ブログ

ゴミを集める人々の怪

07/07/2008にアップした文章です。

何をどう考えてもわからないことってあるじゃーないですか・・・。そのうちのひとつにコレがあるのです。だらしがなくて、どうしてか家がゴミ屋敷になってしまったという人が、顔を隠し音声を変えてもらい、TVのインタビューに応えていたのは、いくつか見たことがあるのです。が、意図的にゴミを集める人々もその横にあり、それがまったくわからない・・・。どうしてゴミを集めるのか?商業的理由だというのであれば、まぁ、少しであれば理解しましょう。でも、まったく使えないものを集めたり、使えるものでも放置しておいて貯めているだけの状態にしてあり売っていない状態のように見えるゴミ屋敷・・・。あれらって不思議だ・・・。では、と思ってちょっとリサーチ。



私は前者の気持ちであれば、わからないでもないです。私の場合、片付け物が嫌いなのですが、仕方なくやっており、どうにもこうにも山積になってしまうものは、領収書やその他の紙のたぐいなので、悪臭を放つわけでもなく、場所をうんと取るわけでもなく・・・。とはいえ、本などが積み重なると、片付けそのものがひどく面倒ではあります。分類やら傾向やら大事さ度合いやら・・・・。それがゆえに、正常思考のパターンの人々は、片付けモノをしてしっかり整理整頓するのでしょうが、私はモノを多く持たないことに徹しています(笑)。もー、面倒すぎるんだもん・・・。

 

名刺ですら2種類+支給された学校のもの2種だったり、教科書の類ですらもう軽く30冊くらいありますし、プリントになるとそんなどころではなく・・・。教科書だけならばいいのだけれども、事務処理の紙もけっこう存在して、どんどん混沌としてくるでしょ・・・。

 

洋服や化粧品やその他の持ち物は、すべて母が整理整頓してくれるのでいいのです。ただ、本と紙は私でなければできないのでした。ええ、英語で書いてあるものだけではなく、日本語のものも母は読む気なし(爆)。とにかく、サイズだけで片付けますから、余計に混沌としること多し・・・。その結果、無事に衛生的に生きていくことができていますが、バッグの中身の整理は、なぜか週に1回やらないとダメだ・・・。渡されたプリントなど、1週間に1回の生徒さんが多いので(悪いが多すぎる生徒数のため細かい内容を忘れてしまう・・・。2回や3回だと忘れないんだけど・・・。)、さらに添削を買って出ているので、整理をしないと電車の中で添削ができない・・・。本を読む量を少しセーブすれば、電車の中で暇ができるのでやっつけられるんですが・・・。

 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%94%E3%81%BF%E5%B1%8B%E6%95%B7 >すごい、Wikiの項目になっているとは・・・。これって社会現象だったのか・・・。問題なのはわかるのだけれども・・・。発生してしまう背景についての項目はなかなか興味深いです。

 

<自分の所有地にゴミ類を不法投棄されることに対する怒り>

ん?この日本語が不明瞭でよくわからないのだが、怒ってついでに集め始めてしまう、ということ?

 

<地域や親族への不信から、自分や財産に対して抱く不安>

ゴミを集めても財産に対して抱く不安は解消されないような・・・。

 

<(対象は何でも良い)コレクションの達成感を得るため>

これはコレクションをシュミにしている人がかなり多いことでびっくりすることなのですが、集めるということで達成感があるんだなぁ・・・。私はまったくカケラもないのですが・・・。

 

<(対象は何でも良い)処分する事への罪悪感>

これは母がそうだ!ワードローブがものすごい数なのですが、捨てたらもったいないという観念は、40年前の洋服を保存しているところにも見える・・・。もう二度と着ないだろう、というものも持っており、この罪悪感というのはあるんだろうな。戦中・戦後派の世代であれば、これはあるのかもしれないです。

 

<地域共同体(コミュニティ)からの疎外、孤立感>

疎外感や孤立感が昂じると、どうしてゴミ収集になるのかがわからず・・・。疎外されているから存在をアピールするために、ゴミを集めて他人に迷惑を掛けたいと思うってことなのか?

 

<収集癖が病的にまで高じることによる> 

街角に捨てられているゴミを見つけると寂しそう、悲しそうに感じ自分のところに連れてくる。「仲間」も多いので安心。ゴミを捨てろと言うのは、訳あって自分のところに身を寄せている仲間を見捨てろというのと同義。古くからの知り合いに囲まれて暮らしている自分を非難する方がおかしい。ゴミと言うな云々、という精神状態でゴミ収集を加速するケース。 

私にはこの心配はなさそう・・・。モノを擬人化するというのは、ぬいぐるみや愛着のある道具に関しては、誰でも多少はあるとは思うのですが、完全なる擬人化への論理性がないから、ゴミがいろいろな種類になるのか・・・。でも、その囲んでくれているゴミたちを、大切に扱っているか?というとそうでもないような・・・。

 

<経済的困窮(家電リサイクル法対象四品目の安価な引き取り)>

<古物商による在庫増加に伴う管理の不行き届き> 

このふたつは、私はわかるような気がします。もちろん、社会問題にまでなってしまう行き過ぎのケースは、病的なラインを超えてしまったものだろうとは思うんですが・・・。

 

<近隣住民による空家、空地への不法投棄。(ごみ屋敷が整地再開発され、新築物件として転売された後も不法投棄の悪習が抜けず新居者とトラブルになる場合がある)> 

ということは、これはゴミ屋敷を複数の人間で作り上げて、犯人探しができないような状態にし、ゴミそのものには嫌悪感を持っているということなのか・・・。八王子あたりの山の中も30年くらい前からこんな状態になっていたところはあったなぁ・・・。他人の土地に自分のゴミを捨てるということに関してはまた別の話なので割愛。

 

<注意欠陥障害(AD/HD)などの病気。サリ・ソルデン著『片づけられない女たち』を参考。先天的なドーパミン分泌不足等で入浴や掃除等が億劫になる> 

などの病気、というのはわかります。いろいろなケースがあり、脳内ケミカルに左右されていることで、ゴミ屋敷を作ってしまうようなことはあるのでしょう。統合失調症(精神分裂症)やある一部の人格障害でも、これはありそうです。

 

しかし、深かったなぁ・・・。今度はそんなことに注意してワイドショーで取上げられたら見てみようと思います。よくしてあげた大家さんを殺害した、という事件があったので、ちょっと調べてみたんですが、その容疑者は賃貸している一軒家に10年ゴミを蓄積させていき、そのうちの7年は家賃を滞納し、もう使えないほどの状態になったので、近所の公園で暮らしていたそうです。

 

ここは駅前なので、そんな家は見かけませんが、もしも自分のそばにそういったケースがあったら、どうしたらいいのか?というのを考えてみたいと思います。

http://www.real-hand.com/service/residence.html >ちなみに片付けられない人のためのサービスもあるんですなぁ・・・。すべて捨ててしまえるのであれば、これはいいのかも。私は母が居る限り大丈夫ですっ!

CTA
調布駅から徒歩1分、脳科学に基づいた英語学習
調布駅から徒歩1分、カリフォルニア大学バークレー校心理学部で学んだ『心理学』『脳科学』に基づいた英語学習をお伝えする”Precious One English School”。半年で平均TOEICスコア250点アップ!英会話を身につけて人生を変えたい方におすすめの英会話スクールです。

 

英会話を身につけて、人生を新しいステージに導きたい方は
下のボタンから、本校をご確認ください

調布駅すぐ英語教室のPrecious One English School