Precious One English Schoolでは、英会話に変わるクラスを1月から設けることにしました。Speakingができるようになりたいのは山々。けれども、定型文をいくつも暗記して覚える&憶えるような学び方では、いつまで経っても英語は自在に操れるようにはなりません。
その内容は、2時間ストレートで、USなどにあるESL:English as Second Languageのままのクラスを実現すること。全部英語でレッスンしますが、すべて参加型です。何をどうしてうんぬん、というような、テキストに沿ったものではなく、毎回の課題のための語彙を予め自分で検索してきて(当然これは和英辞典を使って)、そのために話せるイメージを膨らませ、Syllabus(概要)とHomeworkに沿って、レッスン内容をフルに理解して、2時間に臨む、というもの。おそらく準備は30分もかからないはずですが、考えたことがないようなこともたくさん出ます。
21(月)から既存の生徒さんに開始します。英語基礎コースが終わった方であれば、誰でも取れるという形にしようと考えています。なぜならば、この2時間分の準備はかなりきつい(笑)。たぶん2時間近くかかってしまうと思うのです。それらを3年ほど続ければ、Precious One English School自身が経験を積み、データを蓄積できて、完全版にごく近いものにでき、英語基礎コースを取らずとも、レベル分けをすることが可能になると思われます。
それに、これまでの体験上、大人の方で、日本で英語教育を受けた方は、英語に関してや英文法、勉強法に関して、かなり間違った知識を持っていて、英語基礎コースが必須であるためです。自然にごく近い在り方+あなたご自身がなりたい自分になる方向性を決断したあと、それを実行する日々を、無理なく蓄積することで、英語だけではなく、他のすべてがうまく行くようにしています。英語に関しては、心理を混ぜた英語基礎コースを取ることで、発言すること・アウトプットへのハードルが格段に下がります。自由に発言したい気持に自然になっていくわけです。
何も準備できていないままで受講すると、きっと話せる人と話せない人の差が出てしまうはずなのです。そうなるとレベル分けが必要になりますが、それでも、私個人は、誰かをレベル分けする、という考え方に未だ否定的です。そんなものでよいことなど、悪い影響に比べれば微々たるものでしかないからです(心理学で説明できます)。分けられる際、よいレベルに行けた人にとっても、悪い影響はある、ということです。
このやり方のよい点は、文科省の方向性を見極め、国際人材にマッチし、国力を総上げするために、これまでの工業型の教育ではなく、21世紀型の教育に沿った内容にすることが叶うこと。指されて話す、必要に迫られて話す、のではなく、自分で考える力をフルに発揮してもらい、クラスでそれを体現してもらう形にできることです。
準備はたいへんですが、少しずつ積み上げて、レベルごとにできるようにして、英語基礎コースを混ぜる形にしていけたら、と考えています。
こういう解説はあまりしないようにする2時間にしたいと考えています。
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