これを書いている現在、東京は「緊急事態宣言」が出されており、オンラインレッスンだけになっているところです。GW前で、GWの最終日に延長が予想されているところですが、おそらく学生さんの前期・一学期が終わり、後期・二学期が始まる頃までにどうなっているか?が焦点です。各都道府県の知事が国の主たる規格を外れない策を講じてどの程度の成果が上がっているのか?を待つしかないと思っている身だと、イライラは「何・誰のせい?」と考えたくなってしまうかもしれないですね・・・。
まずこの解釈としては、生命体はナマミなので、これまで遭遇したことのない外敵には「戦い方」がわかっていないことを認識してみるといいです。
そこで、多くの一般人は、医師をはじめとした専門家に「従うかどうかの選択」をしていますが、すでにここで「従うしかない」という強制感のある状況では、「怒りというイライラを含む広義の感情」は出やすくなってしまうこと、理解しているでしょうか?
縛り・制限・強制・受動的な状態は、イライラの他、ネガティブな感情を生みやすいので、日常的にその逆を暮らしてきたか?というのがキーになります。
自由・自分の裁量が大きい・自主的・能動的というポジティブな感情を自在に、たくさん体験しながら暮らしてきた揚げ句、今の社会からの強制感・制限が入る場合にも、家でできることや脳内でできることはかなり自由が残っています。
たとえば、リモートワークになり、いつもはいない配偶者や子どもたちが家に四六時中いる、という状態が、もしもイライラの原因であれば、物理的な空間をどうにかして捻出する必要性はあると思います。かと言って、外には出られない、でない自粛をしたほうがいいわけですから、続く&無理のない方法を見つけられるかどうかを試されているわけです。
イライラの原因は何か?をまずは見つめるクセをつけてみてください。常に考え抜くということは「有効」です。無駄に考えるのではなく、「(中途)結論まで至るように考え抜く」ことが大切です。グルグルと同じことを行ったり来たりするような考え方は、「考え抜く」とは言わないのでご注意です。あらゆる角度からひとつのことを徹底的に精査してみて、それを踏まえながら、心(主観)としても納得していくプロセスを大事にしてください。
ある人は、ご主人の存在そのものがイライラの原因だ、買い物に行けないのが原因だと、とっても漠然と大きな括りなので、ずっとイライラが消滅する方法は見いだせないはずです。なぜならば、ご主人がそこからいなくなってくれるか、買い物三昧ができることしか、方法がないことになってしまうからです。
ご主人のこうした行動がいや、この言い方がいや、その根底にあるものはコレ、などとどんどん「考え抜いて」いければ、その小さいことに対する対処はできるかもしれない可能性は上がります。
このとき、もしもご主人様や自分について、あまり深くは考えてこなかったかもしれないなーと、反省することができたらシメたものです。考え抜く材料が目の前にあって、考え抜けば one less worry:ひとつ心配事がなくなり、永遠の問題解決になるかもしれないですしね。自分のことも振り返り、廻りにいる人々や囲まれている事象や物事など、この際、深く考え抜く時間をもらった!と思えるようになると、イライラする必要もなくなります。
私などは、合理的なので、もしも言って聞いてくれない人には、「当番表」などを渡してしまうのもアリだと思っているし、母は私が小さい頃は、実際に朝と夜のごはんを「給食があるから死なないでしょう」とまじめに3日くらいは抜ける人だったのです(笑)。今ではそれは虐待でしょうけどね・・・(笑)。
さぁ、イライラするつまらない時間をたくさん過ごしますか?それともイライラがない時間をよりたくさん持つことを選びますか?サイコロはあなたが振るのです。
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