子育てバッチリ!という人のほうが圧倒的に少ないと思われます・・・。最終的な辻褄合わせテキに「うまく行った」という親はいるとは思うのですが、きっと死ぬまで心配は続くのだろうなと思います。まぁ、意識的に続けないようにしなくちゃ!という子育て終了!としなくちゃという人も多いと思いますし、それほど親であることを続けるというのは、難易度高なのです。
子育てというのは、所詮「結果論」でしかなく、時を待たねばそれがよかったか悪かったか、なかなかわからないものだと思うのです。それでも挑んでいるだけすごくないですか?などと私は思っているのですが、最低限の要求のようなものはあります。
とりあえず、健康に生かしておいてください!取り返しのつかないことだけはしないように!
ケガをさせたり、虐待したり、明らかに傷つくようなことの連続や、ダメダメな配偶者やパートナーに任せるなどということだけはしなければ、本当にうまく行かないことの連続でも、ちゃんと敗者復活戦だらけですし、致命的なことはさほど多くもないような気がするんですよ。
そもそも、第一子の場合は「初めての連続」でしかないわけですよね・・・。第二子だとしても、年齢が離れていれば忘れるだろうし、男女差などもあるだろうし、まぁ、うまくいかないことだらけが予測できます。
なのに、うまくいかないと悩むのは、そもそも選択肢としてはナシで、うまくいかない=当たり前とは捉えられないでしょうか?
Precious One English Schoolでも、小学生から大学生の親御さんにまだかなり社会的には依存している子どもたちが通ってきています。
親に対しての愛や感謝をどの程度持っているのか?というのは、ひとつ、子育てが将来的にうまく行くかいかないかのバロメータになると思うんですね。将来的って・・・、まぁ、結果論なので、お子さん自身がお子さんを持ったり、親であるご自身がとっても年老いたりする時点にならないと、評価の苦労は終わらないんですけども・・・。
関わりたくもない、という一時期の「いやいや期」は抜かします。これ、2歳前後にありがちなのと、第二次成長期あたりから、個人差はあれど10代で見られる傾向があります。反抗期ですね。とにかく反対のことをやろうとしたり、口答えしたりする(笑)。
とはいえ、発達段階では、これらもないと、逆に学びが浅いものであるとも言われていますし、いいのではないかなぁと。だから、親としては挫けたり、切なくなったりもするけれども、それもまた成長の徴だと思っていただければ・・・。
しかも、ヒトは死ぬまでずっと発達していくものなので、親となってもまだ成長している最中であるはずなので、まだうまくいかないこともあるし、それによってまた発達・成長するので、いい機会だと思えませんかね?ヒトの幸せやすばらしさに「終点」「理想の典型的目標」がないように、親がする子育てにも理想形などないのですから、何を以ってうまくいかないと嘆いているのか?を、まず考えてみると、けっこう笑えるかもしれないですしね・・・・。
あんなにすごい子どもを育ててすごい!と言われるよりは、自分のことは自分でできる、しかも1日も早くできる子どもを育てて、自分のその後の人生を充実させる手もありますしね(笑)。あああああ、私はやっぱりこういうところがユルイんだな(笑)。
でも、完璧な子育てなど、ないですからね!
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