コラム

親御さんの苦悶:本当に使える英語と学校英語の違い

小学生から高校生まで英語をPrecious one English School で学んでいる生徒さんは10名以下ですがおります。彼らひとりひとりが、どの程度のつらさや矛盾を感じているのかというのは、個人差がありますが、それに影響されてやはり親御さんもつらいところです。

半年+前から、生徒さんの中で、母と娘さんで受講してくださっている方がいらっしゃいます。中学1年での出遭いで、中高一貫私立校に通い始め、英語がさっぱりわからないまま、という状態でした。4月に入学してすぐにコロナ禍の影響で通学がなくなり、オンラインでの授業でますますまったくわからなくなり、興味もなくなり、という状態。私が体験レッスンで初めてふたりにお会いしたのは8月でした。7月中に、お母様にメルマガを読んでいただき、大筋の本質をご理解いただいてからYちゃんに遭ったのです。

第一印象としては、「あー、暴れたいくらいにつらいよなぁ・・・」ということでした。持ってきてもらった教科書とドリル、テストや課題の範囲などを見せてもらったところ、暗記中心の繰り返しを促進するもので、楽しさがカケラもない。テストの回数や課題の量がものすごく、これが他の中心4教科でも行われていて、楽しいはずの他の美術や体育や音楽はどうなのだろう?と、想像するだけでおぞましい感じでした。

平常、私個人は誰かに同情することはしません。同情するほど私はその個人を知っていると自負することはしないように律しています。本当に理解できたかどうか?と試行錯誤したのちに、共感することはあっても、わかった気になったり、高見から距離を置いて観るようなことはしたくないのです。

が、このときばかりは、自分がこの時代に中学生ではない、という大いなるワープ感がありました。時空が歪んでしまって見えたような・・・。自分が確かに中学生という時代を過ごしてきたはずなのに、なんだかもうすごい異次元だ!というような・・・。同情を禁じて、真剣に理解してみたいと思って、お母様の苦悩、Yちゃんのどこにも行けない閉塞感にシンクロできるかどうか?とトライして、今もまだまだ近づいていることは確かだけれども、同一化などからはほど遠い・・・。高見や他人事として観ることがないように、と、いつも毎週、Chatworkでもほぼ毎日、自分にできうる限りのシンクロをしたいと思っています。が、やはりヒトはひとりひとり、特別でユニークなので、寄り添うくらいで終わっちゃいますね・・・。(・・;)

4月になり、新しいクラス編成になり、学校側でもコロナ禍についての対策を立てたのか、課題の量は減りました。テストの回数は相変わらずです。それでも、レッスンを続けて、心理的に苦悩した分だけ、彼女たちは強くなっています。英語に関しても、お父様に解説できるほどになり、お父様は、「おい、キクミ先生って本当に大丈夫なのか?」と少しばかり関心が高まるようにはなりました(笑)。

これさえ使ってしまうワタクシなのです。レッスンでやった心理のプリントをもう1枚渡して、「パパに解説するときに使って(^^♪」と笑顔で。ちゃんと伝える力をしっかり装備してもらって、自分がデザインした人生を歩んでもらいたい。

必ず自分がナニモノなのかわかりながら、もっともっと奥深くまで自分を掘り下げる勇気を持ち、次々と自分の望みを体現していってもらいたいし、そのためにはつらさも孤独も引き受けてもらいたい。

なんと!英語に関しては、お母様よりも直感的で、私が意図している「単語は関係ない」というのに忠実で、プリントで理解をチェックしてみると、正答率が高い(笑)。お母様が「なんでわかるの?」とびっくりしている横で、「うーん、なんとなくわかる」というところ(笑)。これが続けば、きっと未来は明るい!

訳せなくてもいいし、単語を日本語で理解しなくてもいい。理解して、いつしか言いたいことが言えるようになれば、書けるようになればいいのだ、という路線に、乗ってくれてきています。むしろ、お母様のほうが、ご自分が中高大で学んだ英語とのギャップをどう整理整頓すればいいのか?のほうが、複雑なのかも、です。

たとえ私が先に死んでも、Yちゃん、必ず倖せになってね(^^♪ あなたにはその力がある!

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