実は 英語学習だけではなく学習全般に 共通することを語ることが多くなると思います。 ただ何かの範囲には当てはまらないこともあると思うので「 学習に必要なスキル」としました。ご容赦ください。<(_ _)>
実際にスキルをつけたり勉強に励んだりする前に、あらかじめ自分が持っている脳の 吸収率をよくしておくこと、 脳が学習しやすい環境を整備しておくこと、 苦労なしに 日常的に成長のための行動が「選ぶ必要なく」 習慣化していること、に 着眼点を置いてください。
小さい頃、小学生から仕事の日々の中でのご自分の「インプットに対しての反応と結果」を確かめてみてください。そもそもなぜ インプットするのか? この目的は何なのか? 考えたことがありますか?
理解です。その 理解は何のためにしているのか? 先日の⑧ 優先順位力でも書いた通り、ヒトは生まれてから死ぬまで進化し続けて、前に進まねばならぬものです。そのために自己の周りにあるものを取捨選択し、どれが自分が獲得せねばならぬことなのか、無視すべきものなのか、いつのタイミングでどのように、などの判断を下すために、優先順位をつけます。そのデータになるのが、周囲にある物事・人々・事象・規則性・事実・出来事などを通して得られるインプット全般の情報です。その情報をどのように理解していくかで大きく物事が変わりますから、この「理解を得られたか見届ける力」こそが、インプットの最終目的であり、大切な主たる役割なのです。
たくさんを得たからよい、というわけではなく、理解しなかったら意味がない・・・。
本当に自分の理解がそれで間違いないのか?ということをしっかり確信しつつ、脳内データとして保存しているかどうかは、大きな分かれ目です。
理解とは?
1.内容、意味などがわかること。他人の気持や物事の意味などを受けとること。相手の気持や立場に立って思いやること。了解。
2. 道理。わけ。また、わけを話して聞かせること。説得すること。
3.=りょうかい(了解)②《〈ドイツ〉Verstehen》ディルタイ哲学で、文化的、歴史的なものを生の表現とみなし、その生を追体験によって把握すること。理解。
生活暮らしの中で使えるようになるとか、使わないと選ぶために、内容や意味がわかるというのが大切で、そののち優先順位をつけて、どれをどのタイミングでどの場合に使うか、他者がどのように関わってくるかなどを考慮に入れて具体的に自己に役立てていくことへとつながります。そのために、自分が目の前にある事象・規則性・物事・現象・行動・考え方・思想・物・技術・政治などなどに、どのように反応し、どのような理解に対する結果を得ているのか、はっきりしているものは、理解が深いとなりますが、あいまいなものや理解の整理整頓がついていないものは、理解が浅いとかわからない、のままになります。
わからない、や適当に理解している程度のことを、子どもの頃から放置するクセはありませんでしたか?あるいは、今それが自分に必要ではないと決めつけてきた傾向はなかったですか?すべてを理解するほど、私たちひとりひとりに時間もエネルギーもあるわけがないため、「優先順位力」が問われるのですが、このインプットに対しての「〇〇に関してはどの程度の理解が必要である」というのがズレこんでいると、インプットが成功しないため、不透明なことが山積みされていき、わからないに囲まれていくことになります。
お受験や勉強だけがヒトに必要なことではないので、累積されていく「わからない」が膨大になっていく事実に途轍もない「キリのなさ」を感じることもあるかもしれません。
そのため、大人になってからは新しいことをインプットすることを積極的に日常には入れておらず、停滞状態が続くことがあります。たとえば、「新しく若い売れている俳優などの芸能人はみんな同じに見える」などという現象もそれです。
それらは脳のクセであり、理解のための段階、インプットの仕方をどのように行ってきたか?何で取捨選別してきたか?というのが継続しているわけです。なので、年齢が高くなってから新しいことを学ぶことがたいへんだと感じる人と、そうでもなく手をつけられる人や、範囲や分野の差が出てくるわけです。
さて、あなたの理解を得られたか見届ける力は、いい方向に向いていますか?ここが英語だけではなく、学習全般に差が出る能力です。
具体的に学び方を学びたい方は無料体験レッスンを随時受け付けております。 お申し込みください。<(_ _)>
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