留学の醍醐味は、英語で生活することそのものを学ぶことで、ぼやーっとしているとやり直しが効かないほどの失敗をしてしまうかもしれない、という危険もあるということですが、日本に居ながらでも、英語で何かを学ぶことは可能です。
でも、多くの教材や英語スクールは、それらを提供しておりませぬ。
それに気付いていたので、Precious One English Schoolでは、オープン当初から、ESLというNativesの先生による、英語だけではないクラスを提供しようとして奮闘しておりました。が、英語で哲学や心理学や数学や社会を学ぶということは、少しハードルが高いと思える人も多いのかもしれません。でも、やっていたのだった・・・。さらに、けっこうみんな理解できるんだよね・・・。
ゲームや裁判制度や買い物の仕方や音楽など、いろいろなことを踏まえたレッスンを展開しつつ、さらにもっとさまざまなことをしようとがんばっております。実際にカラオケに行ったり、キッチンがついている施設を借りて、お料理をしたりなども、8月は強化月間です>大人の社会科見学。
英語で何かを学ぶのであれば、それは:
- とっても簡単な基礎的なものから
- 日本語では充分できることを英語でやり直す
というふたつのどちらかから選ぶのがまずやってみて、手ごたえを感じてみるところです。
難しいことや、日本語ではできないことなどを開始してしまうと、けっこうつらくて三日坊主で終わってしまうかもしれないし、楽しくはないかもしれないです。
楽しくないと続かないしね・・・。(-_-;)
ツアーではなくて、自分でitineraryを作ってみるという例でやってみると、日本語でも自分で旅程を作ったことがないヒトにはけっこう難しい。時刻表の見方がわからないだろうし、船・飛行機・車・電車・バスのどれを選べばいいのか、距離の実感も持てないかもしれないです。
だとしたら、旅程といういくつかのスキルの束ねを発揮するものではなくて、最初に地図の読み方とか、お金の換算とか、ホテルの格について、など、分けて基礎のキから学んでみるのがいいかと思うのです。
Precious One English Schoolでは、簡単な算数から開始するヒトもいますし、自分の職業の専門分野をすべて英語化しようとがんばるヒトもいますし、料理やその他の家事を英語でやってみたり、本や映画から入ったり、年中やるゲームなどを英語にするヒトもいます。
そうすると、既存のスキルが英語でもできるようになる
あるいは
新しい基本的なことを英語でできることが確信できるようになる
という2種類から攻めていくことが可能なので、どちらにせよ、自分が日本語でできることがどんどん増えていくことに変化ナシ。ただ、成功率が高いってことがミソになります。
ちょっとしたことだとは思うのだけれども、カタカナ英語を捨てるというのも大切です。カタカナになっている英語が、英語圏では本当はどう表現するのか?を確認するだけで、その蓄積は、英語で何かを学ぶときに大いに役立ちます。
私が夢を英語で見るようになったのは、渡米して40日目くらいで、部分英語だったのが、10日過ぎて、耳が抜けるように英語がすべて刻んで聴こえるようになったので、前兆だったのかなぁと思います。夢の中では勉強しているところなんてほぼ見ないですしね・・・。もっと日常的なことです。
ですので、英語を学ぶのではなく、英語で何かを学ぶことを前提にしてみてくださいね!
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