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創作意欲の素

02/19/2008 にアップした文章です。

もう風邪っぽい症状は終わりに近づいていることは、確実にわかっており、こじらせる危険もないのだけれども、どうしてか終わらない・・・。この「歳現象」のせいで、なんだかこの1年4ヶ月の帰国後の憂鬱の中で、ベスト3くらいに落ち込んでいるかもしれません。健康を害すると、こんなにヤバイ調子になるのは、PTSD以来の実感です。ということは、もう5年ぶりくらいの感覚なのかもしれない・・・。うーん、そこで、問題なのが、エッセイの質の低下。書き手である私が、どうも充実しきっていないので、吐き出しているくらいに投げやりになってしまう傾向になってしまっています。いや、そうしたいわけではないし、そうしてはいけないとも思っているんですよ。でも、同時に批判ができる読み手でもある私は、それがたまらなくイヤである・・・。

創作:(1)それまでなかったものを初めてつくりだすこと。(2)翻訳などに対して、作家の主体的創造力によって芸術作品をつくりだすこと。また、その作品。(3)事実でなく想像によってつくりだすこと。また、その話など。

意欲:物事を積極的にしようとする意志・気持ち。

積極的:物事に対し自分から進んではたらきかけるさま。⇔消極的

意志:(1)考え。意向。(2)物事をなすにあたっての積極的なこころざし。(3)〔哲・倫〕〔will〕ある目的を実現するために自発的で意識的な行動を生起させる内的意欲。道徳的価値評価の原因ともなる。(4)〔心〕 生活体が示す目的的行動を生起させ、それを統制する心的過程。反射的・本能的な行動とは区別される。(5)文法で、話し手のある事を実現させようとする意向を表す言い方。口語では助動詞「う・よう」、文語では助動詞「む(ん)」「むず(んず)」を付けて言い表す。

イージス艦の漁船への追突のニュースが入ってきたり、民主党の菅代表と宮崎県の東国原知事の道路問題についての激論も入ってきているのだけれども、どうも、いつものように心が動いていないのに気づく・・・。むしろ、そのニュースで、「なんとかしてこうしたらいいのに」と思うより早く、「絶望的じゃん・・・」とネガティブな気持ちが先行していることに気づくと、「こんなときに書いている場合じゃないよな・・・」と思えてしまうわけです。

今日の授業は、Reading, Pre-TOEICのグループと、プライベートが3つほど入っているのですが、それまでにどうにかしてテンションをあげないといけないな、と、いつもとまったく違い、苦痛にも感じられているところ。けなげな生徒さんたちは、私のこの長引く体調不良などは関係ないのは百も承知なので、それまでにじわじわと何とかしないといけないんですが・・・。模試テストなどをしてお茶を濁したり、答え合せなどを授業中にやる先生は実在しますが、私は答えが配れない類のものしか答え合せはしないですし、模試などはやりません。ただし、Listeningのテープで持ち出し不可のものだけはその場でやることはありますし、実際に時間を計測することはあります。

いかにも授業というのを避けたいので、配り物やオリジナル教材を使ってのディスカッションなども行っており、英語文献で、健康や睡眠や裁判員制度や映画やその他の教材になるものを拾ってくるのは、豊富がゆえに簡単ですが、その組み立てはいろいろ考え込みます。うん、今日もそれで行こう・・・。そうすればテンションが上がるであろう。と少し探したのだけれども、やっぱりいつもと違うのがわかる・・・。いつもはチャカチャカと頭が動いてすぐに決定できるのだけれども、どれにしようか迷ってみたり、うまく「これだ!」というのが探せないでいるところです。が、最終的には、プロスポーツ選手の年収リストにしました(笑)。Readingクラスでの今日のお題は、Workaholic, pro-athlete incomeなのです。

これまでも、創作意欲がないときには、みんなが活発にディスカッションができるネタを提供してきましたが、長いときには、私にあまりやる気がないときだったりします。与えられた教材だけで時間が足りないこともままあり、そんなときは私の調子がよくて、よく話していたり、おまけ情報を披露していたりするわけで・・・。

私は、小学校5年くらいから渡米して2年間ほど日記をつけており、9歳から26歳ですから、17年間くらいは日記をなるべく休まずにつけることができたわけです。なので、エッセイはタイプだし、何も自分を内省するばかりでもなくて済むし、お題は広いし、書けて然りなわけですが、どうも乗り気が薄い。すべてが体調のせいなのか?と、また癖である内観をやってしまったりもする(笑)。

内観:(1)〔仏〕 精神を集中して自分の心を観ずることによって、自己の内部にある真理や自己の真実の姿を知ろうとする瞑想による修行法。観心(かんじん)。(2)自己の内面を見つめ、そこにあるものを探求すること。内省。(3)〔心〕〔introspection〕自分自身の心の動き・状態を自分で観察すること。自己観察。内省。

うーん、でもおそらく、ほぼ8割方は体調のせいなのだろう。そして、そこから来る、「サバイバルのための復活」にこれまでよりも時間が掛かっているという、老化に対しての「荒び」から来ているものと思われる(笑)。

荒び:(1)物事の進んでいく勢いにまかせること。事の成り行きにまかせること。(2)心のおもむくままに物事をすること。慰み。遊び。すさみ。

イージス艦の対処法にしたって、かなり怒ってはいたんですよ。「100年前のタイタニック号のときと同じテクノロジーでもないくせに、どうして漁船にぶち当たるんだよっ!」くらいな勢いで・・・。でも、大臣や国の機関である人々の対応が、これまでに後手後手なのを見て、「いやー、自分もこういう扱いを平気で受けているってぇことなんだよね・・・。たまたま私が漁船に乗る仕事が生業じゃなかっただけで・・・」なとと思ってしまい、どんどん落ち込むことに・・・(汗)。「明け方の海は寒かっただろうな」ともうお日様が照らしている海の映像を見ながら思ったりして、さらに落ち込みは進み、「ただただ正直にまっすぐに働いてきただけで、こんなことが起きていいのか?」といういつもの調子の怒りが出てこず、絶望的な気分になってしまったのです。

いくら8割方が体調不良とはいえ、こんなひどい創作意欲では申し訳なく、母においしいお昼ご飯を食べさせてもらえてからならば大丈夫かと思いきや・・・。昼はエビチリ定食みたいなものだったんですが、そりゃぁおいしかったんですけれども、どうもテンションはあがりきらず・・・。ごはんもおいしいのに、どうしてか爆発的にうれしくもなく・・・(汗)。

というわけで、明日はなんとか違う作戦を取り、この創作意欲の素になるものを、太陽電池ではないらしいので、補給してまいります。お風呂もダメだったし、豪勢なエビでもダメだったとなると、何が相当な効き目があるんだろうか?と少し戸惑いつつ・・・。

昨日くらいから仕事は緩やかになってきたのですが、そのせいなのかもしれない。やっぱり私は忙しくないとダメなのかもしれない、と、Workaholicな自分を呪ってみてもいます・・・。

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