実際のところ、英語ができるようになるかどうか?はメンタル80%です!ヒトとして自分がどのように存在しており、どこを目指しており、どのように行動しており、どのような心で発動しており、何にどの程度影響されており、どういう理由に突き動かされやすく、どのような事柄にヘタレやすいか?など、把握しているモノ勝ちです。なぜ発音が日本人バリバリなのか?というのも、実際は何をどのように観て、どのように再現すればいいのか?というのは、メンタルが形成しています。
さて、どのような心持ちになるか、シリーズを楽しんでください!
英語をマスターしていないという自覚がある人は、目の前にいる人が英語を話せる人だったり、 TOEICで自分より高いスコアを持っている人や、 英検の級が高い人などに対して、少し腰が引けてしまいます。 それは仕事でも、歌でも、絵画でも、何でも同じだと思うんですが、 全般的に大きな2つは、学歴と収入だと思います。 そのパワーを誇示する人たちにはどうしても反対できなかったり、きっぱりした態度が取れないという人がかなり多いです。
私は結果として 学歴が高くなりましたが、収入が全くないので(笑)。
では本当に賢い人というのはどんな人でしょうか? 賢くもない人の言うことを聞く必要はないですし、 アドバイスに従う必要もないです。
子供の頃からずっと、日本という文化圏にいる私たちは目上の人たちの言うことを聞かなければいけないと 諭されてきました。 小中高大など学校では先生に従うことも 付け加えられていきます。 部活動などをすると数ヶ月しか生まれた月が変わらないのに言うことを聞かねばならない 先輩も増えてしまうことがあります。 特に 体育会系は強いですね。アルバイト先では仕事の経験がないため 社員さんや先輩たちの言うことを聞くことが 当たり前とされます。
こうして一生懸命社会性を身につけていくのですが、 自分ができることがたくさんになったとしても、上には上がいて必ず誰かの言うことを聞かなければいけないという気持ちになって、圧迫感 や 窮屈感でやるせない気持ちになってきます。
しかも 社会では学歴が高い人や収入が高い人がふんぞり替えている姿をたくさん見ます。 他にも 容姿が良ければお金がついてきたり、運や不安が左右 するのかなという場面を見たり、 実際の その トレンドでニュースやSNSで当たり前のように「パワーを持ってる人の勝ち」を 刷り込まれていくのです。
それはもしかしたら 家庭から始まるのかもしれません。 戦後すぐ には、 江戸時代の名残がまだあったのでしょうね。 明治 大正 と少しだけ緩やかになってきて、 戦争が起こり 日本を大敗戦します。食料も少なく、生きていくためにしなければならないことがたくさんありました。 男尊女卑がなかなか解消されず、 私が子供の頃から 渡米するまでの間は少しずつ カタツムのように革新してきました。 1983年に男女雇用均衡法が 実施された後でも、世の中は まだ勝ち組は負け組、 シングルマザー、 イクメンなど、やはり女性が家庭を 運営し、男は外で頑張るというスタイルが 基本とされ、なかなかかなり遅い スピードで社会が変化してきた感があります。
それと同様に、 やはり パワーゲームは今も続いています。SDGsを 学校で教わってる子供たちですら、 家では 昭和・ 平成子供だった経験がある親に育てられていますから、 その影響力が子供たちを作り上げています。 ましてや 大人になった昔の子供たちは、その呪縛から解かれているとは思えません。
英語を学ぶことに関してもこの影響が強く反映されていて、 物怖じがちではっきり話せないというのは、 日本語でできなければ 英語でもできないだろうなと、教えている側の私でもそう思います。 言えることは、英語を学んで自分が自由な場を得る人も確実にいます。 日本語では言わない はっきりした言い方にヨロコビを 感じ、ますます 英語を話せるようにと 外資系に勤めたり、 海外に出たりする人 もたくさんいます。
私もその口だったのですが、母の介護で一旦帰ってきました。 この後 アメリカにまた戻ります。 誰かの言うことを聞くのではなく自分の人生を是非とも 歩んでいただきたいなと思います。 このメンタルがないと英語をマスターするまでの時間が少し 追加されてしまいます。
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