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お盆休み~外出は疲れる

08/18/2006 にアップした文章です。

 

私が日本の夏にヨレヨレになってしまったから言っているのではなく、なんだか全国的にもそういう傾向なのだとネットで読めた部分の新聞に書いてありました。AOLでもお薦め映画(レンタルか買えということなのだろうけれども)のページがあったり、家で楽しむお盆と題した料理のレシピがあったり、と、やはりその傾向はあるのかもしれません。

GWとお盆と年末年始の大型休暇があるのはいいんだけれども、どうしてバラバラに取れるように要領を得ないのかなぁ。こうして弊社の業務も止まってしまう状態で、内職程度の仕事や資料作りに追われており、「やったぞ!感」はあるものの、実際物事は確実に動いていないわけです。

ヨーロッパはもっとひどいらしく、見聞でしかないのですが、本当に軽く1ヶ月から2ヶ月は止まってしまう部門もあるらしい。実際に、私が18年半前、英語学校に所属していたときのヨーロッパの人々のほとんどは、休暇を利用していました。のんきなんだなぁ、と思ったものです。が、裏側で「クビにならないなんてすごいよなぁ」と畏怖していたのも事実。

私のほうはせこせこと売却業務や事務、閉鎖部分の解約やその他いろいろしています。昨日まるっきり使い物にならない二日酔い状態だったので、第一ドラフトになる新しいプロジェクトの企画書を起したところです。西さんにメールをしたのですが、彼はそれにかかずらっている状態でもなく、流されてしまい、スカイプも早々と切られてしまいました。さとみちゃんもバラバラに5日間のお休みで、すまいるも2週間の長期に渡りお休みです。西さんはそんなとき、本当にマイペースで仕事をしているのでしょう。彼の集中力は、周囲に人がいても乱れないことで、オトクな部分は相当あります。私は勉強をしているときのノイズはダメだなぁ。ラジオやTVをつけっぱなしにした状態での勉強はできません。できる人もいるようですが、私はダメですね。能率が下がります。元々ハイパーで、複数の物事を同時にこなしていないと気がすまないのですが、勉強の場合は読み・書き(タイプ)・記憶・チェックの教科書めくりやWindowsをいくつも開いておいて確認作業などが入るので、たくさんのことを同時にこなしているのと同じくらいのエナジーを使うのでしょう。

さて、外出は疲れるという話。

今日は、Monkのサイトでいろいろなクイズやブログを読んだりしていたのです。私はかなりMonkishなところがあるらしい(Obsessive-Compulsive Disorder;強迫観念症の症状が強いか弱いかという比較論)。私が海よりも山のほうが好き、安心するという理由も、清潔感・衛生感に繋がっているのかもしれないと思われたのです。当然、私は病理的なObsessive-Compulsive Disorderの症状があるわけではないのですが、他人より気づいてしまうことが多いのだと思います。ビーチって汚いんだよなぁ。私は東京生まれで育ちなので、きれいな海・静かでひとけがない海よりも、観光地になっている海水浴ビーチやサーファービーチに慣れていることがあります。ごみが落ちているのを見るとぞっとする・・・。環境問題にまで発展させる気などまったくないのですが、使用後のコンドームなどを見るとちょっと吐き気を催してしまうのです。そもそも観光地や訪れる場所にごみを置いて帰るというのが私には理解できないことです。私がハイキングレベルの登山に出かける山は、それなりに聖なる気配がしているところが多いのです。特に西さんがSierra Clubなどで推薦されているところを選ぶので、マナーがいいというのはあるのかもしれませんし、アメリカ全体が観光地に対して厳しいからかもしれません。観光地や国定公園でのポイ捨てには、最低5万弱の罰金が科せられます。

結婚式の日にもアメリカ人の友人数人に言われたのですが、私は携帯用の灰皿を常備しているのです。それはアメリカのこの厳しい喫煙環境で、他人を不愉快にさせないための正当化の手段でしかないのですが、とりあえず足元に吸殻を捨てるようなことだけはしたくない。その姿がかわいいと言われて、「ふむ、彼女はそれほど吸殻に不快感を覚えないのだな」と考えたわけです。そんな感じ方や考え方の違う人々が集まるところが、まさに観光地で、普段であれば行くわけもない私ではあるのですが、たまに行くと疲れてしまう。

それはきっとみんなに共通しているのではないか?これが今日のお題に繋がったわけです。

私ではなくとも、このお盆に代表される大型休暇に実家に戻ったり、海外旅行に出たり、と事情が許さず出かける人は多いはず。疲れるよねぇ・・・。アメリカのその時期は2回。Thanks Giving(感謝祭)とクリスマスなのですが、1ヶ月しか離れていないので、どちらかで済ませる人たちも最近は増えてきています。

学生の頃は、みんなと似たようなお休みしか取れなかったものの、会社勤めをしている人たちよりはずっと流動的でした。サマースクールを取らないようにすれば、5月の2・3週目から8月末まではお休みです。空いているときに旅行ができました。日本から観光目的のお友だちが来なかったせいなのか、私がSan Franciscoの名所であるAlcatraz (映画 The Rockの舞台)に行ったのは、わずか7.8年前のことです。10年以上無視していたんだなぁ・・・。

理由はやはり疲れるから、なんだ、と思い至るわけです。臨場感という大切なものを得ることができますが、何も時期が選べるのであれば、混んでいるときに行くこたぁないよねぇ。でも、イベントとして大切な日が決まっているのであれば、それは本当に仕方がないのかもしれません。私はイベント重視派ではないので、まったく後日でも先行でもいいのですが、そうではないきっちりした人たちにとっては地獄です。考えてもみてよ、あの新幹線の乗車率とか、高速道路の渋滞120キロとか・・・。本当に簡易トイレが必要でしょ・・・。

しかも、観光地では人が増えることを狙っているがゆえに、忙しい。食事の質もいつもより落ちる。サービスの質もいつもより落ちる。値段もいつもより上乗せてるかもしれない(私ってこういうところがあまのじゃくで、疑惑が多いやつなんだよなぁ・・・爆)。でも、宿泊料金や飛行機の料金はそうだよね・・・。

いつもと違う慣れない場所に行き、慣れない刺激を受けられるチャンスを、疲れるだけの結果にしてしまうのは、お金も時間ももったいない気がするし、何より疲れた身体を回復させるのはなんだか損すぎる気がするわけです。

で、おかしいなぁ、と思うのが、ネットの書き込み。本当に出かけている人がたくさん居るとは思うのですが、暇でお家に居ても書けないでいる人々もけっこう居るのではないか?暇人だと思われるのがイヤだという人も居るのではないか?という疑惑。うーん、私も相当底意地が悪いなぁ(笑)。全国がイベントモードになっている中、自分はそのイベントに参加しないで家にいても、大いにけっこうではないですか♪私などは、むしろ家に居ることを選んじゃいますが・・・。それを隠すこともないしね・・・。

でも、どこかに出かけて休みを楽しまないといけない、という強迫観念があるのかもしれないです。それは大いなる幻想なので、なるべく呪縛から解けたほうがいいです。お休みは、普段一生懸命働いた身体の体調や心のきしみを調整するためにまず使いましょう♪特に夏はすごいでしょ・・・。1人で冷房を使うのがもったいないと思ったら、図書館もあるし、パチンコもあるし、マンガ喫茶だってネットカフェだってある。

そもそも、私はネコと長年暮らしてきているから、家が好きなのかもしれない・・・。でも混んでいるときに外出するのは、やっぱり疲れるよね。

 

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