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ああ、原始的・・・

08/25/2008にアップした文章です。

ここのところ、いろいろなことを考えて思うのは、結局、ヒトというのはテクノロジーの数々を手に入れてきても、実際のところ原始的なメンタリティから抜けられないということを、どうしても認められないのかなぁ・・・ということ。いっそ、認めてしまえや!と思うんですが、どうしても高潔で高等動物のような、地球制覇の主のような、世界は自分たちのために廻っているテキな、言動が多すぎることに関して、うんざりです。さらに、ヒト同士での揉め事等も、動物と同じく縄張り争いをずっと続けているに過ぎず、それにどのように参加しているのか?と、自問自答できるヒトはかなり少ない・・・。



原始的:自然のままで進歩していないこと。素朴で幼稚なこと。

 

昨日の産業カウンセラーのクラスは、午前中休んでしまいました。なぜならば、商売柄、TOEICを受けておかねばならず、働いている英語学校で、タダでIP(Institutional Program)を受けさせていただけるというので、そそくさ行ってきました。私の懸念は、前日飲んでしまい、二日酔いにならないか?ということだったのですが、土曜日も夜の7時半までレッスンが入っており、けっこうバテていた・・・。雨が降っており、ここのところ、お盆ではその時期集中してきていた生徒さんが、なぜか見えなかった・・・。急に涼しくなったので、ズラして遊んでいるのか、それとも体調が悪くなったのか?私も、それほど体調が万全ではなかったので、飲み屋さんに寄るお誘いもお断りし、ビールを2本買ったのですが、それも1本だけ飲んで簡単にしかごはんを食べず、7時間半眠りました。母が居なかったのがよかったのか悪かったのか(ボーイフレンドの家に泊まるのだよ、土曜日は)、なんだか満点とれそげです←ひどい日本語だ(爆)。Listeningのところは「やばい。集中力が切れた」というところが、2箇所あったのですが、問題だけで解けるようなものだったので、たぶん満点かマイナス1点だと思うのです。Readingのほうは、「うーん・・・」と迷ったところは、3箇所。たぶん、半分は合っているだろうから(なぜならば私は4択の女王なので、2択までには99%ほど絞れる)マイナス2点くらいかな。そうなると、偏差値方式なので、数問間違えても、TOEICの場合は満点になるのです。

 

そして、Reading Sectionが75分のところを50分で終えて、水天宮へ。産業カウンセラーの午後の講座は出ないとなぁ・・・と。どうやら午前中の講義のほうがおもしろかったらしい。午後の心理アセスメントという、心理テストの講座は、講師の方にパンチがなかったためなのか、ダレた・・・。エゴグラムを実際に演習したところはおもしろかったのですが、解説は本当に教科書だけでもカバーできた感じで、私はこれらをすでに大学の頃にやっていたので、しかも簡素版だったので、寝たかったのですが、遅く行ったおかげで、いつもの眠れる席が空いておらず、前から2番目だったので、眠れなかった・・・(汗)。

 

心理テストの質問表の羅列を見ても、ヒトというのは、どうしても生物的宿命から逃れられないわけです。朝起きないで夜起き続けている暮らしをしていれば、そりゃー調子も悪くなる。効率よく生きていくために、生活を成り立たせるよう役割分担をしているわけで、その役割がはっきりしなかったら、そりゃー疲れる・・・。疲れが蓄積されたら、ストレスだと騒ぐのですが、実際問題ストレスがなければ、生命体は生きていけないのだから、ストレスの種類とその強さをこの大きな大脳皮質で考えたほうがよかろう・・・(汗)。

 

持っているものを使っていないってぇのは、とてもとても原始的なことです。いや、それより始末に悪いのかも・・・。何十万年もかかったものの、猿人にもなったのだし、ヒトにもなったのだから、昔の人々はそれなりに努力をしていたに違いなく・・・。今、凡人のカテゴリーに入る人々は、与えられたテクノロジーを使いまくり、大脳を使うこともせず、その遺伝子の中にしっかり残していけるものがどのくらいあるのか?と、私などはとても心配になるのです。

 

TVやラジオを丸呑みする母に育てられ、19年のブランクがあったものの、この2年ばかりいっしょに暮らしているのですが、「このヒト、脳みそ使わないとたいへんだわ・・・」と思うからゆえ、家事を全面的に任せているのです←言い訳に聴こえるだろうけれども(爆)。多少お金がかかっても、彼女の工作(カーテンレールを使って、マンションのドアが開け放てるように工夫したり、換気がいいように日曜大工まがいのことをプロジェクトとしてよくやるのよ・・・)を応援するのもそのためで、異国のおいしいごはんレシピを書かないで、口頭で伝えて彼女がどれくらい理解できるか?を試しているのも、けっこうおもしろいです(たまに、ものすごく悲惨な結果になりますが・・・汗)。

 

私などはPCも使い始めたのは早いですし、バイクにも16歳で乗っており、ヘリコプターのライセンスも持っていますが、それでもテクノロジーに頼らないで済ませられるところは済ませている。なので、丹念に調査をしていく探偵物語や、国防に命を賭ける特命部隊の物語など、原始的なところから高い高いテクノロジーまで使いこなせる人々の幅に、「うーむ・・・」と唸れるのです。携帯がなければ友だちと会えない始末になるヒトは、この世にたくさんいるに違いなく・・・(汗)。

 

狩猟民族と農耕民族の違いを用いて、ヒトの心の移り変わりを、産業カウンセラーコースで、日本福祉大学の先生が講義をしたのだそうです。私はその頃、せっせとTOEICの問題を解いていたのですが・・・。それをクラスメイトに解説してもらったのですが、プロレスの話をして、日本は戦後、経済成長を成し遂げていたときには、農耕民族モロだしの心を持っており、力道山や猪木や馬場が倒れても、応援をしっかりすればまた立ち上がると信じていたようなところがあり、臨場感はものすごく、集団で、社会性のあるゲームの見方をしていた、ということらしい。ところが、今は個の時代になり、K-1などの格闘技に代表されるように、強いものが勝ち進むというのが美学になっているというもの。たくさんの選手がいて、ヒーロー性がすぐにひっくり返る中、それぞれが違う選手を応援している様は、個人主義に走っている狩猟民族だということらしい。

 

うーん、私はその場にいなかったので、なんとも言えないし、クラスメイトの解説が間違っているかもしれないのですが、農耕民族と狩猟民族のいいところ取りはできるだろ・・・。だって、大脳皮質がでかいんだから(笑)。しかも凡人は100%のキャパのうち、3~6%しか使っていないんだから、酷使したってパンクしないから・・・(汗)。

 

私は日本に戻ってくる前、一時期真剣に、サルの観察をして生涯を終えてもいいかもなぁと思っていました。タンザニアだとかコソボだとかあのへんにこもって・・・。それくらいヒトというのは原始的だし、いっそ開き直って、サルから学んだほうがいいのかもなぁと思えていたのです。諸事情があり、日本に戻って来て、またもや稼いで、今度は死ぬまで学生をやりたいと、今もがいていますが、ヒト全般がいかに原始的か?という見方にさほどの違いはなく、むしろ・・・、日本に帰ってきてナニ不自由ない暮らしをしているかのように見えている人々を見ると、おサルさんを見ているような心持になるのはどうしてなんでしょうか?

 

最近、英語学校の生徒さんで、MBAを目指して、TOEFLとGMATをやっていた人が、いきなり、「教育関連の仕事をしたい」と言い出し、「そんなの初耳、聞いてないよぉ」と、2ヶ月経っているのでびっくりしました(笑)。じゃ、TOEFL路線には間違いないとしても、GREだろ・・・と。しかもGREのほうがずっと日本人には難しいので、かなり勉強しないと無理だよ・・・とも。その方法としては、一度留学してしまい、学部が違うので、Prerequisiteになっている基礎科目をすべて単位として習得してしまったあと、日本の大学院を出て、世界の最先端大学院でのPhD狙いがもっとも確実性が高いだろう、と言ったところ、本人は、自分の間違いに挫けるどころか、なんだかすっきりしていました。

 

これくらい原始的なのよね・・・。でも、原始的だとは思っていない、と・・・。私は自分のことをかなり原始的なところを持ちつつ生き延びていると自覚しているので、いっそラクです。そのほうがラクだと思うけどなぁ・・・。いかがでしょ?

 

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