コラム

英語講師のよしあしシリーズ ⑫ いつでも自分の道を選んでもらえること

英語講師だけではなく、すべての学習を教える側の担当者に言えることです。親も教師も講師も先輩も上司もコーチもキャプテンもみーんな、最後の決定権は、すべて個々人にあることを理解していなければ、単に自分の考えがイチバン正しい!というのを押し付けているに過ぎません。

教え方や学習法など、自分が個人としてマッチしていない!と思ったときに、怒ることなどなく、受け容れてくれる人がいい講師だと思うのです。自分の道、やり方を見つけるために、いくらでもやり方があることは肯定し、そのやり方やさまざまな違いを、目の前にいる生徒さんのために、合理的かつ論理的に解析できて、感情をあとから足して、怖くない、つらくない、面倒な言い合いにならない、ってことにしないと、いい講師じゃないよ、と思うのです。

だってねぇ、多くの学校は、もちろん死ぬまで学びは続くというのが大前提であるにせよ、「もっとこれも学ばないと」という上乗せをしてくるよね・・・。どうしてかそこで継続して学ぶ必要もないと思うんだけど、商売上はそれが教えているスクールや学校や会社や講座を開いている側の経済的利点になるから、一度ゲットした顧客は逃がさないぞ!ってなっちゃうじゃないですか・・・。

それは違うかなぁと思うのです。

次はこれ、こうしたいと生徒さんが言えば、自分のところで提供しているサービスであったとしても、学びの対象ブツがあったにしても、その人にとって最もいいものを選んでほしいと願えるのが、いい講師だと思うんですよ。

何が大切かって、その先生なり講師なり先輩なり、いなくなっても、ひとりでも、ちゃんと学びを続けられることじゃないですか・・・。しかも学んだあと、自分のものになって、しっかり日々に反映されることであって、忘れるとか落ちるとか、そういうのは、正しい学び方でもなければ、目標も違うというか・・・。

TOEICのスコアが数年で落ちる人はよくよく考えてほしいんだよね。勉強をしちゃってるから落ちるんだよね。自転車のように数分乗ったら、「あ、ちゃんと戻った!転ぶわけない!」くらいにならないと意味がないことに気づいてほしいのです。

そうじゃなければ、スイミングだって料理だって英語だって、習う理由ないじゃないですか・・・。(・・;)

しかも、同じスクール内・会社内・講座内と分けても分けなくても、スケールを大きくしたら、しかも時空を超えたら、自分のやり方よりも、その生徒さんに合っている方法はきっとあるに違いないと思ったほうが正しいでしょ・・・。そんなに唯一無二の教え方している人、私はほぼ遭遇したことがない。あとは、人間性の違いだけかなぁと。

であれば、教えている側の偉そうさはゼロにして、本人に選ぶ権利を全面的に譲ってほしいです。それをわかっていて、あまりしつこく自分の考えが正しいと言い続けないこと。これが、いい講師だよね。先輩でもあるし、親でもあるし、上司でもあるし、ってことです。

みなさんも自分が生徒だとしたらそう思いません?英語の生徒になるときにも、気を付けて観察してみてください!

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