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まだまだ続く、女は機械発言余波

03/06/2007 にアップした文章です。

 

ひぇぇぇ、あんなに話題になって、辞めることもなく、安倍首相の支持率も減らし、ますます組閣時からの暗雲を増やしただけでは足りないと見える・・・。愚かしいなぁ。ケンカのきっかけになるものを、バンバン与えてくれるって・・・。もう10歳くらいまでに終えてるだろう、くらいの学習じゃないのか?まぁ、大人でも、掲示板で匿名性の影に隠れて、好き放題のケンカを、自分では「正当性あり」と思いつつ、あるいはわずかでも「重箱の隅つつき」「揚げ足取り」「感性問題」などで、ぐちゃぐちゃネチネチと鬱陶しいことばかりを書く人たちはいるのですが、まさか、政治家で、それでごはんを食べている人がまだ言っているとは・・・。なんだか笑いを通り越して、呆れを通り越して、ホラーだなぁ。

元報道文はコレ。http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&k=2007022300972 
そして、高知新聞の追っかけ報道がコレ。
http://www.kochinews.co.jp/0702/070224headline01.htm#shimen1 

いくら市議会議員といえども、そんなにバカで勤まるのか?市民税をこんな人に払っているというのは、「呉れてやっている」に等しいのではないか?と、高知市民のみなさまの心中、お察し申し上げる。

問題点は、大きく分けて3つ。

1. 人間を機械化する表現を引き続き、平然と使っていることで、女性蔑視をまだまだしつこく続けていること
2. 政治家としての責任をまったく持たないこと;政党なり、時局なり、市民なりへの配慮なし
3. 手本となる人間(Role model)としての自覚が一切ないことで、好き放題に無責任な発言をすること

私はここのところとてもけなげなので、過密スケジュールを見通し、エッセイを書いて貯めているので、またもやこのアップは季節はずれになり、動向がどうなっているのか、けっこう楽しみ。あんまり見当はずれな内容を書いていないことを祈るばかり。試されているのですよ(笑)。

最初の問題点については、柳沢厚生労働省大臣の発言直後に書いたエッセイで、すでに骨子は述べました。人間ひとりひとりが、当然持っている尊厳や品位を、機械化し表現することで、わかりやすい喩えを通り越した、侮辱行為であったことは、世論のほとんどが認めるところ。よく、労働者を「会社や企業の歯車」と表現した時期がありましたが、そして私もそれはシニカルに使ったことがありましたが、『幸福度を測ってみる』シリーズで書いた通り、便宜上の労働力を計算するために使える目的であり、個人的な人間の価値を下げるものではないことには、常に留意していたと、ここで言い訳?しておきます。しかも、それは、男女差別や、特定の人口を指していることではなく、エネルギーとなる労働力が、どのような仕組みの大きな図柄に当てはまるか、という具体的なイメージをもたらす表現なので、侮辱になることは、かなり少ないと思われます。わかりやすいので機械の中の歯車を使っただけで、それが血液やホルモンや腎臓や骨や脳内ケミカルでも何でもよかったわけです。が、生理学を理解するのはたいへんだ・・・。イメージが掴みにくい。

あ・・・、言い訳が長くなっている(笑)。

よくあることですが、掲示板・社宅や集合住宅での派閥・社内の学閥や派閥・学派の意見論争などなど、人々はなぜか分かれる(笑)。当然、いろいろな考え方があるのですが、二元論について書いた通り、結局は、2つに分かれることが多いのです。根本的には二つに分かれておいて、その中でまた枝分かれする。が、今の日本の複数政党は、国民にも分かりにくいだけではなく、巨大化したメンバーの大きな政党そのものの、「まとまり」がなく、派閥は果てしないことになり、老齢になり精力的に働けなくなっても、まだご意見番的に思想としては残ったり、まるで何かの基準のように前首相などの意図的継承が行われます。自民党などはいい例で、衆議院や参議院のふたつの大きな政治家レベルだけではなく、県議や市議レベルでもたくさんのメンバーがおり、そのへんの統制も基盤なき、あやふやなものになっていることが、今度の件で露呈したということです。

こんなバカなことをやってくれるメンバーがいたら、ほんと、私が党首だったら困るよぉ(爆)。が、江戸時代、平和になってからの侍社会も苦労をしており、今とは違い、切腹があったのですから、たいへんです。お家取り潰しなどでは、家族が路頭に迷うだけではなく、責任ある範疇が大きく、数千人レベルにまで余波が及びました。が、安倍首相にコレを求める人たちは、イマドキはあまりおらず、柳沢厚生労働大臣の辞任も、まったくかなうことなく、はや1ヶ月が経っています。

自民党だけではなく、高知市民だって困るし、高知県民だって困る。こんな人のために税金を払ってきたのか、とつらい気持ちになる。こんなおっさんのために、恥ずかしがることなどはありません。たくさん誇れるものがあります。坂本竜馬もいたし、桂浜もきれいだし、わんちゃんも立派だし、もー、たくさんいろいろありますから。おっさんひとりの暴走だとは言い切りませんが、別段、市民や県民のみなさまには咎めはないです。傍についていた人々、後援会などには、多少言いたいことはありますが・・・(汗)。が、私は基本的に「相互監視制度」「連帯責任」については、かなり抵抗を持っています。

私は、特に、社民党を支持するわけもなく、行き過ぎくらいのオーバーな要求をせねばならない、この与党-野党の儀式的仕組みくらいはわかっているつもりです。自分では参加したくないなぁ、とは思うので、誰かがやることについては、代替してもらっていてありがたいくらいな気持ちです。が、これについて、紙面やその他メディアを経済価値に換算すると、確実に私たち国民が払ったものからでており、怒りの気持ちは鎮まりませんね。もっと効率よく、結果がしっかり出るような方法があるのですが、私がそれを開始するには、資金が莫大に必要です。ですので、政治家たちの苦労もわかりたいと思います。

島崎市議については、人間として、「避けたい人物」認定が、私の頭の中で赤信号が点きました(笑)。彼の周囲にいる人間たち、メディアを通してみる人間たちへの影響をまったく考えていない。政治家が、「自分の思いをありのまま語っただけ」でいいのか・・・。「子どもの産めないおばさん」という蔑称を真似するヒントをばら撒いてもいいのか・・・。しかも、自分自身のパーティーを開いてそこで主賓としての発言の影響力を考えないのか・・・。「ひきつれて大臣辞任を促している」というのも、他の議員に意思や知性がないような扱いでいいのか・・・。

まぁ、呆れすぎている方々は、笑いを通り越して無視、という手段を取るところなのでしょうが、私はやっぱり書いてみました。限りなく、エッセイのネタを考えつくのがたいへんだ、というアピールになっているって!?(爆) いやいや、今回はね、3月16日分まですでにもう温めてあるのですよ・・・。ちょっと自分でもすごいな、と思っているところ・・・。忙しいほうがやれるんじゃん、と(爆)。ただ、時事問題については、盛り込んでいかねばなぁ、という、大人になった責任がどうもある・・・。ある種の、「行動に移す」「あくまで抵抗する」を体現したものです。

 

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