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恋人に思ったことが言えない

そんな関係性は長続きしないということ、たぶん知っているけれども、できないんでしょうね・・・。原因としては:

  1. 嫌われたくない、否定されたくない
  2. 相手に合わせることで和を乱さず、いい塩梅の落としどころに収まると信じている
  3. 本音を言い合うことでお互いが不愉快になるのでガマン
  4. 自分に自信がない→意見にも自信がない
  5. とことん話し合うゆとりが相手にもないし、自分にもない

などが主たる原因ですが、これらはなぜ感じてしまうのか?それらは、恋をする前の自分というニンゲンの形成の「積み重ね状態」により感じるようになってしまい、この選択肢を選ぶことになってしまうのです。

多くのフロイト派は、成長の過程でが、などと言いますが、10代20代も進んでいくと、その後、自分で選択しているのか?とそもそものこの二択(自分が選んでいるのか、それとも廻りにいる他者に委ねてしまっているのか)に気付かぬまま、他人に選択を与えてしまい、自分の投票権を放棄してしまっている状態も、かなり見られますよね・・・。

そしてこれが昂じていくと、Locus of control 自己決定権が低くなっていくのですが、その蓄積にも気付かぬようになるわけです。そうなるとどうなりやすいか想像がつきますか?つきあっている相手の決定に沿っていくようになってしまいますので、ますます思ったことが言えなくなっていきます。

この自己決定権の形成が為されてこないと、大人になってもなかなか決められないぐずぐずで時間が掛かる分野が多い状態が続いていきます。

物事を行動化するときには、自分がしたい!と思うことが大切なのですが、誰かにやらされていたり、義務だとしたり、必要があって誰かに嫌われるからなどというものよりは、自分の価値観に沿ったもの、目的に合致したもの、楽しいものがいいわけです。

↓ この図のような

恋人といっしょにいても、相手のこれらの気持ちを重要だとし、自分の気持ちを軽く扱うというのは、Self-Esteem:自己肯定感が低いから、とも言えます。

ただ、自分の思いを通す、相手をくじけさせてまで思い通りにする、というのは、自己決定感が高いとは言わないですし、自己肯定感が高いとも言えないです。昨今、オンラインで記事を読んだり、発言小町などでこれらの人々の「自己肯定感」「自己決定感」が高いと誤解している表記が多いので、かなり戸惑っております・・・。(・・;)

ここで大切なのは、生きてきた=蓄積してきたさまざまなデータや体験や感情など、を見つめたときに、他者との関係性は常に「対等・イーブン」がいいのだと完結しているかどうか?ということです。誰かのために自分が犠牲になるというのを美徳と思わないことですし、もしも犠牲になったとしたら「自分のためにやっている」と思えるかどうかです。相手のためにやっていると思っているから、思ったことが言えないという悪循環に嵌ってしまうわけですから。

誰かに貸しも作らず、誰かに借りも作らず、常にイーブンになっていること、お確かめくださいね!

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