英語はゲルマン語族なので、その近辺にある言語は文法的にも似ていますし、同じ語源の語彙も多いです。ドイツ語とオランダ語が似ているということや、使っている人口の切り口でもいいのかもしれないですね。
距離にも着目してみると、フランス語・スペイン語・イタリア語・ポルトガル語などもさほど遠くないです。
ただ、英語をマスターするレベルに達しない状態で、次の言語をやると「混乱」が起きると予測できます。英語がマスターできたあと、次の言語をやると、かなり加速しますし、推測力が格段にアップするので学習者本人がとてもラクになります。
日本語と他言語のBilingual/multilingualの子どもたちを見ていてもわかりますし、そうした研究は進んでいますが、まずは母語をどれくらい修得しているか?で、次の言語の修得率は格段に差が出ます。
英語ができたあとは、というのを考えるのはとても楽しいです(^^♪ とはいえ、日本語での4技能:Speaking/listening/reading/writing やコミュニケーション能力を上げていくことも意識しながら暮らしていき、それを言語学習に繋げていく「意識」が必要です。でなければ、「混乱」「遅延」「未消化」などが次々起きてしまうかと思うのです。
このように語彙も似ているケースが多いので、脳の引き出しが整理されていないと混乱が起きやすいです。
たとえ学習しても、日本に住み続け、あまり移動しなかったり、日本国内でその言語を使用することが少ないと、「忘却」が起きますので、もったいないです。
いろいろと俯瞰的に物事を捉えることができていれば、日本人の有利なのは、
英語→スペイン語→中国語 あたりなのかなぁと感じています。とはいえ、私は中国語は永遠にやりたい気持ちになりそうになく(笑)、スペイン語をもう少しBrush upしたあとは、ハンガリー語だよな!と思っているところです。
みなさんの好き嫌いや美意識は、どの文化やその感性に向いているでしょうか?それがおそらくイチバン大切なことです。好きなものやこだわり、自分自身の在り方にマッチしたものを選んだほうがいいです。遅延や混乱も起きにくいですし、忘却もきっと起きにくくなります。
他言語を話すよりは、聴いてわかる程度に留めておいてもいいかもしれません。漢字で筆談できたり、英語でカバーできたり、まぁ、世のなかどんどん便利になっていきます。言語を使って何をしたいのか?のほうがずっと重要になっていくと思われ、それこそが多様性の花を咲かせて、実のらせ、収穫するということになっていくはずです。
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