行なので、子どもたちに考える力・方法・体験がなくなる
という危険を孕んでいます。他にもきっと瑣末に派生された危険はたくさんついてきます。
が、この内容以前にそもそも、
- 親がどうあるべきか、子がどうあるべきかという理想の姿
- 社会における家族や理想像や家庭内での関係性の理想像
- 子育ての使命とは
などに、個々人が持つズレがあります。そうなると、この子育てスタイルを使う大人に生まれた子どもは、「自分の体験や考えから選び取れる選択肢」がなくなってしまうという、ホラーを背負うことになってしまうわけです。
私個人も、英語を教えている傍ら、カウンセリングを受けることがありますが、親のほうがこの考え方が強い部分がいくつかあり、ゆとりなく、譲ることなく、考え方が固定されすぎていると、子どもはもう牢獄に入っているほどの地獄です。見ていないところでリラックスをしてみても、また戻らねばならない。自活できるまでは、ほぼすべての自由を奪われているような閉塞感に囚われてしまいます。
特に、親の側の「期待感」が強ければ強いほど、子どもは潰れていってしまうだけになっていきます。子どもが本来持つ才能や能力をなかったことにし、とにかく社会や自分が望む子どもを製造しようとしているだけに見えるような、ひどいケースも間々見られます。
社会に出てから不利なことにならないように、と、親御さんたちは自分が信じる、社会が幻想を抱かせる「理想」をどんどん押し付けてきますし、自分たちが生きて来た道のりを正しいものと正当化したいので、さらにもっと圧を掛けてくると思えます。こうなったら子どもたちには、逃げ場がないですよね。
夢を語り、何かひとつでもさせてもらって(このさせてもらうという許可みたいな気持ちが強く埋め込まれる)それがうまく行かなかったときの大いなる絶望に似た落胆を見せられたら、子どもたちはどう感じればいいと言うのでしょうか?
じゃじゃ馬馴らしをするために、多少の圧は必要なのかもしれません。並行して、社会の最低限のルールは理解してもらい、言動に表せるようにしたほうがいいです。が、押し付ける必要があるのか?それ以外に方法はないのか?
もちろん子育てというのは大事業です。なので、批判されて押しつぶされてしまう大人が多いことも重々理解しています。ただ、大人になっても「考える」ということは止めないでいただきたいですね。お子さんが二十歳を過ぎても子どもであることに変わりはないので。
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