Q64.
アメリカの猫と日本の猫で違いはありますか?
A64.
猫は猫なので大きな違いはあるようには思いません。けれども家族になってみて思うのは、やはり生まれ育ちの、育ちのほうにより違いがあるように感じます。
子供の頃は小さい頃に犬を飼っており、その後部活動等が忙しくなった時に猫に切り替えたんですが、自称「ネコ使い」なほど、いろいろとわかることが多いかと自負する部分も多いです。
全般的なことを述べると、アメリカの猫の方が10年前私が帰国したばかりの頃は、平均寿命がなかったことです。2007年で、 USが17歳で、日本は12歳でした。
https://cat-press.com/trivia/life ネコの寿命あれこれ
https://www.anicom-sompo.co.jp/nekonoshiori/604.html こちらにも同じようなものが。
どこかに書いたのですが、我が家の猫は皆長寿です。一匹だけ寅次郎という名前の猫が、10歳5か月で脳腫瘍を患い、最終的には 唯一、最後の最後に安楽死を選ばねばなりませんでした。が、他の猫たちは、17歳4か月・19歳7か月・22歳5か月と日本に連れてきてからも皆長生きです。今一人だけ残っているさくらという雌猫は、19歳6ヶ月ですが、まだまだ大丈夫そうです♬
しかも我が家の猫は皆 SPCA(日本の保健所のようなところ)からもらっているか、頼まれてもらった猫ちゃんたちなので、雑種です。1990年ぐらいからご飯も気をつけてはいますが、特に最新式のものすごく高いものをあげてるわけではありません。さくら一人になってからは、人間のご飯も週に一回はあげてしまっています。あまあまです(笑)。
多頭飼いをしていた時には、お誕生日を一気に8月にやることにしていて、バースデーカードを作るためにバースデーキャップ(あの三角の尖っているやつ)や猫用ケーキを作ってみたりして写真を撮りました。その時には、牛の生のお肉やお刺身三昧をしていました。年末年始の大晦日には、カニ三昧です(笑)。
しばらく日本の猫は飼っていないのですが、特に変わりがあるような気がしません。ただ、アメリカに住んでいた頃は定期的に獣医には通っていました。人間も同じなんですが(笑)、アメリカにいた頃の方が医者には定期的に通っていました。医療全体のレベルが、やはり日本の方が低く感じます。
さらに、ペットショップの大きさが違うので、ご飯も選べるものが全然違いました。そこが育ちの違いを生むのかもしれません。遊び方も同じで、元々部屋が広かったので、今よりも運動量はいっぱいあったと思います。我が家の猫はアメリカにいた頃は外にも出ていたんですが、今マンション暮らしなので外には出せません。寿命のページに書いてあった通り、外に出た猫たちは寿命が短くなっていますが、それは関係あるんでしょうかね?
猫の出身地の違いよりは、飼い主が提供できる環境の違いのほうが、ずっと大きいような気がします。
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