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一人残った猫さくら

2008年アメリカから完全に戻って住居も移動したときに、猫を5匹連れてきました。うどちゃん・タンゴ・ハイジ・寅次郎・さくらの5匹です。順番としては、うどちゃんが17歳4か月で死んでしまい、次にハイジが19歳11か月で死んでしまい、寅次郎がなんと脳腫瘍のために10歳1か月で死んでしまい(猫の脳腫瘍に罹患する確率は0.0035%くらい)、次にタンゴが22歳1か月という長寿でいなくなり、さくらがひとりで残りました。現在16歳4か月。

みんなで暮らしているときには、タンゴにぴったりくっついて、兄妹猫の寅次郎よりもずっとなかよしだったのですが、タンゴの最期あたりからようやくヒトを人として扱ってくれるようになりました。私の気の長さはけっこう猫には発揮されているのです。さくらを1分以上抱けるようになるまで、7年かかりました(笑)。撫でるだけであっても3年かかったのです (・・;) それでもうちの猫でいてもらっていた理由は、やはり私個人が、たいへんな実験好きだということがあるんでしょうね。観察しているのがとても楽しかったのです。そして、どんな出来事や事件、健康状態、メンバーとのふれあい、ヒトとの関係がそれぞれの猫たちにどの程度の変化をもたらすのか?を、知ることそのものがとても好きだったのです。猫らしくある暮らしを全うしてもらい、ヒトが考える便利や愛情を押し付けず、とにかく長生きを全うしてもらいたい、自分らしくあってもらいたい、という望みだけでいっしょに暮らしてきました。

そうした意味で、最後まで残ってしまったさくらは不憫です。他の猫たちよりもずっと、嫌いかもしれないヒトに頼らねばならぬからです。ごめんね・・・。

実際、タンゴが死んでしまってからのさくらは、女王様一辺倒ではなくなり、たまに迎合してくるようになりましたし、今ではVisitorsにも顔出しをして、いくばくかの人々には撫でられたり、自分からすり寄っていくようにすらなりました。もんのすごい変化です(笑)。そんなことができるお嬢ではなかったのだから・・・、唖然です。男の人好き(ヒトであっても)というのはありますが、それにしたって、彼女の最初の14年間を知っている私にとっては、ものすごい白と黒なのです (・・;)

だからやめられないですよ、長くここに留まり、目撃者になっていくことは。

さくらのために新しい猫を迎えることも一考してみたのですが、高齢になってしまったのできっと負担感のほうが何倍もあると思って断念しました。アメリカに帰るまで、さくらが生きていてくれればいいんですが、もう20歳超えてしまうので押し付けるわけにも行かず、なところではあります。帰ったら、子猫と子犬を各2・3頭ずつ迎えたいと思っています。できることなら、フクロウにも来てほしいくらいなのですが、生きた虫やネズミがごはんなので、それは無理かな・・・。

さくらの生活は、先住民たちよりも贅沢になっており、この甘やかしはいかん!と思いつつも、残った彼女に全力を捧げているワタクシです (・・;) 気づくと、仕事が山積みになっているにも拘らず、いっしょにゴロゴロして、撫でてあげてたまに抱きしめて30分経ってしまっていることもあり、彼女に向かって、「うひー、さくらに騙された!」などと、彼女のせいにしてしまう未熟なワタクシなのです (・・;)

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長生きしてくれますように♪

 

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