この悩みは2つに分けていかないといけないのではないか？と考えます。
発音に対して
・恥ずかしい
・正確な音が出せない
という2分野ですよね。結局、正確な音が出せないから恥ずかしいのか、恥ずかしいから正確な音が出せないのか、この順番をまず考えてみたほうがいいような気がします。この日本語の悩みの文章をそのまま受け止めると、ヘタだから恥ずかしいと受け止める人のほうが多いと思うんですが、英語そのものを発音も含め、話すことが恥ずかしいとか、日本語でも人前であまり話さない人もこの悩みを持っているんじゃないかと・・・。
どちらなのか？でアプローチ方法が違う気がするのです。
それゆえにPrecious One English Schoolでは、Listeningが上達する近道として、Motivationを上げるために発音矯正を1レッスン加えています。さらに、みんなの前でやらなくてもいいように、動画をお渡ししているのです。動画を見ながらひとりで、誰も見ていない自宅でやる分には恥ずかしくないじゃないですか・・・。
さらに、私のありようがかなりフランクでカジュアルなので、レッスンに慣れてくると、生徒さんたちは「うひ。話さない限りはレッスンが進まないんだ・・・」ということを実感します。なぜならば、弊校は、参加型なので、私が50％話して、生徒さんにも50％話してもらえるようになることを目標にしているからなのです＞決して私がラクをしたいからじゃないのですが、そう思われてOK（笑）。むしろ、話すのが楽しくなったら上等！最初は私だけでも、次第に他の人たちにも「日本語の話し方が変わってくる」というのを目標にしているのです。待っている受け身な感じではなくて、自分から疑問を解決したり、意見を述べたり、相手の理解を得ることが楽しい、といった風に変化してもらいたいのです。それが、英語だから。
同時に英語は日本語に比べて発話量が多いので、それに慣れてもらうためにも、参加型のレッスンにする必要があります。なぜならば、英語基礎コースが終わったら、発話量が多い英語のみで会話してもらうことになるからですっ！
全体的なSpeakingの中で、発音は入口に過ぎません。初対面の相手とは、確かに発音が不正確なままだと会話が成り立たないことが起き得ますが、職場や友人などであれば、英語が理解できていることをWritingや仕事ぶりや思いやりや笑顔で伝えることができれば、それで充分だと思いませんか？
だって、日本人だって、お国訛りがしっかり残っている外国人が話す英語が「まったくわからない」わけじゃないと思うんですね。だいたいわかる。むしろ、わからないことをわかるとうれしいくらいに、もっと聴いてみたくなる。理解に到達するとなんだかほこっとうれしい。
だったら、日本人も英語を話しながらそうなればいいんです。
劣等感を持つほどのことではないですが、発音を意識し始めると、Listening力が高まるので、Precious One English Schoolでは、Listeningの流れの一部としてしっかり発音のレッスンを1時間かけてやってもらっています。DictationやShadowingは効果がないことなども含めて、しっかり知識を蓄えて、心が軽くなるようにしていただいています。
なぜ日本人が正確な発音ができないのか？これは自明すぎて悩んでいる暇などないと思うんですよ。Listeningができていないからです＞聴けてない音は再現できないでしょ？（笑）聴けるようになれば、発話できるようになる可能性もぐんと上がります。あとは、日本語の音として置き換えない意識や、そのままをどうやれば発音できるのか？のコツを掴むだけです。
うまく発音できれば恥ずかしくない！という方はそれでいいですが、恥ずかしくて人前で話したり、初対面の人と話したりするのが苦手であれば、そっちも紐解いていかないとね！♬
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