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承認欲求のわずらわしさ

Precious One English Schoolの英語基礎コースでは、心理レッスンで「動機」を1時間学びます。その中では、「承認欲求」の強さについて振り返っていただいております。けっこうなパーセンテージの日本人は、誰かに認めてもらいたい欲求が健全以上に強いです。なぜならば、やはり相対評価が効いていて、社会生活を営む上で、誰かに承認されていること、グループに健全に帰属している安心感がないと、かなり不安なのですよね。

承認欲求:「他人から認められたい、自分を価値ある存在として認めたい」という欲求のことで、「尊敬・自尊の欲求」とも呼ばれています。承認欲求には「自己承認欲求」と「他者承認欲求」の2つのタイプがある

この「自己承認欲求」と「他者承認欲求」の違いは、Maslowの欲求段階説の4段階目で説明しています。端的に説明すると、自己を鑑みたときに、自分の帰属している社会やそのメンバーたちから、尊敬尊重されたり、自信の裏打ちとなる評価をされたり、共通認識のある達成を賞賛されたり、地位・名声の獲得、利権や注目を得ることにより充たされるのが、「他者承認欲求」です。ここで停まってしまう人はとても多いのです。

その上に位置するのが、「自己承認欲求」で、自己尊重感、技術や能力の習得、自己信頼感、自立性などを得ることで満たされ、他人からの評価よりも、自分自身の評価が重視されるものであり、誰かに投票されずとも、気づかれずとも特に気にするものではないわけです。

こっちがホンモノ!↑

この問題点は、やはり相対評価です。基準点がそれなりにさまざまな分野で設けられていて、その水準以上になることを、なぜか自然に成り行きのように求めている心です。そうした社会とそのメンバーたちに囲まれるとそうなってしまうのも、「あーーー!仕方ないかぁ・・・」と思うことだってありますが、実際問題として、本人に大いなる+になることは、他者や社会からの人気投票の結果ではなく、自分自身を裏切らないことなのですけどね・・・。

私は割と若い頃からこの承認欲求 by 他者や社会バージョンとは縁切りができたのです。なぜならば、ちやほやされたあと、それをキープするのはものすんごくメンテが必要です。化粧や洋服などのファッションもそうだし、声掛けやいっしょにする行動なども必要だし、とにかく面倒くさい!気が散る!不連続な考えを必要とするエネルギーが掛かる!と、かなり早期に「嫌われてなんぼのもん」というくらいなところまで行ったのです。アルバイト先でも、仕事をきっちりしていれば評価は下がることはなく、上がるだけだし、人間関係がマイナスでなければ、特にプラスでなくともいいし、というけっこういい感じの落としどころのツボがわかるようになってきて、誰かとべったりする時期があったとしても、「所詮は自分だ!」という砦はキープしていた、醒めた10代だったように思います。

なので、HPの作り方やら毎日の記事の書き方など、コンサルタントの方々やその他のみなさまに大いにご指摘を受けることもあるんですが、自分のやりたいこと・やるべきことから離れてしまっては元も子もないと信じているので、媚びたり、オーバーな表現をしたり、料金を高めの設定にしたり、などはせず、いつも素のままでやっているので、人としては快適なのですが、商売に向かないのかもしれないですね・・・。 (・・;)

入ってくださった生徒さんにものすごく悪い評価をいただいたことはないんですが、個人的な環境事情で、来られなくなってしまう生徒さんは年に数人はおられます。必ず戻ってきてくれるように、休校措置などでカバーしているんですが、カムバック率はやはりその人に掛かっているとしか言いようがないのが、私の求心力の至らぬところです。

困ったことに、「英語がなければ生きていけない」ってほどの環境にどっぷり浸かっている人たちというのは、割合がものすごく少ないですからねぇ・・・。

ただ、私は率直に人を褒めることは上手だと自負しています!

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