待った方がいいときもありますし、ちゃちゃっとやり始めたほうがいいときもあり、それらは分野によって異なったり、得意ー不得意によって違いが出ます。
たとえばかく言う私は、掃除をやるにはふつふつとやる気が湧いてくるのを待ってしまうヤツですが、決めた時間通りにやることも、最近では増えてきました。でないと、母の介護+猫の世話がかなり重度になってしまうためです(笑)。結局自分がかわいいのね・・・。(・・;)
まずやってみてもらいたいのは、やるべきことをリスト化することです。Precious One English Schoolでは、このやることリストすら英語で書けたらいいよね(^^♪を推進しています。日常的なVocabularyが自然に入るからですね。ただリストにするだけではなく、重要度と難易度と緊急度を付け加えてみてください。そして、手を付ける順番を決めて、リストの並びを変更します。
私は難易度が低く、さして重要ではないことを先にやってしまうほうがうまく廻ることが、経験上わかっているので、ちゃちゃっと終わらせ、早くリストから抹消することを選びます。難易度中、までは割とささっと終わるような仕組みにはなっていて、難易度高のものは、時間もかかるし、やり直しや見直しが必要なことがわかっているので、先に手を付けて頭痛の種を増やすことはしません(笑)。気分よく成功体験を引っ張りつつ、難しいことをやろうとしています。
この合間、時間が経過している中、やる気が湧くまで待ったほうがいいかどうか?という話だとは思うんですが、自分にとっての
- 重要度
- 難易度
- 緊急度
が明確になれば、リストを眺めるだけでもけっこうやる気は漲ってきます。不思議なもので、やはり自分を裏切ることは気持ちが悪いことだからですね。
もしも、自分を簡単に裏切ってしまう人は、誰かに宣言するとか、友人にぽろっと話してしまうなどをすると、「アレどうなった?」と訊いてくれちゃったらどうしよう・・・と思えば、やはりやるように向いていくと思います。
認知症が進んでいる母にも、
- 食事日記:3食分とおやつ、水分量
- 血圧と体温:1日1回 起きたとき
- 運動量:歩数やウォーキングの時間、簡単な体操の種類と回数
をつけてもらうことにしていて、可視化しただけで忘れてしまう彼女にも少し切迫感が出ます。そして、番外編でやってもらいたいことは、小さいホワイトボードに書いて、終わったら消す、というのをやってもらっています。こういう商売なので、マーカーは山ほどあり、色分けもしていて、彼女には色分けはわかりやすいようですが、自分では色分けして書くことが、そもそも若い頃からなかったのですね。これは残念ですが、色分けして赤はけっこうまじめに取り組んでくれます。
トイレのついでに→ くるっと便座廻りを拭いて、床の汚さをチェックし、ゴミを捨てる
などと書いておくと、やってくれるので、けっこうお願いしています。とはいえ、私の家事の負担を減らすことが第一目的ではなく、彼女の運動量と脳のエクササイズでやっているので、ダメだったときに怒れないというのがつらいところ(笑)。
難易度が高いものは、やはり清水の舞台から飛び降りるくらいの勢いが必要なものもあることでしょうから、やる気が出るのを待ってください。そのためにお風呂に浸かってみたり、掃除をしたり、好きなメニューを作り置きしたりなど、副産物もあるのであまりくよくよしないように。いずれ、自分からささっとできるようになります。
心理学では、この種のことを Procrastinationと呼びます。遅延したくて仕方ない気持ちですね。いずれ少なくなりますし、合理的なまとめたスケジュールを組み立てられれば、さほどの障害にもならなくなります!がんばってくださいね!
コメントを投稿するにはログインしてください。