英語では Procrastinationと呼びます。先送りにしてしまったり、ぐずぐずと遅延させている状態を続ける傾向で、これは誰にでもあります。ある分野は即座にできるのに、ある分野は気が重いなど、まぁ、あるんですよ(笑)。私だって日々戦っています(笑)。
その原因は:
- 性格的に完璧を目指すタイプ
どうしてもコンディションが整ってしっかり終わらせたいので、集中力や体力なども考えてしまい、遅延が起き、手つかずのものが増えます。
2. 失敗したらどうしよう、という不安感
そもそもリスクがゼロのことなどこの世にはないのですが、そもそもの認知の歪みのため、ある特定の物事にはこのように感じてしまうことも多い傾向のようです。不得意なものや新しいことなどには、特に拍車が掛かります。
- 他人の評価が気になる
確かに自信よりは、わかりやすいのが他人の評価ですが、それを気にしすぎていると、やはり物事をスタートするのはかなり難しいです。
3. 責任感が強く、終わらなかったことを考えてしまいがち
物事をどちらかというと慎重すぎるためにネガティブに考えてしまう傾向から起きます。さまざまな方々に迷惑を掛けてしまう、という結果を重大に捉えています。
4. あれこれと心配しすぎて、その一事に集中できないことが多い
日々が雑然としていて、優先順位がごちゃごちゃしており、あれもこれも、とさまざま考えているうちに行動には移せません。えいっ!という思い切りがなかなかつかないわけです。
5. 決めたことを実行できない過去の事例がたくさんある
実行しなくても今はちゃんと生きていけているではないか!と開き直ってしまう傾向があり、新しいよいことを取り入れずとも、フツーには生きていけるしなーと、のんきな感じです。
6. 目の前のやらねばならぬことをやり過ごしてしまい、現実逃避が得意
いつか大きくツケが来ることがなければ、現実逃避はクセになります。ただ、これは小さい蓄積が日々されているので、年齢がソコソコ行ってからではないとその差異には気づけないのでした。
7. 効率を重視し、コツコツやるよりは一気に終わらせたいタイプ
どうしても短い時間で終わらせたいので、効率のほうにより重きを置いて、あれこれ考えているだけで実際には実行になるまでに時間がかかるか、そのまま実行しないで終わります。
8. そもそもそのやらねばならぬことに興味がまったく持てない
その手つかずなことは本当にどのような意味があるか?を考えていないので、自分で「やらねばならぬ」までは行っていない状態です。廻りに言われているだけで本人としては納得していないわけです。たとえ興味が持てないことであっても、通らねばならぬ道、終わらせなければその先には進めないとわかっていたらできるはずなのです。
簡単な方法として、ひとつには、期限を決めてしまうことなのです。いつまでに成し遂げたいという理想を、現実的な日程にします。そこで未来から現在までを逆行してみてほしいのです。中長期で物事を見ることができるようになればなるほど、頭の中は整理されてきますし、たくさんの事象について考えるチャンス:機会が増えます。実現するためにどうすればいいのかをしっかり考えるようになっていきます。
さらに大切なのは、自分のことをよく観てくれている人や家族、気にかけてくれている人たちに、「有言実行」のための宣言をしてしまうことです。ついでに頼めるのであれば、「どう?やっている?」と声掛けしてね、とお願いしてしまうことです。他者による自分の評価が下がらないためには、きっとがんばるに違いないのです。確かに不言実行できたらかっこいいんですが、手つかずなことを放置してきた弱い部分を認めて、「溺れるものは藁をも掴む」を実行してもさほど悪いことではないと思うんですよね。ヒトは弱く生まれています。
理想形・完成形を簡単な具体化とし、複雑な要素は省きます。短い文言にして、気分をラクにしてください(笑)。あとは目標設定などもPrecious One English Schoolでは、具体的に学んでいただいております。英語だけではなく、日々に効くことを!がモットーです。心理レッスン楽しいですよー(^^♪
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