08/23/2007 にアップした文章です。
おもしろいニュースがあったのだけれども、とても短かったので、「へぇ・・・」で終わる程度なのかもしれません。私が、22歳のとき、バイト三昧をしていた頃に、政財界の方々に多く知り合ったのですが、その当時、とても新鮮なことばかりで、毎日勉強の日々。その中でも、大きな会社の社長や取締役クラスの人々が、妻を働かせるという概念がなかった中(子会社等に連名したり、チャリティ系のことで使うことはあっても)、ひときわ記憶にあったのが、カラーコーディネーションの「日本での第一人者」となった女性。この記事のせいで検索してしまったよ・・・。あったあった。すごいすごい。著作もけっこうたくさんあるある←この愚かな繰り返しで、けっこう驚いていることを察していただきたい(爆)。
http://www.impression.ne.jp/index.html 私の渡米が1988年4月なので、ちょうと立ち上げてまもなくくらいに聴いた話だったのだ・・・。実際にお会いしたことが数度あり、だんなさまは、英語で歌を歌うDandyな方。As Time Goes by(映画 Casablancaの挿入歌)などを歌う姿は、まだなぜか記憶に焼きついているのが不思議・・・。20数年も続いているということは、やはり成功なさって、お嬢さんたちも生涯かけてできる仕事に就かれたのだなぁ、と、長い歳月の重みを感じています。もちろん、私は彼女たちとは面識がそれほどあるわけもなく、だんなさまやそのお友だちに哀れみを掛けていただいたという程度のものです。
元記事になったニュースは「若い女性は本当にピンク好き」というタイトルなのです(笑)。
私が不思議だったのが、コレがイギリスのチームによる発表だったこと。そうか。アメリカじゃなかったんだ・・・。文化心理学を生物に積極的に繋げるのは、やっぱりアメリカの傾向だと思っていたのだけれども、たくさんの国に飛び火しているんだな、と。日本でも進化心理学や文化心理学という細かい分野に着手している学者が増えて何よりです。おそらく、コレは生物学の論文なので、生物学者がむしろ、心理学に着手したと考えたほうが自然なのだろうなぁ・・・。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%B2%E5%8C%96%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E5%8C%96%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6
ただ、やはり短い解説になっているので、その発展具合は、まだまだ余地があるところなのでしょう。
わずか4行半なのですが、理由付けには進化心理学と文化心理学の要素が入っており、生物学的要因からは、Gender(性)は逃れられぬのか?と思ったりするわけです。感慨深いのだ。
ところが!私個人は、ピンクは好きじゃないのだよなぁ・・・。若い頃から同じで、今も、自分の色彩感覚は、かなりGender本能に反抗したものなのかもしれない、と思うこと多し。ただ、ピンクという中途半端さではなく、赤であれば好きだったし、今もイブニングドレス系のものは赤はいくつか持っています。これを生物学的に解析するとおもしろいのよ。性格もわかっちゃうんです(笑)。
ピンクというのは、まだ熟していない状況の果実類の色を指しており、赤は充分熟しきっている果実とすると、私はやはり生き延びる競争に負けるタイプなんでしょう(笑)。少なくとも、狩猟民族である男たちが出かけているあいだ、子どもの世話をし、住を整え、その住近隣でのGathering(収集)をする能力に長けていないことがわかります。熟しきっているものは、その日か翌日くらいしか食べることができず、冷蔵庫も何もなかった大昔には、私が採ったものは大勢の中では役立つのだろうけれども、少数で移動した狩猟民族グループでは、あまり役立たなかっただろうと思うのだ。男たちは毎日帰ってくるとは限らず、疲れた彼らが戻ったときに、肉といっしょに食すものは、完全に熟していないものも準備せねばならなかったはずなのです。その日、子どもたちと女たちが食べる分しか確保しない本能を持ち、Breadwinnerと呼ばれる稼ぎ手たちをしっかりサポートする、という計画性への知恵・誘導が、本能にはないのか?
が、私は、濃い色のグラデーションにはかなり敏感です。絵の具やさんに行くのが、中学生くらいから好きだったのですが、まったく飽きないで、1時間以上、じーっと眺めていることができるのです。ネーミングに感心したり、光を当てたらどうなるのか考えるのが大好きで、絵心が自分にはまったくないのに、色にはかなり興味を持っていました。当時なかよしだった、ようちゃんが油絵までやっていたし、彼女のお姉さんもデザイナーになるほどの人だったせいもあるかもしれません。意味なく、好きな色のチューブを買うんですが、高いのよ(笑)。それをキーホルダーにして持っていたりしたのですが、ぶつかると穴が開いて漏れるので、途中で断念しました(笑)。
自分が着るものに関しての色彩で、そのときの気分がわかったり、家の中の色彩コーディネーションで生活する気分が変わったりするのは、事実です。それに影響されているということを知らないままで、運気を逃していることはあり、風水よりもずっとこっちの情報のほうが役立つと、私などは思ってしまうのですが・・・(汗)。
http://www.nihon-shikisai-shinrigaku.com/?OVRAW=%E8%89%B2%E5%BD%A9%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6&OVKEY=%E8%89%B2%E5%BD%A9%20%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6&OVMTC=standard&OVADID=1268059541&OVKWID=17065373541 長い(爆)。本科コースなどはバカみたいに高い料金です。が、1日セミナーや4回コースなど、自分や周りに生かしたり、第二義として利用するにはいいことづくめだと思う・・・。
http://www.brush-up.jp/crs/71/0/0.html 通信講座も充分いけます。インテリアやファッション関係の人たちは、追加資格として持っているといいと思います。私もお金と時間にゆとりがあったら欲しいくらいです。すでに持っている知識の資格化という意味では、いいかもしれません。
生き延びていくためには、自己の身体そのものの安全が第一優先になるので、私のように地味な色彩を普段着としていつも着ているのは、悪くないのかもしれません。ダイエットのときに有効な色や、気分がぱっとする色、勉強しやすい色など、本当にいろいろあるのだ。知らないと損なことばかりなんだぜい。
色彩感覚というのは、本能に根ざした理由がついていることが多いので、心理学を勉強していると、その理由づけが簡単にできるので、かなり楽しい。狩猟民族だったスキルを未だに本能として持っている人たちは(男性が多いんですが)、茶色や緑のグラデーションに敏感だったりします。でも、日本人にはグリーンが似合う人がとても少ない。なぜなのか?農耕民族として生きてきた割合がとても多いからだし、狩猟のほとんどが魚だったので、色彩感覚はその点で、それほど磨かれなかったのですね。
建築現場で働いていたときに、万もあるビスやネジの中から、欲しいサイズをひょいっと拾い上げられる人たちがいたのですが、慣れ・経験というのはあるにしろ、彼らはシルバーに敏感だったに違いない・・・。本能なのだろうか?あるいは、後天性なのだろうか?うーむ・・・・。これは難しい・・・。楽しいので、ちょっと色彩感覚について、ネットで拾い読みしてみてね♪
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