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英語力が維持できない言い訳 ③ 明確な目標の欠如

何度か触れてきましたが、なぜ英語ができるようになりたいのか?英語ができるようになったら何に使うのか?がぼんやりしている方々が多いため、維持向上には直接的には繋がらない場合が多いです。

目標が大雑把な方向性のみ、というか・・・。

  • 仕事に使いたい
  • 転職したい
  • 留学したい:学部くらいまではだいたいわかっているくらいが多い
  • 海外旅行に行きたい
  • ちょっとした会話は不自由がないようにしたい
  • TOEICのスコアが取りたい

などというものすごく幅が広い感じで、日本語の High Contextをものすごく反映しているなぁと思わされてしまうのです。

High Context: コミュニケーションにおいて言葉以外の文脈や背景、共通認識への依存度が高い文化であるために生じる。これは「空気を読む」「行間を読む」「阿吽の呼吸」といった言葉に象徴され、相手の意図を察して会話が成り立つことを重視する特徴がある。また、主語の省略や間接的な表現が多い傾向がある。

英語はその逆の Low contextなため、英語をやるんだったらこのLow contextな表現しましょうよ(^^♪という最初のお誘いが、この目標の具体化です。

どこに向かってどうやって行くのか、という道を選ぶのにも困るし、どんな装備が必要なのか、どんなモノを持って行けばいいのかなどなど、いろいろと邪魔が多くて、マスターまでに時間が掛かったり、「急がば回れ」が多すぎて、イッタイいつになったら到着するのかもわかんないですから・・・。

基礎になるものを網羅していく最中に、何をより先に、何をより確実に、何をより強固に、など見えていたほうが役に立ちます。

しかもメンタルにいい!近づいている実感ほど励みになるものはないですからね(^^♪ 自分のイメージしている自分像が理想に徐々に近づいている出世街道であれば、具体的に実感が湧きます。そうなると実現に何がどのくらい足りない!などというのもかなり見える可になりますから。しかもその指数や具体化している自分像を実現することで、自分のことをもっと好きになれるし(^^♪ これは心の栄養としてはかなりいいです。Self-Esteem:自己肯定感が上がります。

では、実際の具体的な目標とはどんなものか?例としては;

  • 俳優・女優・アーティストの○○さんのファンと細かい話がしたい!
  • ○○という土地や文化が大好きな人と知り合い、現地を満喫したい!
  • 自分の取り柄である○○に関連したことを日本語と同じくらい英語でできるようになる!
  • 現地で1週間(から数年)住んでも大きなトラブルでも対処できるようにする!
  • ○○留学をできるくらいになる!

など、漠然とした目標の先にはもっと具体的にあなたが笑顔でやっていることがあるに違いないのです。ぜひともそれを目標としてほしいです。心が折れそうになっても、自分が成功している映像が頭の中に浮かべばシメたもの(^^♪ 踏ん張れます。