人生紆余曲折。自分が選び取っていく道そのものが戸惑いが多いというのに、その道を選ぶことによって、これまでつきあってきた友人たちとズレてきている!なので疎遠にするしかないか、したい、と思うことは、これまで何度かあったのではないでしょうか?それが正しい道なのかどうか、本当に迷うことは多いと思います。それでも、むしろ成長するためには疎遠にしなければならぬ、という「泣いて馬謖を斬る」ようなジレンマもあるかと思います。
が、気づけばひとり、ということはなくて、新しく選んだ道すじでまた、誰かにしっかり巡り遭うものです。安心していていいかと思うのです。
おかげさまで私自身は、子どもの頃から他者とは少し毛色が変わったことに心が向いてしまう子どもだったので、私が選ぶ・切る、などという贅沢はなく(笑)、あちらから疎遠にしてもらえておりました。それは日本にいるあいだはずっと続き、かなりな自由度で、自分が心を砕いた相手が去るなどということはほぼなく、最終的には渡米をして、柵(しがらみ)全般を薄めていけたので、かなりラクになりました。
さらに、渡米してからも同じようなものです。だいたい、女性が航空専門学校にはいない!(笑) 私が在籍しているときには、私以外に2名しかおりませんでしたし、彼女たちは事業用などではなく、個人用のものを取得してすぐに去りました・・・。 (・・;)
そして、University of California Berkeley校に行ったことで、日本人ムラからはかなり距離を置かれましたし、好きな人とだけつきあういい状態が続きました。
そして再度日本に戻ってきて以来、1年ガマンしようとしていた英語業界の丁稚奉公は10か月で終わり(どうしてもあと2か月は我慢しきれなかった・・・)、その後も業者さん・外注さん以外で、本当に苦手というような「疎遠にしたい人」というのは、10年ちょいで、3名しかおりませんでした。しかも、私は友だちとは考えておらず、「知り合い」と「友だち」のあいだで、さらに雇用関係も発生したり、生徒さんとしてもいらしたりした方が1名。もうひとりは、生徒さんで始まって、ビジネスをいっしょにやろうとした人が1名。アメリカ時代に知り合った友人とも、残念ながら縁を切りました。
かなりうまくやったと思います!
どうやったか?
思いっきり嫌われれば、こちらが何をすることなく、去ってくださいます。それは小学校からずっと同じだったな、と。
私は誰かに嫌われることに、まったーくストレスがありません。特に傷つくことはないですし、自分の信念や美徳がブレることもないです。そのためにヒトが私を嫌うのであれば、「上等!」と考えます。英語でも誰かに、”You bitch!” と言われても、特にダメージは受けない(笑)。
だってぇ、世界の人口はもう70億人を超えているのですよ・・・。ある人がダメだったら、次がわんさかいます。どうしてもその人とつきあいたい!と思っているのであれば、恋であれば、そりゃー悲しいことでしょう。けれども、こちらが疎遠にしたい人なのです。なぜ、その人に好かれたいと、まだ思うんだろうか?と、私などは不思議に思います。
ありのままの自分がこんなにエゲツナイのか・・・、と自覚しているところも含め、それでもいっしょに居たい!と思ってくださる方のみとおつきあいを続けていきます。(どうでも)いい人とはなるべくつきあわず、学ぶところがある方々に囲まれる。これはとっても大切だと、私個人は考えているのです。
だって、私はまともに日本で教育は受けておりませんでしたが、飲み会やおじさまたちに、人生に必要なことはすべて学ばせてもらった感がありまくりなのです。しかも、ごちそうになった上で、あんなに教えていただいたこと、本当に感謝感激で、僥倖以外のナニモノでもありません。
そして、今度は私の番です。誰かにその想いを分けてさしあげられるよう、日々邁進です。ゆえに、どうでもいい人とは、バシバシ疎遠にしていきたいと考えております。
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