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姪っ子たちの夏休み

08/08/2008にアップした文章です。

いやー、久々に会った姪っ子たちは、ものすごく背が高くなっており、真っ黒で、遠慮がなく、ネコたちを追いかけて、元気です(笑)。今もまだ室内にいるのですが、あと1時間、映画が始まるまでここで待機なのです。ネコたちは全員、切なそうに鳴いており、部屋の隅々にぴったりと張り付いており、このかわいい闖入者たちに対して心を閉ざしています。しかし、子どもたちの会話はおもしろい(笑)。これが毎日だと、母親業というのは、さぞかし疲れるんだろうな、と、つくづく、世の皆様に敬意を表すことになってしまっています・・・。娘3人なので、きっと元気のピーク時には、こんなどころではなく・・・。



なぜ『崖の上のポニョ』を見たいのか?と問われたら、お友だちに推薦されたとのこと。「見たほうがいいよ。すごいよ」と言われたそうで。そのすごさの中身は何なのか?「そのお友だちは主語を省略して話すからわからない」と(笑)。だったらなんで鵜呑みにするんだ?とは思うのだが、私も自分の10・12歳・13歳の頃を思い出してみる・・・。

 

とはいえ、昨日の夜、英語のレッスンをした女の子も、中学3年生の14歳。お誕生日が来て15歳。

 

この頃の1年の年齢の差というのはでかいのかもしれず・・・。

 

が、私はもう少しいろいろ考えていたということはぜひ言いたい(笑)。この子たちの将来は、血の繋がった叔母としては心配ではあるのだが、心配してもこの子たちの人生なのでしょうもないし、彼女たちがするようにしかならないだろうし・・・。

 

「将来何になりたいの?」と問われると、長女が「急に言われてもわからない」で、次女が「エステティシャン」、三女が「テニスプレーヤー」と、簡単で短い答えではあった。三女は、たいへんなマイペースで、あまり話さないところが他のふたりとは違うかもしれず・・・。伊達公子現象前からずっとテニスに通っており、学年混合マラソン(3・4年)のときなどにも上の学年を凌いでの1位などを取っているので、それしかあまり能がないとも言われており、そのせいで無口なのかなぁ・・・。

 

この子たちの父親の身長は185cm。母親が161cm。そして、長女は、157cm。次女は150cm。次女も150cmと、どんどん大きくなることは必至なのです。私の母が自称157cmなのですが、もうすぐみんなに抜かれるのでしょう。私を抜いてくれると思うのですが(168cm)、まぁ、よく育ってるよなぁ・・・。

 

今は、私のホワイトボードに書くのが楽しいらしく、昨日のレッスンの残りが書いてあったので、それを真似てみたり(英語はロクにわかっておらず・・・)、ネコたちの名前を英語で書こうとしています。が、ローマ字表記と英語の違いがまだわからないので、つくづく私は「こんなだっただろうか・・・」とまたもやPuzzled・・・。

 

そして私が英語の大切さを説いてみても、彼女たちの中には真剣に浸透するようなところはあまりなく・・・。そうだよなぁ・・・。夏休みに見たい映画は、『崖の上のポニョ』だもんなぁ・・・。そしておもむろに飽きてしまい、今度は日本語で姉妹で知り合いの名前をいくつ書けるか?というゲームをしている。これにどんな意味があるのかもわからず、さらにルールを決めたところもかなりオソマツである・・・。しかし、母のようによく話す。どんな行為をしていても、口が閉じていることはなく、数秒ごとずつにみんなで好き勝手な思いを口に出している・・・。映画館で黙っていられるのか、他人事ながら心配になるくらいである。彼女たちの中にいると、やはり人数のせいなのか、母が口数が少なく見えるのが不思議である。「うーん、ひょっとすると、母はそれほどおしゃべりじゃないのかもしれない・・・」とすら思わされてしまいそうなのであるが、事実統計上、私の母はかなりおしゃべりである。

 

ここまで観察を書いてきて、私のメンタリティは、おそらく子どもの頃から少年であり、そのまま少女になる時期をさして経てきたこともなく、ちょっとだけ女をエンジョイして、おっさんになったような気がする。だから、「箸が転がってもおかしい」という体験もわずかしかしないで済んでしまい、その間、ひたすら空き時間にはバイトをしていた、というところで、疲れたあとには寝ていた、と・・・。人と話すときにはよく話す私ではあるのだが、やっぱり最近わかった通り、私は基本あまり話していたくないし、その必要性を見出さない限りは無口なんだろうな・・・。

 

さらに思い出すのは、私を小学校3年くらいの頃から年に数回、映画に連れ出してくれていた叔母のこと。叔母が私をひとりだけにしろ、連れ歩けたのは、これほどうるさくなかったからなのだろうということ(笑)。しかも『崖の上のポニョ』の類ではなく、『青春の蹉跌』や『潮騒』だったんだよなぁ。彼女が選んだものをイヤということもなく、むしろ、大人のテイストのほうが見たかったし、ラクだったような・・・。

 

それぞれ、大学は行く気があるらしい。ところが、どのくらい学力がついていっているか?と問うと、彼女たちはこれまで塾の類は一度も行ったことがなく、おそらく問題の解き方すら知らないと思われる。だったら、やっぱりAO入試をするために英語をやったほうがいいのだろうが、この日本語の会話を聞いている限り、論理が通っていないことがかなり多いので、前途多難ではある(笑)。

 

ピアノ・スイミング・テニスと、それぞれ習い事は別のをやっているのが、父親と母親の教育概念のうちらしく、家の中でこれ以上の競争はしてほしくないというもの。さらに、塾に行かせないという主義でもないらしく、「本人たちが行く必要ないよ。行かない」と言っているかららしい。そういう暢気なことを言っていられるのかどうか、あと1年半もすると長女が受験なのでどうなることやら・・・。

 

昨日もまたもや夏バテの兆候に押しつぶされながら、ショムニシリーズ2を見ていたのだけれども、自分の考えを固めていくというのは、日本社会の中ではかなり難しいことだから、あの手のドラマが受けたんだろうなぁ・・・。

 

この子たちはどうなるのか。夏休みの大イベントは、夏祭りらしい。花火もあるらしいし、オートキャンプとはいえ、キャンプに父親と母親と行くのも楽しみにしており、子どもらしくいられている方なのかもしれず・・・。

 

今日のお昼は、近所のものすごい安い、台湾人経営の中華料理やさんでランチすることにしたらしい。母のお財布がそれほど傷まないことと、量が豊富なことと、うるさくしても大丈夫なことで決定したらしい。私は行くかどうかまだ迷っている。もちろん『崖の上のポニョ』は行かない(笑)。ネコたちがぐったりしてしまっているので、しばらく平和にしてあげたあと、私はまだ迷って、上映が終わる携帯での電話を待つことになるんだろうなぁ・・・。

 

姪っ子たちのエナジーはうまく何かに向けられたほうがいいのだろうけれども、それがままならぬのが教育というもので、人生ってもんなんだろな・・・。私もじゃじゃ馬馴らしをしてきて、人生の大半を使ったクチなので、あまりえらそうなことは言えないんだけれども、いろいろなことをやって見つけてほしいよなぁ・・・。

 

とはいえ、冷たい肉親であることは確かなので、おっさんマインドとしては、放置です(笑)。英語が習いたいと言ったら考えることにします(笑)。

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