英語基礎コースの最後のパーツは、Speakingできるようにという方向になっています。英語を学ぶのに効率がよく、基礎のキから入る順番があって、
- Listening
- Speaking
- Reading
- Writing
の順番ではあるのです、Nativesにとっては。けれども、日本の英語教育は、ReadingとWritingをListeningやSpeakingの10倍以上進めてしまっていますので、すでにある能力を使わない手はないわけです。ですので、ある程度の矯正を入れ込みつつ、平均的には最も苦手なSpeakingを最後のステージとしているわけなのです。
英語基礎コースでは効率や進歩を考えて敢えてこの順番
1.Listening→ 発音
2.Reading
3.Writing
4.Speaking
とにかく座学を避けていただくための、日常生活の中での生活習慣を変形させていただくことも並行してやっていくのです。そして最後にSpeakingで、気になるのが、実際に会話がたくさんできず、さほどスラスラ出てこないのであれば、せめて・・・。
相槌は打てるようにしよう!
という目標。なぜならば、英語の相槌はバラエティがたくさんあり、日本語の相槌の目的にもうひとつ、加味したすぐれモノだからです。
- 相手を話しやすくするため
- こちらが聴いていることや理解していることを、話を遮らずに伝えるため
- 感情を盛り込むため
この感情が伝わることがかなり大切なのよーう!とりあえず大切なのは、「聴けてるけど、返答しづらい」「私のご機嫌はとてもいいけど、詳細まで話せなくてごめーん!」くらいは伝わるのよぅ。だからこそ、ちゃんと相槌はしてもらいたいのです。
しかも、映画を見たり、実際に英語で暮らしている人たちの口癖に気付く前にもできることはあります。
形容詞や副詞を使うこと!
Wonderful!
Fantastic!
Really?
Exactly!
Fabulous!
Absolutely!
などなど、形容詞や副詞を使うだけで、感情である立ち位置がきっちり伝わるのでした。
ただ、哀しいことに、日本語での相槌は、「賛同すること」が多い。
はい。
うん。
そうなのー。
それで?
など、少ないものを使いまわしている感があるので、それをそのまま英語化している生徒さんは多いのです。
Yes
Yeah
Is that right? Really?
And? Then?
のようなもので、もっといろいろな種類があることに気付いていただけたらと思うのです。そうすると、感情が伝わるチャンスが増えるのです。能面のように、何を考えているかわからない、と判断されるのはつらい・・・。(・・;)
英語のコミュニケーションの目標は、「理解しあうこと」であり、日本社会での「和・協調」よりドライに感じる人は多いかもしれません。でも、会話が成り立てば、このように感情を織り交ぜることは可能なので楽しい!を経験することもできます(^^♪ 特に今後、映画やドラマを見て、会話にくっついているこの感嘆詞・間投詞に気付くようになると、さらに積み重ねの知識だけではなく、感情の機微もくっついてきます。もっと楽しくなるので、使えるようになる。
このいい感じの循環をクルクルまわしていきませう!
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