英語力が維持できない言い訳 ② 学習習慣の欠如

まず何度もしつこいようですが、みなさんは

  • 学習
  • 勉強

のふたつに差をつけていますか?理解していますか?ここで論じていくのは、学習習慣の欠如であり、勉強の足りなさではないです。座学はする必要がなく、問題を解いたり、その丸つけをしたり、などは要りません。

学習ですから、直接生活に密接に繋がることを目標としてそのために何をしているか?というのが問題です。

だってぇ、勉強って無駄に時間が掛かるということに気づいていらっしゃる方どのくらいおられます?もちろん集中力を高めることは大切ですし、「解」にたどり着くためのプロセス思考を養うことはとっても大切です。ただ、その基本の原理原則がわかって、それを定着させるにはどうすればいいか?をみなさんは単に「勉強する」とかなり浅いところで解決した気持ちになっていることは否めません。

ちなみにA.I.による解説がこんな感じです。みなさん、昨今A.I.を頻用なさっているのであればわかるはずなんですが、あまり勉強してませんか?←ちょいと嫌味な言い方ごめんなさい。<(_ _)>

勉強:知識や技能の習得に向けた努力や作業で、内発的な興味や探求心といった要素は必ずしも伴わず、強制的なニュアンスを持つこともある。

学習:習得した知識や経験を通じて行動が変化していく過程そのものを指し、主体的な探求や経験の積み重ねによる「習得」という結果に焦点を当てる。

ということは、授業・動画・ネット・レッスンなどで知識や技能が入ったことを確認したら、行動化すべきなんですよ!その行動が足りない、定着化していない、がゆえに、ずっと学習が足りないあるいは欠如していることになっていくわけなのです・・・。(◎_◎;)

よく言うところの「頭ではわかっているけど納得できていないから使えない、敢えてやろうとは思わない」というような感じです。

倖せなことに言語は「行動することでコミュニケーションが成立する」ので、この行動化が大切なわけですよ。

まずここで大切なのは、どこをどう勉強すればいいのかわかっているかどうか、です。たとえばPrecious One English Schoolでは、Shadowing/Dictationは否定させていただいております。習慣としてやり続けるには、あまりに時間が掛かるし、今の自分の技能を否定し続けなければならないし、短い文を暗記できてしまうような方法で、自分の脳内を自分の力で説明することがすっぽ抜けてしまうやり方だからです。

そうした意味では、もう知識や技術の頂点目標や自分目標がわかっていれば、あとは、それに近づくために習慣の組み立てをすればいいだけ。

Precious One English Schoolでは、最近Canda留学3か月から戻ってきた大学生がいるんですが、その子が戻ってきていろいろ説明してくれた中に、「先生のおっしゃる通り(ここは敬語でうれしい(^^♪)、あとは生活のいろいろが英語でできるようになるだけです!」とわかってくれていたことです。

勉強はある一定期間、最低限から積み上げていく知識の厚みに対してオープンマインドでいられる基礎のキを不動のものにしたあと、あとは気持ちを「自分にとって新しいものを採り入れる」「採り入れたものが自然な形で体感に落ちていることを確認する行為や習慣や環境を手に入れる」でいいわけです。それを繰り返し成功させていくこと。それにより、日本語であろうが、PC操作であろうが、ボルダリングであろうが、コミュニケーション全般であろうが、洗練されて精度が上がっていくのみ、です。

学習は生きていくこととイコールにしてしまえば、勉強なんぞ、ほんの短い一定期間で「チェック」および「入れ方のコツ」を学べばいいだけです。少なくとも私個人はそうしてきた自覚しかないし、生徒さんで速習が叶っている方はみなそんな感じです。

さて、あなたはどうします?挫折し続け、勉強を続けるよりは、何が足りないのか、まずは勉強部分をチェックしたあと、自分の生活習慣が学習と直結しているかどうか、確かめてみてね(^^♪