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他者のせいか、己のせいか その2

03/15/2008 にアップした文章です。

 

日々の生活の問題は、あとからあとから増殖しているんじゃないか?と思うほどに生まれています。ここのところの私は、いいことばかりが続いており、問題が生まれていないのですが、他人様の問題を自分のことのように考えてみると、やはり増殖しているような気もする・・・。昨日も、母が家の模様替えをしていたのですが、彼女は文句や不平を独り言しつつも、次々と見る見るうちに部屋は様変わりして行った・・・。あんなふうに物事がきれいに片付いていけば、この世はもっと平穏なのだけれどもなぁ・・・と思いつつ、そういえば彼女もなぜか私のせいにしていたな、と苦笑するのであった。

 

そもそも、その模様替えというのは、我が家にて小規模な英語教室を開こうとしているもので、まずは2人の生徒さんが確保できており、ホワイトボードを置いたり、椅子と机を揃えて、書架のための棚を設けるというもの。私がやればいいのですが、母がやりたいんだから仕方ない・・・。彼女は私のセンスをまったく信頼しておらず、外で働いており、なかなか動こうとしない私に業を煮やしたというところ。引き受けたのに、私のせいらしい・・・(爆)。まぁ、必要性を生じさせたのは私なんですが、オファーしましたから・・・。モノがたくさんあるのも私のせいらしいのですが、実際は彼女のほうが何でも保存しておきますから、私のせいじゃないと思うなぁ(笑)。

 

こうして、他者のせいかもしれない問題というのは、けっこうあるようです。私はこうした問題を「どこ吹く風」と扱っているのですが、真面目に会社勤めなどをしていると、やっぱりそういうわけには行かないことがたくさんあるんでしょうね。

 

が、もう少し分析してみると、やはりそれも「その人と関わりあうことに決めた自分の責」も、必ずそこにはあることがわかります。偶然の出遭いが醸す事件や問題以外には、ほぼこれが当てはまってしまうんですよね。その事故や偶然の確率というのは、5から15%ほど、というのが通説です。ひょっとすると、もっと厳密に考えると、低いことになるかもしれません。

 

たとえば、強制的に実施される健康診断のペーパーワークなどは、システム上仕方ないにしろ、そこで人為的ミスが起こり、うんざりしたモードで健康診断を受けたら、なんと血液検査で引っ掛る、などのように、連鎖のように問題は増えていくものなのかもしれない。窓口の書類事務を担当する人を選べない立場にある場合、これは純粋な事故や確率の問題ですが、その担当者が慢性的にミスを犯す人であれば、上層部に提案することは可能だったとも言える。知らずにいた自分の「アンテナが低かった責」というのはあるのかもしれない。さらに、うんざりしたモードを持ち越す自分が、被害を蒙ったまま健康診断に行ってしまったことが、血液検査に影響しているかもしれない。もしかすると、自棄酒(やけざけ)を飲んじゃったかもしれないし、八つ当たりして誰か他の人とケンカをして血圧を上げてしまい、寝不足だったかもしれない。などなど、可能性は純粋に事故や確率ではないかもしれません。それが、市役所での住民票を取ることなどであれば、事故なのかもしれないです。が、もしかすると、「お役所的体質」を言及してこなかった市民としての態度にも、ほんの少しではありますが、「責」はあるかもしれません。そこまで厳密にしてしまうと、すべてが自分のせいになり、苦しい生き方になってしまうので、あまりオススメはしませんが・・・。可能性として、考え方としては、こういう道筋もあるということです。

 

さて、私の生徒さんですが、大学時代にライセンスマニアな傾向を発揮し、各種ライセンスや資格を30ほど持っているほどの凄腕なのです。すごいでしょ?他の大人になり、義務教育+αを終えたあと、人々は「自ら」学習したいと思って、英語学校には通ってくる方々とは異質です。が、それなのに、それなのに、どうしてか、勉強法を熟知しているはずなのに、苦手な英語については、講師の言いなりになっていた、という事実発覚。

 

同僚というカテゴリーになるとはいえ、実際のところ、講師同士というのは交流がなく、私は同じ英語学校に行くようになってから、はや7ヵ月半経ちますが、一度も会食はないです。スケジュールがみんながグループレッスンではないので、合いません。グループレッスンは55分なので、休憩の5分ではコピーを取ったり、記録をつけたりしており、会話らしい会話は成立せず。プライベートレッスンは40分刻みなので、グループを教えている場合とのコンビネーションを考えると、さらに時間が合わず・・・。たまに、ドタキャンがあるのですが、当日キャンセルの場合はPaid(お金獲得)の代わりに、その場に居なければならぬという決まりがあります。最後の授業のときなどは、たいへんに無駄なシステムだと呆れてしまうのですが、そんな時間を利用したいと思っても、相手はおらず(苦笑)。

 

というわけで、私は他の講師の先生たちを知らないのですよ、あまり。よく話すのはNativesの一部です。しかも、日本人講師のお名前と顔すら一致しないことが多いという情けなさ。あちらの方々も私のことなど、まったくわかってらっしゃらないことでしょう。

 

ただ、同じ生徒さんを曜日の都合で同時に教えている先生というのがたまにできます。私はこれまで二人いらしたのですが、生徒さんは大人なので伝言を頼んでおいても、そのお返事が来ない。事務局の人に頼んでも、彼女たちは強くは言えない。

 

私は、その場で生徒さんに問題を解いてもらうことは、必要性がない限り、講師の怠慢とみなします。それを延々と80分(プライベートのコマ2回分)も使うのは、言語道断なんですが・・・。しかも、問題数が6問ってどういうことなのかわからず・・・。会社員で時間がないことは確かですが、その場でしか、講師の目前でしかできないことは、Speaking/Listeningのための日ごろの成果を見る以外では、Readingのスピードをタイムするときだけでしょう。あるいは苦手が発覚したときに、即興で問題を探り、反復練習をするくらいのもので・・・。TOEICの問題を延々とさせることは、講師としては時間泥棒もいいところだと思うのです。

 

日本人の英語講師はあくまで、生徒さんの英語におけるごちゃごちゃに入っている知識を整理することに徹底的に献身しなければ、報酬をもらうに値しないでしょう。そのための査定である、現在の実力を測るのに、目の前で問題を解くというのはアリかもしれませんが、大人が時間をごまかすということはないと思うので、自習してもらったものを参考に、現在の混乱を解いていき、チャート化したり、明確にするための具体的なエピソードと混ぜて話したり、Nativesでは思いつかないであろう日本語と英語の関連性から起きる誤解を解いていくことが大切なはずです。

 

そして、その彼には、私は教科書を換えてもらい、今までのぼーっとした授業についての反省をしてもらい(彼のせいだけではないにしろ・・・。彼がそのまま放置してしまった理由というのが、先生なのだからエキスパートなのだからこれでいいと盲信していたというのがある)、新たに半年で200点アップを目指してもらおうではないかと。いや、がんばり次第では、300点もありえるよな、とも。

 

いやー、私の場合、生徒さんに私のせいにしてもらってもいいと思えるところはたくさんあります。そのために、手を抜かずにできうることは何でもやろうと思っており、苦情は多ければ多いほどヒントになります。そうなると、私はさらに優秀な講師になれるので、願ってもないことです。

 

私のほうは、まだイヤなことが起きておらず、昨日は気分がよかったので、ロトまで買ってしまいました(笑)。普段しないんですが、なんとなく・・・(爆)。すべては自分のせい、と思い、気をつけていきませう。

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