ブログ

ごんきづね 新見南吉

ごんぎつね本編

私個人が初めて「ごんぎつね」を読んだのは、光村図書に載っていた小学校3-4年生の頃ですが、それから何年かおきに読むことにしています。昨今では、8-10年おきくらいなのですが、やはり最後のところは号泣くらい泣いてしまうことが多いです。物語は重々わかっているのに、どうしてか・・・。(・・;)

新見南吉その人のWiki

結核で29歳、昭和18年に亡くなっていることや、東京外語学校(現:東京外語大学)で英語を学んだことなど、考えさせられることがあり、記念館は愛知県半田市にあり、文学賞も設けられています。

小学校の頃、私は勉強が好きでも嫌いでもなく、どうしてやらねばならぬのかもあまり理解しておらず、それよりもやらねばならぬことは毎日山ほどあり、優先順位の上位には確実になかったのです。その中でも、毎日月ー土までの6日間も行かねばならぬことを説明してくれた人が私には居て、致し方ないと納得し、「将来稼げるようになるための準備であれば行くか。でも優先順位は私に決めさせて!」と思っていました(笑)。

「ごん」のさみしさをそもそも読めてしまった子どもの私は、彼がなぜいたずらをしまくるのか、ちょっかいを出すのか、きつねなのにソコソコ頭が廻るのか、など、とても共感できた気がします。彼が兵十のさみしさにシンクロして、さらにお詫びに穴埋めをしようとがんばるけなげさも、とてもよくわかったのです。それでも、それはニンゲンには通じないという世間の違和感や無為感もよくわかったし、隠れてやることこそが本当にすばらしいことだということも学んだし、それでも続ける尊さも理解しました。

ものすごいてんこ盛りな学び!

これが国語の授業だったので、気をよくした私は、図書室に行く読書の時間は割とまじめに読むようにしたのです。それから火がつき、ちゃんと図書館に通い、みんなが習い事に行ってひとりぼっちになったときには、むやみに(笑)図書館通いすることになります。そして子ども用の本読破を小学校5年終了の春休みまでに終わらせるんですね。

そうした意味で、「ごんぎつね」は私にとっての転換ブツでしたし、物語の深さをちゃんと理解できたものだったのです。心理Blog記事では、今月は児童文学を取り上げていきます!どのように育ったか、学んだか、認知していて、世界観はどうなっているか?など、深く考える機会になると幸いです。<(_ _)>

CTA
調布駅から徒歩1分、脳科学に基づいた英語学習
調布駅から徒歩1分、カリフォルニア大学バークレー校心理学部で学んだ『心理学』『脳科学』に基づいた英語学習をお伝えする”Precious One English School”。半年で平均TOEICスコア250点アップ!英会話を身につけて人生を変えたい方におすすめの英会話スクールです。

 

英会話を身につけて、人生を新しいステージに導きたい方は
下のボタンから、本校をご確認ください

調布駅すぐ英語教室のPrecious One English School