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恋ってむずかしいの?

Dec 10, 2005 に書いた文章です。

いい人が見つからないというのをいろいろな人から聞きます。このあいだはタクシーの運ちゃんにも「誰か独身で結婚を前提におつきあいする人いないかな」と聞かれました。彼はインド人だったので、いろいろポイントを聞いてみたら、宗教も人種も年齢もかなり臨機応変でした。

うーむ、ではなぜ、彼のように間口が広い人でも相手が見つからないのであろう?と私はふと気づいたのですね・・・。

可能性としては、
1.彼自身が気づかない『注文』がけっこうあるに違いない。
2.彼自身にかなり自分で気づいていない欠点が多いに違いない。
3.恋や愛、結婚そのものに関しての定義や在り方についての考えが、出会ってきた相手と差がある。

この3つくらいが思い浮かびました。私の周りにも独身者はたくさんいます。特に、会社をいっしょに始めたパートナーのうちのひとりは戸籍上のだんなですが、もうひとりは独身です。彼はいくつになったんだっけ・・・。えっと、34くらいかなぁ。

私は物心ついたときから、「ちょびっと気になる人」がいつもいました。が、本当に冷たいところが私らしいところなのですが、いつも恋はイチバンではないのです。恋すると周りが見えなくなるだとか、自分をおろそかにしてしまうとか、いろいろ話は聞きますが、私はいつもいつも自分がイチバン大切でした。一度だけ、自分がドアマット(踏みつけられ利用されボロボロになる)になってしまいそうな人に恋したときに、私は渡米しました。2年半ほど踏ん張ったのですが、やはり私は彼を好きなままでは自分が大切にしている自分のままでいられない、と結論を出したからです。

が、私はかなり簡単に恋に落ち、デートはとりあえずしてみて知り合い、「あちゃー、ダメだ!」と思ったら次に行っちゃう!の繰り返しを、25歳まで続けてきました(25歳のときにパートナーに出遭ったのでした)。結婚してからも恋には落ちましたよ。でも、行動に移すかどうかは別の話で、心が動くことを無理やり止めたりはしませんでした。行動に移して自分に言い訳ができなくなったこともあり、パートナーにシリアスに打ち明けて笑ってもらえたので、今に至るというところです。が、恋に落ちるというのは軽い感覚です。そのあと愛まで行くのか、恋のまま自分が翻弄されてボロボロになり汚くなっていくのかは、相手と自分の振る舞い次第です。

前に書いたかと思いますが、恋は女をキレイにしませんね。薄汚く、悲しい生き物にします。恋されることは女をキレイにすると思います。が、いかんせん、私は誰かに見られていたり、誰かに想われていることが苦手なので、極力気にしないできましたから、今でも誰かに恨まれており、いつか背中をナイフで刺されることがあったらどうしよう・・・というくらいひどい仕打ちをしてきました。デートだけしておいて、お金も相手が出すというので出してもらっておいて、食い逃げ・のみ逃げバイバイはとても多いパターンでした。私は若い頃からそういう意味で、長く続けたい人とは必ず割り勘にするか、自分で払うのです。恋に落ちるのも、恋に落ちられるのも、わりと簡単です。この世は余ったエナジーをどう使いたいか、わかっていない人々ばかりで溢れているのですから。

注;私がホッケープレイヤーのJoe Sakicが大好きなのは恋ではありません。これは信念です(爆)。彼という生き物が体現する世界の一部を自分のものにするために、私はWitness(目撃者)にならせてもらっています。あと何年プレイするかわからないですが、Vancouver Olympicでは、Joeといっしょに会場で泣くつもりです♪>金持ちになって行く予定でいるんだよ。

私には、自分が魅かれるものを持つ人を探すのにあまり苦労はこれまでありませんでした。今でも、「お、いいな、この人♪」と感じる人たちは山ほどいます。が、自分がコミットしたパートナーがいるので、お友だちとして、遠くから眺めたりして、好意はずっと続いていきます>とんでもない場面にその後遭遇しない限り。むしろ、複数の人をどんどん好きになり、困ってしまったことのほうがずっと多いです。人はおまんじゅうやおせんべじゃないですから、『どれにしようかな』では決められません。

さて、そこで最初のタクシーの運ちゃんに戻ってみて、1.が、気づかない「注文」が多いかもしれない、です。これは大いにあると思いますねぇ。私の場合は、生理的にダメな人はその場ですぐに省いてしまいます。他にもコレはダメだというのを、私はわりと若い頃から持ってきたので、トライアウトステージに行くまでにけっこうザルにかけているかもしれません。私はバカが嫌いです。少なくとも若い頃の私は、当時の自分よりバカな人が嫌いでした。それは学歴なんかではまったくなく、話す内容の論理性と物まねばかりではないオリジナリティでした。さらに、好みのタイプの容姿というのもわかっていましたしね。私の注文は、今になって想うとハードルが高かったのかもしれません。が、私のパートナーを見ると、きっと???となることでしょう・・・(爆)。

2.の自分の欠点に気づいていないかもしれない、というのもけっこう多いです。私は、ヒッピー文化をひきずって生きているので、足の毛を剃ることはしません。それがどうしてもイヤだという男の人に出会って、後頭部をガツーンと殴られたくらいびっくりしました。私の理屈としては、剃ったら、剃り忘れたときのほうが、剃らない状態のときよりずっと悲惨、∴剃り忘れる確率の多い私としてはそれを避けたほうが無難。なのですが、わからない人にはわからず、コレも生理的好き嫌いの領域に入るのでしょうね。さらに、私は大雑把な人間なので、料理のときに計量カップやスプーンは使わず、すべて現場処理の目分量でやります。そんなのが嫌いな人もいたことにもかなりびっくりしました。何かこだわりがあるようでした・・・。あとは、ホッケー会場で大声を出せるような女は嫌いだ、という人もいました。避けてくださってありがとう、と言いたいです。

3.にある恋や愛や結婚の定義や在り方については、世界観が関わるので、コレも大きな違いが出るものです。私は、若い人たちには自分が結婚しているにも拘わらず、「結婚なんてしなくてもいい。子どもを持ちたいかどうか考えて、Yesだったら女性は年齢だけ気をつけておけばいい。経済的自立だけして、自分をしっかり見極めていけば、選ぶ相手の質もどんどん上がっていくはず」と常日頃言っています。私などは別居状態がそろそろ6年になるので、他人に『超不健全な結婚』と言われていますが、特に自分たちではそうは思っていません。なんなら、明日にでも離婚してもいいくらいなのですが、結婚していることで今まで便宜がよかったこともあり、特に今急いで離婚する理由も見つからないです。紙があろうがなかろうが、私がパートナーと生涯、死ぬまでおつきあいしていくことは、絶対がない世の中で絶対なことなので、紙があろうがなかろうが、他人に不健全な結婚だと言われようがいいわけです。こういう結婚観や世界観が元で、うまく行くはずの関係もうまく行かないこともあります。理想の結婚や愛情関係が大きくズレていたら、きっとうまくはいかないことでしょう。パートナーと私は、ここのところの世界観が同じなので、特に紙がなくてもやっていけるし、サラリーマンの頃、とても便利だったので結婚してしまったわけです←かなり神を冒涜している発言なのかなぁ・・・。

というわけで、私は、恋そのものに落ちるのはなんら難しいことではないと思っています。結婚相手や長続きする相手を選ぶのは難しい、と言われれば納得します。♪命短し恋せよ乙女♪なので、バンバン恋してください。

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