実際のところ、英語ができるようになるかどうか?はメンタル80%です!ヒトとして自分がどのように存在しており、どこを目指しており、どのように行動しており、どのような心で発動しており、何にどの程度影響されており、どういう理由に突き動かされやすく、どのような事柄にヘタレやすいか?など、把握しているモノ勝ちです。なぜ発音が日本人バリバリなのか?というのも、実際は何をどのように観て、どのように再現すればいいのか?というのは、メンタルが形成しています。
さて、どのような心持ちになるか、シリーズを楽しんでください!
自己肯定感という言葉が 日本上陸したのも かなり 遅かったと思います。私が母の老後をを見るために戻ってきたのが 2008年だったので、その時にはまだ インターネットで取り上げる人は0ではないにしろ 少なかったし、 一般的な人で知ってる人はおりませんでした。そのため 私の初期のテキストにはSelf-Esteemは、「自己尊重感」と訳されてあります。一般的に自己肯定感という言葉が広く流布してきたので、私も日本語訳では使っていますが もっと丁寧に説明しています。 特にインターネットで見かける 間違った概念としては、 マウントする人や自分のことを大きく見せる人、 自慢が大きい人のことを「自己肯定感が高い」と誤解してる人がたくさんいます。違いますから。(^_^;)
自己肯定感:他人と比較するのではなく、そのままの自分を認め、尊重し、自己価値を感じることができる心の状態。
これをきちんと理解していれば、他人と比較する行動である「自分をアピールする」という行為をする人はむしろ逆に自己肯定感が低いということがわかるかと思います。
英語圏の文化である欧米文化の基礎になっている理想形は「絶対評価」ですから、 他人と比較することを嫌います。 なぜならば、 日本文化のように たくさんの人々と袖振り合うも多少の縁をしているわけではなく、多様的に自分に向いてることに 健気に 邁進したり、 他者に対して「 そもそも自分とは違うのだ」 ということを前提に対峙しているからです。
ここは「 相対評価」で社会生活を営んでいる日本人とは違うところです。英語を話せるということは、 文化ごと理解するということなので、 相対評価をやめて 絶対評価にスライドすることができるかどうか が試されていきます。
自分の成長を楽しめ、 他人のように 客観的に見ることができる人こそ、自己肯定感が高くなるベースを持っています。 でなければ英語はたとえ話せるようになったとしても、 自分と違う価値観を持っていたり、 自分より得意なものが違ったり、 苦手なものが違ったりする人々を目の前にして、 対等に話すことはできないでしょう。 対等に話す フリをすることはできるかもしれませんが、 それは とても苦しいことです。
ですので英語を 話せるようになる前に 是非とも 自分のことをもっと好きになってください。そして自分にもっと価値があることを信じてください。
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