実は 英語学習だけではなく学習全般に 共通することを語ることが多くなると思います。 ただ何かの範囲には当てはまらないこともあると思うので「 学習に必要なスキル」としました。ご容赦ください。<(_ _)>
実際にスキルをつけたり勉強に励んだりする前に、あらかじめ自分が持っている脳の 吸収率をよくしておくこと、 脳が学習しやすい環境を整備しておくこと、 苦労なしに 日常的に成長のための行動が「選ぶ必要なく」 習慣化していること、に 着眼点を置いてください。
一番最初に挙げたいスキルは、物事をしっかり見る力です。感情を混ぜてしまい、 そもそも「しっかり見ない選択」をしまうことがあります。 心理学ではそれをConfirmation Biasと呼びます。確証バイアスという単語を使う人が増えてきていますよね。
Confirmation bias: 既存の信念を支持するような方法で情報を解釈する傾向。本質的には、既存の信念と矛盾するものをすべて排除し、すでに真実だと考えていることを裏付ける証拠に焦点を当てる個々人の持つ認知的先入観。
簡単にいうと、ヒトは見たいものを多くの情報から選び、自分に都合のよい解釈をします。ということは?
実際には 人々は ありのままのものをありのままに受け止めて 解釈しているわけではなく、事故の存在に都合の良いように解釈しているということです。 そこで大変困ることが起きてきます・・・。(-_-;)
多くの生命体(生きていくもの)の学び方の 大半は「模倣学習」Modelingを採用しているからです。
Modeling:模倣学習:他人を観察し、模倣することで、新しい行動、スキル、考え方や感じ方を学ぶプロセス。
であれば、そこで感情を入れ込む前に、ありのままのものをしっかり見て、 先に論理性を持ち考えたあと、自分の感情を入れ込む という方が理に かなっています。 ただそれはかなり癖をつけないとできないことです。なぜならば、ヒトの脳が 使うエネルギーは莫大です。 そのエネルギーをあまり使わないようにするために学習をしているわけで、常に学習してしまった部分をたくさん回していくのが エネルギー保存 ですよね? さらに時間損失機会も防げます。
ですから、ヒトはかなり短時間で即座に物事を決めつけてしまう傾向があるわけです。新しいことを学ぶことがかなり困難になるのはそこなんです。そこで冷静に ゼログラウンドでまずは自分の知識や感情を抜きで、ありのままをとらえてみる。 自分がカメラになったかのように、 目の前にあるものをそのまま受け止めるということができるでしょうか? 時間が長くなくてはいけないなどということはありません。ただ単に どこから出発するかということで ズレがなくなることが大切なのです。
例えば 料理の手順を見ていた時に、「え? この切り方?私はこの切り方ができない。 それにこれだとうちの 包丁は切れないから無理だ」と新しい 切り方が学べず、全体的に煮たり焼いたりするときの火の通りが悪くなったり、味が変わったりするかもしれないのでした。
それがもっと複雑でプロセスが長い学びだったら?
よくあるのが 箸の持ち方ですよね。 なぜ 正しい箸の持ち方が 示せるのか? 支点力点作用点 という論理に裏打ちされている方法だからです(^^♪ 感情的に気持ち悪いとかマナーが悪いとかというよりは、間違ったはずの持ち方をしている人の手の腱や周りの筋肉や骨の形などを指摘できれば、子供達にも正しい持ち方ができるといいよ、と 自然に言えて、 特に感情を強めに全面に出す必要はないと思うんです。
このように、目の前で行われていることはありのまま見ることはかなり難しい。 そこには自分に都合のいい解釈が生まれるからです。
さて あなたは ありのままをそのまま受け止めてから論理展開や感情を混ぜることをしていますか? 自分の経験を振り返ることはとても大切ですが、順番としては一番最初に持ってこないでくださいね。
具体的に学び方を学びたい方は無料体験レッスンを随時受け付けております。 お申し込みください。<(_ _)>
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