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大麻について考えてみる

2008/10/31 にアップした文章です。

 

相撲界では、大麻疑惑が取り沙汰されてから、もう数ヶ月が経ちました。さらに、芸能人の子どもたちの世代の大麻や薬物中毒が取り沙汰され、気づくと日本の町にもしっかりと薬物のディーラーや売人がいて、それでも「一部の人のこと」と思っている日常を送っている方々が多いので、そこは安心です。が、どうせならば、もう少し一度は自分に引き寄せてみて、それから「私はやらない」という選択肢を選ぶのがいいことだろうと思うのです。でないと、「薬物依存」になってしまった人が廻りにいたり、大切な人のその大切な人が薬物依存になったときに、力になってさしあげることもできないと思うのです。しかも、同じ薬物でも、タバコやアルコールはフツーに氾濫しており、使用者も多く、他の薬物とはどう違うのか?を理解しながら使用している人というのは、イッタイどのくらいの割合なのだろうか?と疑問にも思える・・・。

 

私は何度も書いたように、アル中です(笑)。しかも喫煙歴も長いです。この2つはどうしても止められておらず、最近やっとタバコは止めようかな、と思い始めてきており、1月1日を虎視眈々と狙っているところです(笑)。私は、はっきりとタバコをやめる決意をしたことが、これまでただの一度もなく、コップの水で喩えると、30代まではゼロ。30代前半で少しまずいと思い始め3割前後。30代後半で5割前後。40代前半で7割前後。今、45歳になって、8割5分くらいになっており、もうすぐ9割5分なので、それが止め時だろうな、と思っているのです。なんて、長い言い訳なんだか・・・(汗)。40歳になるまでは、きつめの運動をしたときのみ、タバコの弊害を感じており、シャワーは外出前、他人様が迷惑な場合は我慢、といろいろと調整をしてきたのですが、それで何とかなってきていた・・・。あの喫煙の締め付けの強いUSでも、自宅であれば吸えたので、キャンパスで喫煙することなく、私はやり過ごせていたのですね・・・。が、日本に戻って思うのは、寄る年波もあるのですが、運動量が絶対的に減ってしまったので、私の健康は喫煙をやめることでしか加速を緩やかにできないかも・・・と、思い始めたことにあります。ええ、テニスコートも有料だし、格安のアダルトスクールがあるわけでもないし、スキーは前々から計画しないといけなくてUSの3倍くらいは費用がかかり時間もかかるし・・・。で、Walkingをしようと思ったら、町は車だらけで怖いし(爆)。で、やっぱりプールに通うゆとりができたら、それに伴った節煙をし、その後禁煙をするしかないな、と、最近、パッチでやめることができた人の余ったパッチをいただきました(笑)。まだ一度もつけていませんが・・・。

 

アルコール中毒になったのは、二十歳前です(笑)。すでに書きましたが、躁鬱病のせいで、「我を忘れる時間」を増やすためにどうしても必要だったと、若い私は思っていたのです。アルコール依存症は、一度その領域を超えてしまうと、もうちゃらになることはなく、たとえ飲まない日が3年続こうとも、やはり依存症ではあります。12Stepsなども考えましたが、私は躁鬱病持ちなので、ゼロにすることはとてもできない・・・。なので、産業カウンセラーのクラスメイトには驚かれてしまいましたが、「外で社交的に飲む場合にのみ飲酒」と決めています。家で母がビールを出してきて、飲むことが多かった夏の日々に反省し、今では家でビールを飲むことは、ほぼありません。母がどうしてもつきあってもらいたいときには買ってあるので、1本くらいで止めることができます。すごーい!

 

大麻や覚せい剤などは、アルコールやタバコよりもずっと害の大きいものなので、法令で禁止されているのですが、大麻は実はそうでもない、と主張する人も多いです。

 

薬物依存症についての相対的な見方

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%96%AC%E7%89%A9%E4%B8%AD%E6%AF%92 

薬物の種類>http://www.ask.or.jp/yakubutsusort.html とはいえ、この表はとても見づらいし、解釈しづらい(笑)。

薬物依存の度合いについて>http://www.sapporo-ohta.or.jp/ohta/D/D-1.htm 

 

薬物でなくとも、性嗜好が異常な範疇なのに止められないだとか(児童嗜好や自分や他人を傷つけるなど)、買い物をしすぎて経済的に破綻してしまうとか、ギャンブルだとか、まぁ、いろいろあります。ヒトはやはり弱いので、ある宗派の僧侶のようにすべてを我慢し、枯渇したところで、悟りを開くなどということができるヒトは圧倒的に少ないです。ひとつやふたつの依存性を持つものをもっていたとして、その限度を知っていれば、特に問題はないのですが、社会的にNGだったり、法律的にNGだったりする境界線を越えてしまうことがままあるので、これが薬物依存においても、問題の焦点です。

 

私の母なども、経済的破綻まではいかずとも、私としてはどうしてああも買い物が好きなのだろう?と思ってしまいます。彼女の場合は、洋服はこのところ控えていられるようになったのですが、消耗品においては愛も変わらずです。我が家の乾物は「どうして二人暮らしなのにこんなにたくさんあるんだろうか・・・」と思えるほどの量です。私が在米していたときには、母に乾物の買い物をお願いしてよかったな、と逆に思いますが・・・(笑)。とはいえ、賞味期限だけをチェックしておけば、これに関しての弊害はさほどなく、「場所を取る」ということだけで、それよりもむしろ「眺めてうれしい」という母の気持ちのほうが大切でしょう(笑)。損ではないですからね、最終的に食べますから。洋服のときには、身体がひとつしかないのに、どうしてこんなにたくさん・・・と呆れたものでした。

 

大麻については、それほどの後遺症もなく、副作用もないとする人がたくさんいるようですが、私はそれは個人的な見解なので、尊重します。私は大麻であってもやりませんね。あの高揚感が、「他のことはすべてどうでもいいや」だとか、「もうしばらくこれをやろう」などということに、私の場合はなりかねないからです。依存しやすいやつなので(人には依存しないで済むのですが、ひとりでやるアクティビティにはどうも依存しがちなところがあり・・・。読書のように弊害が視力の低下や経済的負担であればいいのですが)、依存弊害が自分にとって多いものには手を出さない。

 

しかも、私が自分の脳内ケミカル分泌をMRIで日常的に見られるわけでもないので、やはり躁鬱病もちの私としては、これ以上の負荷・負担は要らないのです。しかも、ゾンビ状態になってしまうような、脳のしわすらなくなってしまうような(これ、たとえですから・・・。回数や量によっては、脳細胞が機能不全になったり、破壊されてしまうほどの薬物は実際にあり、私は自分の脳に賭けているので、到底そんなことはできず・・・←たぶんみんなそうだと思うのだけれども、この事実を知らないで、一時的自暴自棄で走ることはあるかもしれず・・・。

 

角界だけではなく、人々は「逃げ出したいこと」と常に面と向かっていかねばならぬのだなぁ、と、なんだかつくづく考えてしまいました。私の逃げ出したいことは、「起きていて覚醒しすぎてスピードが緩められないこと」なので、寝ればいいわけです(笑)。今日も見事に8時間ほど寝ましたが、調子はいいです。でも、もっと眠れるかもしれないくらい(笑)。逃げ出したいと、ずっと悶々としているよりは、「ケツまくって逃げます」と逃げてしまえばいっそラクなのでしょう。でも、どうしてかプライドが邪魔しているのか、逃げられない事情だらけなのか、逃げられないで、薬物その他に依存することになります。

 

なお、校長センセのアルコール依存については、校長センセご本人がよく把握されているので、私には何の意見もございません(笑)。

 

 

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